タマネギの直播栽培 ― 2010/11/24 21:00
三田の畑の隣ではタマネギを直播栽培している。
前回見たときより苗が大きく生長している。このまま春までほとんど手を入れず、3月に15cm間隔になるよう間引くだけらしい。
750本以上の苗の定植が終わったタマネギ畑。春に間引いて「ぬた」等にして食べる小タマネギを入れると1,000本を越えている。畝の右(西)側に麦の種を蒔くスペースも用意。
種を条蒔きから点蒔きにするだけで、労力のかかる植え付けを省くことができる。
今日、植え付けた中晩生のタマネギの苗
左側の大きめの苗だけで180本。小さめの苗もすべて植え付け、3月に小タマネギとして間引きを兼ねて収穫する予定。
天候:晴れ 気温:8℃-14℃
作業時間:9:30-10:00(三田)
2回に分けて播種した小麦(農林61号)のその後の様子
2週間前に播種した小麦畑
1週間前に播種した小麦畑
発芽まであと2,3日かかるのか、まだ1株も発芽していない。
笊(ザル)菊
放っておけば自然に笊を伏せたように丸くなるのだそうだ。春に苗を分けてもらうことになっている。
三田の水仙
球根を10株分だけ掘り出し、座間に持っていく。植え付ける土手の土壌が合っていれば通路脇を彩ってくれそうだ。
10:30-15:30(座間)
イチゴ苗の採取
再び隣のNさんにイチゴの苗を採取させてもらう。その20株ほどは三田で共同管理しているYKさんのところに。
水仙の球根を植え付ける。
ラベンダーの周囲に水仙の球根を適当に植え付ける。自然の摂理に沿っていればよいのだが、どちらかが淘汰されてしまうかもしれない。
中晩生のタマネギ苗の採取
中生より4日遅れての作業だが、苗が丁度よい大きさに揃っている割合が多いようだ。根も深く張っている。直播ならば根を傷めないで済む。
ソラマメの間作に小麦(10cm間隔の点蒔き、1条)
ソラマメにはアブラムシがたくさん付く。麦がその防護壁。
麦蒔きほぼ終了 ― 2010/11/16 22:14
譲ってもらった麦の中1kgを蒔き終わった。あと0.3kgは間作等に回す。こちらは麦ワラが確保できるだけで十分だ。
先週に続いて今日も三田の畑で麦を蒔いた。
三田に行くのに相模川と中津川を渡る。今日は自転車だ。
渡る度に河岸段丘を上がる。畑に着く頃には息が上がっていた。時間がないので、休憩なしに種を蒔き始めた。
前回に蒔いた麦の発芽はまだない。
昨日までの2週間、まったく雨が降っていない。これからしばらく天候がぐずつくようなので、発芽が早まるかもしれない。12月中旬に本葉3枚ほどに生長したら麦踏するつもりだが、はたして麦踏ができるほど生長してくれるのだろうか?
麦踏で生長を阻害すると、麦は自らエチレンガスを発生させ、根の張りが良く、茎も太く短いしっかりした麦に育つらしい。
天候:晴れ、時々曇り 気温:3℃-13℃
作業時間:9:15-12:00(三田)麦蒔き
12:30-14:00(座間)収穫
不織布のトンネルで収穫期を逃しそうだったラディッシュ
種蒔きの時期をこまめにずらすべきだった。
収穫途中で、これだけのラディッシュ、一度にとても食べ切れない。当然、近所にお裾分け・・・
鶏燻製のガラでスープを取った。そのスープで長ネギをゆっくり煮たが、リーキ(西洋ネギ)のようには柔らかくならない。
せっかくなので、今日収穫したカリフラワーとこのネギを使ってクリームソース仕立てのスパゲティを夕食に作った。
見かけはあまりよくないが、とても美味しい。濃厚な味なのでラディッシュを生のままかじるとさっぱりして丁度よい。
材料:スパゲティ、ボイルホタテ、スープで柔らかく煮たネギ、茹でたカリフラワー、バター、オリーブ油(サラダ油)、塩、胡椒、バジル・ソース、生クリーム、パルメザンチーズ
①スパゲティは1%濃度の塩水で指定茹で時間より1分短く茹でる。
②フライパンにバターとオリーブ油を入れホタテを温めてから白ワインを加え強火でアルコールを飛ばす。
③①の茹で上がり1分前に②にネギとカリフラワーを入れ、塩・胡椒で味を調え、最後に生クリーム、バジルソース、パルメザンチーズを加える。
④③のソースと茹で上がったスパゲティをフライパンの中で和えて出来上がり。
秋の花盛り ― 2010/10/19 22:21
2週間ぶりに三田の畑で作業をした。サツマイモ掘りの予定だったが、共同管理者のYKさんから、もう少し様子をみませんかと提案された。サツマイモの様子が少しおかしい、と言うので、よく見ると新芽が出ている。薄緑色の葉は若葉そのものだ。収穫期の葉の黄ばみや枯れがない。
まるで初夏の頃のサツマイモを見るようだった。
周囲を見渡すと、秋の花がいたるところで咲き乱れている。
春のような華やかさはないが、上手に植栽をすれば立派な庭園になりそうだ。その分、草の勢いはよすぎるほどで、放置しておけば収拾がつかなくなりそうなので草取りをしながら、YKさんとタマネギと麦の作付けを相談した。来週に再びイモの様子を見て、葉が黄ばみ始めたら収穫してみるつもりだが、一体いつ収穫のができるのだろうか・・・もう小さなイモは太らないだろうか・・・
天候:曇り 気温:16℃-20℃
作業時間:9:00-11:30(三田) 11:45-13:00(座間)
三田:草取り、棘のあるつる草に手こずる。手袋をしていたが、腕のあちこちに引っかき傷ができ、手のひらにも棘が刺
さり夜になってもヒリヒリが取れない。
座間:ニンニクのわき芽かき。掻いたわき芽は昨日同様にイチゴ畝に移植したが、根が取れてしまったものは持ち帰り、天ぷらにして食べてみた。たくさんは食べられないが、滋養強壮に効きそうな珍味だった。
農林61号とライ麦 ― 2010/10/13 19:32
先日の稲刈りの手伝いで、以前にお願いしていた小麦の種2kgをOSさんから譲ってもらった。
座間と三田の畑を合わせて660㎡の広さしかないので十分だろう。主に三田の大豆の栽培跡に播種する予定だ。
座間の圃場は風が強いので、東西に北側から畝間にライ麦を、それを補う形で11月から来春まで作付け予定がない畝で小麦(農林61号)を栽培してみる。いずれにしても、来年の作付け計画がはっきりしないと準備ができない。あとエンバクの種もあるので、隙間という隙間をこれら麦類で埋めて、土壌改良と敷き藁(麦藁)の確保をしたい。ビニール・マルチはしない方針なので、敷き藁の麦藁がどうしても必要だ。
農林61号は日本で栽培される小麦の代表的な品種で、誕生して60年余り、高い支持を受け栽培されてきている。いわゆる地粉の供給源で、主にウドンなどの材料とされている。その特性からパン作りには向かないという。
最近では米粉でパン作り、ケーキ作りなどもされているので、是非、パン作り、ケーキ作りに取り組んでみたい。
地粉でフルーツケーキを焼いてみたが、焼き上がりの瞬間にブランデーやウイスキーを多めにかけるので、粉の臭いなどで風味が損なわれることはなかった。
天候:曇り、一時雨 気温:19℃-26℃
作業時間:10:00-12:00
虫取り
コシャリの効果を高めるため、生きたままヨトウムシを捕らえ、容器に放り込んでいる。餌は十分に与えているが、狭い空間に押し込めているので、すぐに弱って死んでしまう。これが菌の感染によるものであれば、目的は達せられそうなのだが、試してみないことには結果が出ない。
ブロッコリーの葉の裏に産み付けられたヨトウムシの若齢幼虫に食われた葉の数からすると、中齢幼虫がもっとたくさんいてもよさそうだが、余り見当たらない。
畑のあちこちに多数見かけるアマガエルが捕食しているのだろうか。水槽にはまだまだアマガエルの予備軍、オタマジャクシが泳いでいる。
キャベツ畝の不織布のトンネルを防虫ネットに替えた。
この畝には全面混播(畝全面に多種類の種を蒔く)がしてあり、不織布では中の様子がわからない。その上、中を見ようと、少し引っ張ると穴が開いてしまうので、トンネルには不向きと判断して、防虫ネットに切り替えた。
あと1週間もうすれば間引き菜でサラダが出来そうだ。チンゲンサイ、コマツナ、ミズナ、ホウレンソウ、レタス、ニンジンのすべてが発芽しているかどうか確かめていないが、うまくばらけて生育しているように見える。
この方法では、普通なかなか発芽してくれないニンジンなどが簡単に発芽してくれるし、雑草などが繁茂しにくい。
観察:
ブロッコリーに頂花蕾(中心部に小さく見える)
ブロッコリー、カリフラワーはこの頂花蕾を食べる。
収穫まであと2週間ほどか・・・一方、カリフラワーは大きく成長しているものの、頂花蕾がまだ1つも見えない。
キャベツも虫に食われながら巻き始めた。
サツマイモ不作の原因は・・・ ― 2010/10/05 20:38
平日に車の使える時間が午前中に限られているので、なかなか三田の畑に出かけられなかった。月曜日が久しぶりに晴天に恵まれたので、サツマイモの試し掘りをした。
共同管理者のYKさんと9時半頃からサトイモを掘る。植え付けたのが普段より1ヶ月近く遅いので、多少の生育不足を覚悟していたのだが、思っていた以上に不作だった。
手ごろな大きさのものだけを収穫して、蔓はそのまま残しあと3週間ほど様子を見ることにした。
不作の原因は、この夏に長く続いた猛暑を筆頭に、日照不足(畑の周囲で桑などが茂っていて、真夏でもサツマイモが日光の直射を受けるのは4,5時間ほどか)、窒素過多による蔓惚け等が考えられる。猛暑続きといっても、座間の圃場の周囲では、サツマイモの出来が悪くない。畑の東端にサツマイモを植え付けたので、一番日の当たらない場所だったので、日照不足も原因の1つと言えるかもしれない。窒素過多かどうか、大豆を引き抜いてみると、根粒菌の瘤がほとんどついていない。根粒菌の瘤が少ない時は、窒素過多が考えられる。原因はどれも完全に否定しきれない。
来年は、サツマイモの植え付けを畑の中央部の日当たりのよい場所にして、施肥(今年も施肥をしていない)は一切しないようにしよう。日照り続きならば水遣りも必要かもしれない。
天候:晴れ 気温:19℃-27℃
作業時間:9:30-10:30(三田)
10:50-13:00(座間)
虫取り
ブロッコリーに中齢のヨトウムシ。
ブロッコリーなどのアブラナ科類にはこれだけだった。
ラッキョウの定植
タマネギの苗床のとなりに球根を植え付ける。
(振れてしまい、ピントがボケています)エシャレット(エシャロットではありません)として収穫するつもりなので、植え替えをして長ネギのように軟白栽培する予定。
ワケギの定植
ワケギの球根
ワケギの植え付け
発芽しているものが多く、芽が地表にでるよう植え付けた。
大蔵ダイコンの間引き
本葉が出始めてきたので3本に間引いた。周囲にはスイスチャードが大量に自然に発芽している。スイスチャードの若い中はホウレンソウ代わりにして違和感がない。
観察:
タマネギの発芽
2度目の播種で、中生も中晩生も揃って発芽してくれた。
一昨日、ベタ掛けを外すと、またもモグラとコガネムシの幼虫が地中を這ったのか、大きく、あるいは小さく土が盛り上がっていた。春には、これが原因でニラが3分の1くらいしか発芽しなかった。まだ発芽していなかったので、板を使って強く鎮圧しておいた。翌日に雨が降ったのも幸いだった。
今日も土が浮いてしまっているところがあったので、レンガで押さえ付け鎮圧し、ベタ掛けを外したままにしておいた。
秋桜(コスモス)が盛り
庭園(Garden)を名乗っているので花も大事な存在。
ブロッコリーとカリフラワー
防虫ネットの抑圧がなくなり、伸び伸び、生き生きしてきた。
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