麦蒔き2010/11/07 18:51

相模田名でホタルを守る会を主宰しているOさんの麦(農林61号)蒔きを手伝いに行った。ここで麦刈りも経験してるKMさんもぜひ参加したいと遠路はるばるやって来た。
麦蒔きは点蒔きで手間がかかるが、その分応援がいるのであっと言う間に終わってしまう。
麦は温水消毒も塩水選もしていないが、失敗したことはないとのこと。そのため1箇所に蒔く麦はやや多めだという。
麦の点蒔き
あらかじめ開けてある穴に指三本で摘める小麦を落すだけ。
麦の点蒔き
覆土しなくても、稲の落穂があるので鳥に食べられてしまうことはない、とのこと。鳥にも稲の方が美味しいようだ。
お昼は先月に収穫したもち米で作るお赤飯と、近所の雑木林で採取した平茸の汁だ。これに持参したサトイモを加えた。
野外炊事
拾ってきた薪での炊事なので、火の番が欠かせない。結局、その火の番をしていて麦蒔きはできなかった。
野外炊事の赤飯とキノコ汁
キノコ汁には買ってきたエノキ茸と葉ネギを加えて出来上がり。次回は餅つきと雑煮なので九条太ネギも持参して、買ってくるものをできるだけ少なくしたい。
お赤飯とキノコ汁
キノコ汁は味噌で味付けしただけだが、何杯もお代わりしてしまうほどコクがあって美味しい。キノコの出汁が利いているのだろう。肥料に米ぬかしか与えていないサトイモの味が気になったが、久しぶりに美味しいサトイモだ、と評判は上々だった。
帰りに新米を5kgお土産にもらう。これで年会費500円。キノコ採りの名人もいる。様々な分野の人がいて学ぶが多い。

天候:晴れ 気温:10℃-19℃
作業時間:10:00-12:30(相模田名)
       13:30-14:30(座間)
トウガンを片付ける
トウガンの勢いもついに衰えを見せ始めたので、撤去して、ソラマメの畝として使うことにした。
これで夏野菜で収穫が残っているのは葉トウガラシの実「赤トウガラシ」だけ・・・でもない、フルーツトマトが赤く熟すかもしれない。風は晩秋らしく冷たいが、日差しはまだまだ強い。
この地域のある関東地方の緯度はスペインやイタリア南部よりさらに南にあるのだから、この時期に強い日差しがあっても不思議ではないのだが。