麦蒔きほぼ終了 ― 2010/11/16 22:14
譲ってもらった麦の中1kgを蒔き終わった。あと0.3kgは間作等に回す。こちらは麦ワラが確保できるだけで十分だ。
先週に続いて今日も三田の畑で麦を蒔いた。
三田に行くのに相模川と中津川を渡る。今日は自転車だ。
渡る度に河岸段丘を上がる。畑に着く頃には息が上がっていた。時間がないので、休憩なしに種を蒔き始めた。
前回に蒔いた麦の発芽はまだない。
昨日までの2週間、まったく雨が降っていない。これからしばらく天候がぐずつくようなので、発芽が早まるかもしれない。12月中旬に本葉3枚ほどに生長したら麦踏するつもりだが、はたして麦踏ができるほど生長してくれるのだろうか?
麦踏で生長を阻害すると、麦は自らエチレンガスを発生させ、根の張りが良く、茎も太く短いしっかりした麦に育つらしい。
天候:晴れ、時々曇り 気温:3℃-13℃
作業時間:9:15-12:00(三田)麦蒔き
12:30-14:00(座間)収穫
不織布のトンネルで収穫期を逃しそうだったラディッシュ
種蒔きの時期をこまめにずらすべきだった。
収穫途中で、これだけのラディッシュ、一度にとても食べ切れない。当然、近所にお裾分け・・・
鶏燻製のガラでスープを取った。そのスープで長ネギをゆっくり煮たが、リーキ(西洋ネギ)のようには柔らかくならない。
せっかくなので、今日収穫したカリフラワーとこのネギを使ってクリームソース仕立てのスパゲティを夕食に作った。
見かけはあまりよくないが、とても美味しい。濃厚な味なのでラディッシュを生のままかじるとさっぱりして丁度よい。
材料:スパゲティ、ボイルホタテ、スープで柔らかく煮たネギ、茹でたカリフラワー、バター、オリーブ油(サラダ油)、塩、胡椒、バジル・ソース、生クリーム、パルメザンチーズ
①スパゲティは1%濃度の塩水で指定茹で時間より1分短く茹でる。
②フライパンにバターとオリーブ油を入れホタテを温めてから白ワインを加え強火でアルコールを飛ばす。
③①の茹で上がり1分前に②にネギとカリフラワーを入れ、塩・胡椒で味を調え、最後に生クリーム、バジルソース、パルメザンチーズを加える。
④③のソースと茹で上がったスパゲティをフライパンの中で和えて出来上がり。
農林61号とライ麦 ― 2010/10/13 19:32
先日の稲刈りの手伝いで、以前にお願いしていた小麦の種2kgをOSさんから譲ってもらった。
座間と三田の畑を合わせて660㎡の広さしかないので十分だろう。主に三田の大豆の栽培跡に播種する予定だ。
座間の圃場は風が強いので、東西に北側から畝間にライ麦を、それを補う形で11月から来春まで作付け予定がない畝で小麦(農林61号)を栽培してみる。いずれにしても、来年の作付け計画がはっきりしないと準備ができない。あとエンバクの種もあるので、隙間という隙間をこれら麦類で埋めて、土壌改良と敷き藁(麦藁)の確保をしたい。ビニール・マルチはしない方針なので、敷き藁の麦藁がどうしても必要だ。
農林61号は日本で栽培される小麦の代表的な品種で、誕生して60年余り、高い支持を受け栽培されてきている。いわゆる地粉の供給源で、主にウドンなどの材料とされている。その特性からパン作りには向かないという。
最近では米粉でパン作り、ケーキ作りなどもされているので、是非、パン作り、ケーキ作りに取り組んでみたい。
地粉でフルーツケーキを焼いてみたが、焼き上がりの瞬間にブランデーやウイスキーを多めにかけるので、粉の臭いなどで風味が損なわれることはなかった。
天候:曇り、一時雨 気温:19℃-26℃
作業時間:10:00-12:00
虫取り
コシャリの効果を高めるため、生きたままヨトウムシを捕らえ、容器に放り込んでいる。餌は十分に与えているが、狭い空間に押し込めているので、すぐに弱って死んでしまう。これが菌の感染によるものであれば、目的は達せられそうなのだが、試してみないことには結果が出ない。
ブロッコリーの葉の裏に産み付けられたヨトウムシの若齢幼虫に食われた葉の数からすると、中齢幼虫がもっとたくさんいてもよさそうだが、余り見当たらない。
畑のあちこちに多数見かけるアマガエルが捕食しているのだろうか。水槽にはまだまだアマガエルの予備軍、オタマジャクシが泳いでいる。
キャベツ畝の不織布のトンネルを防虫ネットに替えた。
この畝には全面混播(畝全面に多種類の種を蒔く)がしてあり、不織布では中の様子がわからない。その上、中を見ようと、少し引っ張ると穴が開いてしまうので、トンネルには不向きと判断して、防虫ネットに切り替えた。
あと1週間もうすれば間引き菜でサラダが出来そうだ。チンゲンサイ、コマツナ、ミズナ、ホウレンソウ、レタス、ニンジンのすべてが発芽しているかどうか確かめていないが、うまくばらけて生育しているように見える。
この方法では、普通なかなか発芽してくれないニンジンなどが簡単に発芽してくれるし、雑草などが繁茂しにくい。
観察:
ブロッコリーに頂花蕾(中心部に小さく見える)
ブロッコリー、カリフラワーはこの頂花蕾を食べる。
収穫まであと2週間ほどか・・・一方、カリフラワーは大きく成長しているものの、頂花蕾がまだ1つも見えない。
キャベツも虫に食われながら巻き始めた。
ゴーヤ喰う虫 ― 2010/09/29 19:09
夏の強い日差しを遮ってくれたゴーヤ(ニガウリ)に虫が大量に付き始め、虫食いの穴だらけで収穫できなくなってしまった。そろそろ撤収すべきなのか。
(虫が苦手な人には少しグロテスクな画像です)
虫食い穴のあるゴーヤの中にどれだけ虫が入っているのか調べてみる。ゴーヤを水槽に入れると、20匹以上のウリノメイガの幼虫が中から這い出してきた。
虫の付いていないゴーヤを探すと、新たに発芽した株のものだった。苦味が虫除けになっているはずだが、株が弱ってきてその効能が失われてきているようだ。
天候:晴れ 気温:18℃-25℃
作業時間:8:20-13:20
タマネギ播種
9月上旬に播種したタマネギの発芽が芳しくない。僅かに発芽した苗を捨ててしまうのは忍びないので、移植してみることにした。早生が2条(右側)、中生が3条分(左側)になった。
あまりに小さな苗なので活着してくれるだろうか・・・その上、11月の定植時の苗の大きさが重要だ。この中に収穫まで辿り着けるものはあるのだろうか。
中生の「泉州黄玉葱」は2袋分を播種(15条)
小さな種を細かく等間隔に蒔くのは難しい。
中晩生のF1種「ネオアース」は1袋分を播種(5条)
条間10cm、株間5mmで播種。
前回の発芽率が低かったので、溝に蒔いた種をフルイで細かくした土で覆い、板に体重をかけ鎮圧した。これで種と土がよく密着してくれたはずだ。籾殻や燻炭がないので、ワラ灰を代わりに畝面に散布しベタ掛けをした。最後に、雨が降ったばかりだが、水遣りをしてやっと終了した。
九条太ネギの畝の準備
長ネギ(一本ネギ)と同じように高畝にして、縦穴を開けて苗を落とし込むことを試してみる。同じ方法で定植した長ネギを2株だけ収穫してみると、生育は順調だった。畝の高さが低くなってきて軟白部の長さは20cmほどしかない。畝高は最初30cmあったのだが・・・
九条太ネギは白い部分も美味しいので、畝高を20cmにした。これで軟白部は15cm前後の長さが期待できる。
油かす(コーヒー缶2杯)と有機石灰(牡蠣殻コーヒー缶4杯)を散布し耕す。施肥の必要はなかったかもしれない。前耕作者が最後に堆肥をたっぷり入れて何度かトラクターで耕運してくれたらしいが、雨が降った後にドブ臭くなる。ドブ臭さは春よりもなくなっているはいる。未だに未熟な堆肥が土中で腐敗しているためだろうか。
明日は雨の予報なので、明後日に、条間15cm4条、株間5cmで苗を落とし込めるよう、太めの支柱で直径3cm深さ20cmの穴を開け植え付けをする予定。
観察:
ニンニク発芽
中国産のみが発芽。国産ニンニクの発芽はまったくない。
大蔵ダイコンが播種して4日で発芽していた。
双葉の色が白っぽくて少々元気がない様子。
ブロッコリーの様子
大きく成長したブロッコリーとカリフラワーがトンネルの天井に支えている。そろそろトンネルを外さねばならない。
アメリカ土産のキュウリ
4日前より一回り大きくなっているが、夏前に比べると生長がかなり遅い。外見も国産キュウリと違い白っぽく棘が大きい。
1+1>2 ― 2010/09/18 19:39
農作業は1人よりも複数の方がはるかに効率的だ。今日はこの数日の空白を埋めるため、午前中だけでなく午後も作業した。体調が万全でないので無理かなと思っていたが、応援があって予定した作業をほぼ終えることができた。
天候:晴れ 気温:23-30℃
作業時間:9:00-11:30 14:00-17:30
ハクサイの植え付け
ハクサイの苗の大きさは植え付けにはまだ小さいが、キスジノミハムシに穴だらけにされていたので、トウモロコシ畝だった場所に植え付けをし、すぐにトンネルを掛けた。モンシロチョウが匂いを嗅ぎ付けたのか周囲を飛び回っている。
畝の準備があまりできていなかったが、Aさんが手伝いに来てくれて、あっと言う間に完了してしまった。
ニンニク畝の播種準備
KMさんとMSさんが手伝いに来てくれる時間を勘違いしていて、時間が空いたので畝の準備をしてしまった。条間20cmで4条となるよう板で筋を付けた。
KMさんとMSさんが現れたので、ニンニクをほぐし1片ずつ15cm間隔で5cmほどの深さに押し込んでいく。
右側3列が中国産の食用ニンニク、左側1列が国産植え付け用ニンニク。野菜の種子は外国産が多い。栽培地が日本ならば国産になるようだ。来年6月に収穫できればすべて国産ということになるのだろう。
ニンニクの植え付けだけでは物足りない、ということなのでキャベツの畝の準備をしてもらった。畝作りは軽労働ではないのに楽しんでいる様子がいい。
20株ほど残っているキャベツ苗は、2条ちどりで株間40cmにすれば、すべて植え付けできそうだ。
今日は応援がたくさんあって元気をもらいました。ありがとうございます。
失敗から学ぶ ― 2010/09/10 21:08
三度三度の食事を作っていると、毎日のように登場するのがタマネギだ。老境に至っても、まだまだ洋風好みに偏っているのかもしれない。
JA厚木のグリーンセンターではタマネギの晩生の種が売り切れていた。仕方ないので早生と中生をそれぞれ1袋ずつ買ってきた。早生が350本、中生が250本の苗が用意できるよう種を蒔いた。
4月に、秋にタマネギの球根を植えて年内に収穫をできるよう、苗箱に市販の培養土を入れてタマネギの種を蒔いた。すべてが発芽し、途中まで順調だったが、しばらくするとほとんど枯れてしまった。水の遣り過ぎが原因のようだ。
今回は、畑に苗床を作り、直播にした。5mmほどの深さの溝に5mm間隔になるよう種を蒔き土を被せ、板で押さえつけるように鎮圧した。乾燥防止にベタ掛けと水遣りをし、保湿・保温のためその上から枯れ草を被せた。
これで発芽まで水遣りはしないつもり。とにかく水の遣り過ぎに注意だ。11月頃に太さ6,7mmの苗が育っていれば大成功。発芽がそろい、苗が均等に育つよう、慎重に苗床作りをしたつもりだが、どれくらい目的にかなった苗ができるだろうか。太すぎれば春にトウが立ってしまうし、細すぎれば冬を越せない・・・
全面混播方式でブロッコリーとカリフラワーの畝に数種類の野菜の種を蒔いておいたのが発芽した。
種類は分からないが、2,3種類の芽が出ている。
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