タマネギ苗に液肥2010/11/06 19:54

畑への道すがら、ベテランの方がタマネギの定植をしていた。こんなに早く植え付けするものかと、慌てて確かめてみた。植えているのは9月始めに播種した極早生種で、中生、中晩生は20日過ぎにを予定している、と言われ安心した。
さらに、中耕して化成肥料か液肥を与えるとよい、とアドバイスを頂いた。中耕し追肥することで、根が切れ、その後の生育が旺盛になるとのこと。
苗は順調に生育しているものの、やや密植気味なので、アドバイスに従ってみることにした。それに1年分のタマネギを確実に作る必要がある。畑に着くとさっそく畝間を中耕し液肥を与えた。化成肥料の類は必要ないと考えているので、米ぬかで作った液肥を薄めて畝間に撒いておいた。
タマネギの苗に追肥
米ぬかの液肥といっても、米ぬかに水を加え、乳酸発酵するだろうと、放っておいただけのものだ。蓋を開けると酸っぱい匂いがしたので乳酸発酵していそうだ。乳酸発酵は嫌気性なので、酵母菌によるアミノ酸生成も期待できるかもしれない。
余談になるが、乳酸菌の殺菌力は強烈で、重篤な食中毒を起こす黄色ブドウ球菌のコロニー(塊)に乳酸菌を入れると周囲の黄色ブドウ球菌が溶けるように消えてしまうほどだ。この力で土壌に生息する病原菌を退治してくれるとよいのだが。

天候:晴れ 気温:10℃-20℃
作業時間:9:00-10:00
タマネギの苗に追肥したついでにニンニクにも液肥を与えておいた。