カボチャ、どうしましょうか2010/08/01 20:00

カボチャと冬瓜の蔓が絡み合い、収拾がつかないほど繁茂していて管理の手が行き届きません。
カボチャと冬瓜
うっかり畝に入ると蔓を踏み潰してしまいそうです。
KMさん、MSさん、受粉させた果実が大きくなってきていますよ。
生育状況を確認するために慎重に踏み込んでみました。
未熟のカボチャ
収穫間近に見えますが、果こう(果実が蔓と繋がる部分)がまだ青々としています。本来ならば「玉直し」をして果実に満遍なく日を当てる作業が必要なのですが、葉が繁茂していて、果実をどう動かしても日に当てることはできません。
収穫間近のカボチャ
こちらは果実の表面がのっぺりしていません。果こうもコルク化しているようにも見えますが、確認していません。コルク化していて、ひびが入っているようでしたら熟しているので収穫できます。まったくの放任栽培ですが健全に育っているようです。収穫後、デンプンが糖に変わるまでしばらく時間を空けた方がよい、とあります。
スーパーで市場調査?をしてみました。野菜は春からの天候異常のためか、どれも値段が高い。夏野菜はどれも順調に生育しているので家計の助けになっています。
せっかく順調に生育しているカボチャ、収穫時期をきちんと見極めて大事に収穫したいですね。完熟したものを収穫すれば保存が利きますので、時間があるときに受け取りに来てください。これも試食しておきましょうか・・・

放任栽培2010/08/02 20:20

野菜栽培している人でも、一目で何の畑かわからないだろう。
小豆の畝
一瞬、小豆は全滅か・・・と心配になったが、そうでもない。
小豆の花
自然のまま放置して栽培の方針だったが、野草の勢いに小豆が圧倒されているので、大きく生長している野草だけ刈ることにした。小豆の生育状況を観察すると悪くなさそうだ。害虫を引き受けてくれている野草もあった。
自生のバンカープランツ
灰色のカメムシらしき昆虫がたくさん取り付いている。周囲の小豆には見当たらない。支柱代わりになっている野草もあった。途中で除草を止めることにした。

隣の大豆畑はどうか?
大豆畑
こちらも雑草の勢いがよいが、大豆も負けていない。実の付きは悪くなさそう。目立ったカメムシなどの害虫被害もない。
実を付けた大豆
こちらは手を付けず、道路沿いの除草をする。自然のままの放任栽培とはいえ、見て心地のよい畑にしたい。自生の黄花コスモスなどはできるだけ刈らないようにしている。

サツマイモ、こちらもほとんどほったらかしだ。
除草前にサツマイモ畝
簡単に除草して、蔓返しをした。
蔓返ししたサツマイモ畝
蔓の節々から根を出し、畝間の通路に張り付いていた。放置すれば、葉の光合成で得られた栄養が途中の根に吸収され、イモに行かなくなってしまう。

三田から座間へ
渋滞の座架依橋
時間帯によっては座間から厚木方向は大変混雑するので、出かける時間には注意が必要だ。

カボチャの収穫時期は・・・?
カボチャの果こう
果こう(果実と蔓の繋ぎ目)はまだコルク化していない。収穫までまだ間がありそうだ。
摘心など蔓の剪定は一切していないためか、周囲を見回すと、すぐ近くに2つほど果実があった。どれも生育は悪くなさそうだ。うどん粉病に罹った葉も見当たらない。
カボチャ3個
カボチャが3つあるのが判るだろうか・・・手前は「玉直し」の必要はなかったが、奥にあるものは地面に接しているところが黄ばんでいたので「玉直し」をしておいた。

これは何でしょう?
長ナス
長ナスの果実が逆立ちしています。長さが30cmにもなるので、この先どうなっていくのか興味深い、このまま逆立ちしているのか・・・途中から曲がってしまうのか、それとも普通に垂れ下がってくるのか・・・

やりくり2010/08/03 19:46

遅効性の有機肥料を使いながら、限られた広さの畑で計画した作物をすべて栽培しようとすると苦労が多い。植え付けや種蒔きの1ヶ月前には元肥の施肥をしたい。秋・冬の主たる作物はアブラナ科が多いので、春に葉菜類を栽培した畝だけではスペースが足りない。
ギシギシをバンカープランツにしてジャガイモの連作を考えていたが、秋・冬野菜の畝を準備できる場所が他にないので、秋ジャガイモを予定していたスペースに溝施肥(牛ふん堆肥+米ぬか)をし秋・冬野菜(キャベツ、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー)の畝の準備とした。
ブロッコリーとキャベツの畝
これだけでは足りないので、九条太ネギとスイスチャードを混植した畝も空けることにして、九条太ネギをサトイモの東側に移植した。
移植した九条ネギ
明日はスイスチャードを撤去して溝施肥をしておきたい。
九条ネギとスイスチャードの畝
今日はYSさんの手伝いがあったので、ニラも九条ネギの隣の空きスペースに移植してもらった。

ピーマンが病気でもないのに何となく元気がない様子なので、時間を掛けて観察すると、1株にカメムシらしき昆虫がびっしり付いている。隣の株の葉の裏には卵が植えつけられていた。調べてみると、成虫も卵もホオズキカメムシらしい。
ホオズキカメムシの卵
ホオズキカメムシの卵
ピーマンの害虫、ホオズキカメムシが茎にびっしり
ピーマンとホオズキカメムシ
殺虫剤(サラダオイル1+水5+石鹸水=乳化剤)を散布した。毒性はないものの効果はある。
駆除されたホオズキカメムシ
呼吸器官の気門がふさがれ窒息しているようだ。この殺虫剤には残留する毒素もないので、近い中に再び散布が必要かもしれない。オイル成分が多いので、洗い流さないとピーマンが枯れるおそれがあるので水をかけておかないといけない。

夏真っ盛りで陽射しは依然として強いが、吹く風と畑の光景に何となく「秋近し」を感じる。
畑の全景
YSさんの応援もあって、気温が高いにもかかわらず、農作業が予定より進んだ。

冬瓜の味噌汁2010/08/04 20:41

季節が移ろうたびに収穫物の顔ぶれが変化する。今もっともインパクトのある作物は冬瓜かもしれない。
今日の収穫
とにかく大きいし数もあって、あちこちに転がっている。関東で生まれ育ったためか、冬瓜には馴染みがない。
沖縄出身のAさんが久しぶりに顔を見せた。沖縄では冬瓜を味噌汁にするのが一般的で、ダイコンの味噌汁より頻繁に食べられるとのこと。食べなれると病みつきになるとも言われた。夕飯に冬瓜の味噌汁と作ってみたが、まだ病みつきなるか分からない。冬瓜としては大きくないものだったが、味噌汁だけではもてあますので、明日は鶏そぼろ餡かけにしてみるつもり。
野菜の作付けの計画をする時は、どう食べるのか、レシピまで視野に入れておくべきなのだろう。長ナスと加茂ナス、双方とも味はよいが食味はまったく異なる。火を通しても歯ごたえがありコクのある加茂ナスは田楽が定番だが、長ナスはとろっとした舌触りで味にクセがない。麻婆ナスにしたら美味しそうだ。

アブラナ科の苗床にネット2010/08/05 19:56

7月下旬に種を蒔いたアブラナ科の作物、キャベツ、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの葉に虫食い。葉の裏を見ると小さなコナガの幼虫が何匹もいる。鉛筆の芯より細く小さいのでよく注意しないと見つからない。
モンシロチョウの姿が多いので、防虫に苗箱を逆さにして蓋をしておいたが、網目が大きくてコナガには効果がない。
苗箱で防虫
仕方ないので、苗についたコナガの幼虫を取り除きネットを掛けた。畑では洗濯バサミが何かと役に立つ。
苗床のネット
最初からこうすればよかったのだが・・・不精でいけない。

反省してキャベツの畝の準備をした。早朝から鍬を振るう。朝食前で空腹感に悩まされるが、日中の暑さよりましだ。
キャベツ畝と通路
畝間の通路の幅が狭く、一輪車での運搬に支障があったので、畝を削り通路の幅に余裕を持たせた。