ゴーヤは熱帯産2010/08/29 21:17

明るい赤やオレンジ色の果実は熱帯を連想させる。
熟したゴーヤ
四阿内に蔓を伸ばしたゴーヤの実が熟した。これほど華やかだとは思いもしなかった。赤い果肉に包まれた種子は口に入れると甘い。この甘さが鳥を引き付けるのだろう。

先日、ホテルのベーカーリーで1斤370円もする食パンを買った。バターの香りがして、やはり高級なパンは違うと、勘違いしていた。原材料を見ると、バターなどは使っていない。味覚には敏感、と自負していたが、見事に裏切られた。
バターの代用品のマーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸が問題だ。欧米諸国ではトランス脂肪酸の含有量が制限されている。日本では野放しのようだ。
まさか、ホテルで作っているパンまでも、と疑いもしなかった。

いずれにしても、小麦とライ麦の栽培をする予定でいたが、本気で取り組む必要がありそうだ。畑に石窯を作りたいが、契約でそれができない。とりあえずパン焼き器を買いたくなった。1万円ほどの出費で済みそうだ。毎日食べるものは本物がいい。代用品は経済的だが・・・農業のコストは工夫と努力次第でいくらでも下げられるだろう。

雨が降らない2010/08/07 19:19

もう何日も雨が降っていない。刈ったばかりの青々とした草をマルチしたサトイモの畝もすっかり乾き切っている。
サトイモの畝
3日毎に60リッターの水遣りをしているが、これだけ乾燥していると1日おきにしないと生育に影響が出そうだ。周囲の通路の草を刈りつくしてしまって褐色が目立つ。
夏野菜の畑の通路もほぼ草がなくなり普通になった・・・
トマトとナスの畝
トマトとナスの畝
赤シソ、葉トウガラシ、ナス、ピーマンとラッカセイ、トマトの畝
赤シソとラッカセイの畝
こちらも除草とラッカセイの土寄せですっきり
長ネギと赤シソの畝
長ネギと赤シソの畝
通路には雑草が残っているが、もう少し生長してから長ネギの畝の草マルチにする予定。

褐色が目立つ畑には潤いが感じられない。四阿に戻りドライ・トマトを見上げると、異変・・・
ドライ・トマトとアマガエル
鮮やかな赤だけのはずが、滑らかな緑色の物体が動く・・・巨大な芋虫?・・・アマガエルだった・・・
トマトとアマガエル(拡大)
赤と緑、派手な色の組み合わせだが違和感はない。

今日の農作業
昨日、施肥の溝を掘ったので、牛ふん堆肥(一輪車2杯)と米ぬか(バケツ2杯)を投入し土を被せる。あとは石灰の散布。
溝施肥完了
疲労が蓄積しているのか、ここまでで精一杯だったが、KMさんとMSさんが応援に来てくれた。
最初に自分たちで栽培している栗カボチャの受粉作業
栗カボチャの人工授粉

キュウリ(Sumter)の苗3株を植え付け
エンバクを刈り取り、苗1株に対して直径50cm、深さ30cmの穴を掘り、牛ふん堆肥(一輪車1/2杯)、米ぬか(バケツ1/3杯)を投入。
キュウリの元肥
畝を立て苗を植え付ける。
キュウリ苗の植え付け
草でマルチとたっぷり水遣りをして完了。

ナスの更新剪定
ナスの更新剪定
加茂ナスと中長ナス(千両2号)の中でやや勢いがないものだけを1株ずつ枝を1/3まで切り詰め、スコップで根切りと施肥をしてから水遣り・・・で、これも完了。

冬瓜の味噌汁2010/08/04 20:41

季節が移ろうたびに収穫物の顔ぶれが変化する。今もっともインパクトのある作物は冬瓜かもしれない。
今日の収穫
とにかく大きいし数もあって、あちこちに転がっている。関東で生まれ育ったためか、冬瓜には馴染みがない。
沖縄出身のAさんが久しぶりに顔を見せた。沖縄では冬瓜を味噌汁にするのが一般的で、ダイコンの味噌汁より頻繁に食べられるとのこと。食べなれると病みつきになるとも言われた。夕飯に冬瓜の味噌汁と作ってみたが、まだ病みつきなるか分からない。冬瓜としては大きくないものだったが、味噌汁だけではもてあますので、明日は鶏そぼろ餡かけにしてみるつもり。
野菜の作付けの計画をする時は、どう食べるのか、レシピまで視野に入れておくべきなのだろう。長ナスと加茂ナス、双方とも味はよいが食味はまったく異なる。火を通しても歯ごたえがありコクのある加茂ナスは田楽が定番だが、長ナスはとろっとした舌触りで味にクセがない。麻婆ナスにしたら美味しそうだ。

カボチャ、どうしましょうか2010/08/01 20:00

カボチャと冬瓜の蔓が絡み合い、収拾がつかないほど繁茂していて管理の手が行き届きません。
カボチャと冬瓜
うっかり畝に入ると蔓を踏み潰してしまいそうです。
KMさん、MSさん、受粉させた果実が大きくなってきていますよ。
生育状況を確認するために慎重に踏み込んでみました。
未熟のカボチャ
収穫間近に見えますが、果こう(果実が蔓と繋がる部分)がまだ青々としています。本来ならば「玉直し」をして果実に満遍なく日を当てる作業が必要なのですが、葉が繁茂していて、果実をどう動かしても日に当てることはできません。
収穫間近のカボチャ
こちらは果実の表面がのっぺりしていません。果こうもコルク化しているようにも見えますが、確認していません。コルク化していて、ひびが入っているようでしたら熟しているので収穫できます。まったくの放任栽培ですが健全に育っているようです。収穫後、デンプンが糖に変わるまでしばらく時間を空けた方がよい、とあります。
スーパーで市場調査?をしてみました。野菜は春からの天候異常のためか、どれも値段が高い。夏野菜はどれも順調に生育しているので家計の助けになっています。
せっかく順調に生育しているカボチャ、収穫時期をきちんと見極めて大事に収穫したいですね。完熟したものを収穫すれば保存が利きますので、時間があるときに受け取りに来てください。これも試食しておきましょうか・・・

カボチャではなかった2010/07/05 20:33

自生していたウリ類を移植した。てっきりカボチャとだと思い込んでいた。近くの畝のカボチャらしきものの葉が大きく勢いを増して収拾がつかなくなり始めているが、ズッキーニの脇にカボチャを期待して移植したものの葉はいつまでたっても大きくならない。
ウリ類とエンバク
バンカープランツのエンバクの中を這わしているので、かき分けてみないと様子がわからない。
先日、受粉したような雌花があったので、確認してみた。
ウリ?
これはどう見てもカボチャではない。マクワウリか何かウリの類ではないか。もしそうならば、果物類がほとんどないので糖分たっぷりに育てたい。
そういえば、生育が遅れていた小玉スイカの実がついた。
小玉スイカ
スイカ、ウリ、トマトいずれも野菜に分類されているのだろうが、甘みが強ければ果物といえそうだ。欧米人に言わせれば、トマトは果物になるらしい。
甘みの元は炭水化物だ。梅雨時の好天に恵まれないときに光合成はあまり期待できない。炭水化物を多く含む有機肥料が甘みをつけるには有効だという。
今日は大きく育った大玉トマト2個を収穫
熟した大玉トマト
これから色とりどりの夏野菜が楽しめそうだ。トウモロコシの黄色が加わってくる。