シソ・ジュース作り2010/08/06 20:30

秋・冬野菜の準備でこの数日早朝から重労働が続いている
キャベツの施肥用の溝
三田の畑は黒ぼく土でさくさくして軽く、スコップでも鍬でもさほど力を入れなくても作業は進むが、座間の畑は粘土質で踏み固めた場所でなくても簡単にスコップも鍬も入らない。スコップに体重を乗せても僅かにしか土の中に入っていかない。
6時前でも25℃以上の気温で施肥用の溝を掘っているとすぐに汗が噴出す。途中で何度も水分補給するが焼け石に水で、9時過ぎに帰宅すると食事より水分補給が先になる。スーパーで1リットル200円弱のアセロラ・ドリンクを炭酸で割って喉を潤していた。適度な酸味と甘みで人心地付く。しかし原材料を見ると添加物ばかり・・・鮮やかな赤い色を見て「シソ・ジュース」作りを思い付いた。

シソ・ジュース4ℓのレシピ
材料
赤シソ(300g~400g)と青シソ少々(青シソの方が香りが強いらしい)
砂糖(グラニュー糖)1.3kg
クエン酸ティースプーン2杯
※砂糖とクエン酸は味を見ながら調整
レモン・ピール(シソのクセを緩和するため)

①シソは輪ゴム等で束ね、沸騰した湯に
シソを熱湯に
15分ほど煮出し、取り出す。
シソを取り出す
シソの香りにはやや癖があったので、シソを取り出した後、自作のレモンピールを加えてみた。
②3倍に希釈して飲用するので、それを念頭に砂糖(甘み)とクエン酸(酸味)を加え味を調える。
クエン酸できれいな赤い色に
クエン酸を加えると、それまでにごっていた煮汁がきれいな鮮紅色に変わる。
③アルコール消毒しよく乾かした容器を用意しておき、シソ・ジュースが冷めてきたら漉して保存。
シソ・ジュースを漉す
保存は1年くらい出来たが、美味しく味わえるのは3ヶ月ほど
保存容器のシソ・ジュース
出来上がりを試飲してみる。
シソ・ジュース試飲
2倍希釈ではやはり味が濃すぎるので3倍にしてみると丁度よいようだった。レモン・ピールが効いているのか、シソの癖は消えている。

雨が降らない2010/08/07 19:19

もう何日も雨が降っていない。刈ったばかりの青々とした草をマルチしたサトイモの畝もすっかり乾き切っている。
サトイモの畝
3日毎に60リッターの水遣りをしているが、これだけ乾燥していると1日おきにしないと生育に影響が出そうだ。周囲の通路の草を刈りつくしてしまって褐色が目立つ。
夏野菜の畑の通路もほぼ草がなくなり普通になった・・・
トマトとナスの畝
トマトとナスの畝
赤シソ、葉トウガラシ、ナス、ピーマンとラッカセイ、トマトの畝
赤シソとラッカセイの畝
こちらも除草とラッカセイの土寄せですっきり
長ネギと赤シソの畝
長ネギと赤シソの畝
通路には雑草が残っているが、もう少し生長してから長ネギの畝の草マルチにする予定。

褐色が目立つ畑には潤いが感じられない。四阿に戻りドライ・トマトを見上げると、異変・・・
ドライ・トマトとアマガエル
鮮やかな赤だけのはずが、滑らかな緑色の物体が動く・・・巨大な芋虫?・・・アマガエルだった・・・
トマトとアマガエル(拡大)
赤と緑、派手な色の組み合わせだが違和感はない。

今日の農作業
昨日、施肥の溝を掘ったので、牛ふん堆肥(一輪車2杯)と米ぬか(バケツ2杯)を投入し土を被せる。あとは石灰の散布。
溝施肥完了
疲労が蓄積しているのか、ここまでで精一杯だったが、KMさんとMSさんが応援に来てくれた。
最初に自分たちで栽培している栗カボチャの受粉作業
栗カボチャの人工授粉

キュウリ(Sumter)の苗3株を植え付け
エンバクを刈り取り、苗1株に対して直径50cm、深さ30cmの穴を掘り、牛ふん堆肥(一輪車1/2杯)、米ぬか(バケツ1/3杯)を投入。
キュウリの元肥
畝を立て苗を植え付ける。
キュウリ苗の植え付け
草でマルチとたっぷり水遣りをして完了。

ナスの更新剪定
ナスの更新剪定
加茂ナスと中長ナス(千両2号)の中でやや勢いがないものだけを1株ずつ枝を1/3まで切り詰め、スコップで根切りと施肥をしてから水遣り・・・で、これも完了。

ラッカセイとキュウリ苗の様子2010/08/08 16:33

今日は日曜日なのでゆっくり畑に出かけ、観察と水遣りだけ。自家採種した種から栽培している落花生は草勢がよいので、除草する以外は放ったらかしだった。葉が邪魔になり花のつき具合もよく確認していなかった。豆類は草勢だけで生育状況を判断できない。
ラッカセイ
黄色い花が落ちると先端(子房柄)を延ばし、土に潜り込んだ後にその先端に実をつける。この子房柄の数だけ実が付く。下から様子を見るとたくさんの子房柄が土に入っている。あと1ヵ月半(播種後130~135日で収穫が標準とある)ほどで収穫か・・・

昨日、植え付けたキュウリ(Sumter)
キュウリの苗1
元気がない、たっぷり水遣り
キュウリの苗2
こんなものか・・・
キュウリの苗3
元気だが、ウリハムシが取り付いている・・・虫除けにアンドンが必要か・・・

恵みの雨だが・・・2010/08/09 19:46

待望の雨が降った。それもかなりの降雨量だった。水槽の水も毎日40リットルの補給が必要になっていたが一息つけそうだ。
ほぼ空になりかけていた水槽
水槽1
50mmほどか、降雨量のまま水かさが増していた。

水位が半分になっていた水槽(手前)
満水になった水槽
四阿の屋根の雨水が取水できなければ満水にはならなかったはず。さらに工夫を重ねれば、サトイモ畝の乾燥対策もできそうだ。

雨が降って一つ困ることは、熟したトマトの実割れだ。トマトの様子を見に行くと、案の定、熟したトマトの多くが実割れしていた。今日から明日にかけて再び雨の予報が出ているので、実割れしたものはすべて収穫してしまった。
実割れしたトマト
ドライ・トマト用のボルゲーゼがほとんどだった。ボルゲーゼは酸味がなく、皮が薄い。生食しても酸味がないため味にメリハリがない。半面、ソースによっては酸味が邪魔になる。トマトの加工といえば、やはりトマト・ソースしか思いつかない。

トマト・ソースの自己流レシピ
材料:ニンニク、バジル、オレガノ、トウガラシ、タマネギ、トマト、オリーブ油、バター・・・あとセロリがあるといいな・・・
(野菜類で栽培できなかった、ニンニクとタマネギ以外は、すべて自家栽培したもの)
トマトソースの材料
オリーブ油とバターで潰したニンニクとトウガラシを炒める。
ニンニクとトウガラシ
タマネギが透き通るまで火を通しオレガノを加える。
タマネギとオレガノ
トマトとバジルを加えて煮込む。
トマトとバジル
5分ほど煮込むとこんな感じ。
煮込んだトマト・ソース
これからも実割れトマトが出てくるので、これに加え、量がまとまったところで漉して冷凍保存する予定。明日は新しいトマトにパセリも加えてみよう。

朝顔の薬効2010/08/10 20:49

先月だったか、新聞の投稿欄に朝顔が虫刺されによく効くというのがあった。その頃、四阿で休息をとっていると蚊に刺され痒くて仕方なかった。
除虫菊でも植えておけば防げるのではないかと、種をあちこちだ探したが見つからなかった。除虫が出来ないのならば、せめて虫刺されに効くものはないか調べているうち朝顔の意外な効能に行き当たった。朝顔の葉をちぎって揉んだものを患部にこすり付ければよい、とあった。
それでは、朝顔の種を買ってきて蒔こうか、と思っていたが、除草中にYSさんが「これは朝顔だ」と言っていたのを思い出した。
さっそく、四阿の東側の柱と水槽の間に移植した。
朝顔
移植した後に雨が続いたこともあって勢いを取り戻してくれたようだ。南東側にはゴーヤが茂っているので、この北東側に朝顔が茂ってくれると、日除けにもなってくれそうで助かる。
皮肉なもので、朝顔のおかげで虫刺され対策が整ったところで、蚊を見かけなくなった。一時、貯水槽にはボウフラがたくさん湧いていたが、オタマジャクシに食べられてしまったのか、1匹もいなくなっていた。
朝顔はもともと薬として日本にやってきたらしい。Wikiで調べると、種子は「牽牛子」(けんごし)とよばれ利尿、下剤の生薬となる、とある。こちらは素人判断で使うのは危険だろう。
やがて咲く花を楽しもう。千利休も愛でた花だ。