液肥の温度が急上昇2011/01/12 20:58

ほぼ毎日、液肥の攪拌を続けている。今日になると酪酸臭はほぼ消えて、液肥に直接手を触れても冷たさを感じなくなった。容器全体も気のせいではなく温かな感じだ。
よく攪拌してから温度を測った。固形分が浮いて細かい気泡が覆っている箇所の温度は15.5℃もある。
液肥の温度15.5℃
同じ深さで固形物や気泡がない場所は11.7℃。
液肥の温度11.7℃
日当たりにある水槽の水温は6.3℃。
水槽の水温6.3度
この時間帯の外気温は8℃で、昨日の最高気温が7.9℃。15.5℃は発酵によるものとしか考えられない。
かすかな酪酸臭がするだけだなので、発酵状態の確認のため、口に含んで味見をすればよいのだが、夏にハエが卵を産み蛆が湧いていたことがあるので、その気になれない。
細かな気泡は酵母が糖からアルコール生成をするときに発生する二酸化炭素と思われるので、乳酸発酵と酵母による発酵が進んでいることが期待できる。

天候:晴れ 気温:1℃-10℃
作業時間:9:40-11:00(三田)
麦踏3回目
麦踏3回目
余剰野菜の販売を考えると、座間の畑だけでは不十分だ。昨年、三田の畑を隅々まで使うことはなかった。日々の管理が必要な作物は座間で栽培し、頻繁に世話をする必要のないものは三田で栽培することにして、余白がないよう畝作りの準備をした。
三田の圃場
夏に黄花コスモスが繁茂していたフェンス際は日当たりがよいので、サツマイモを、小麦とサツマイモの間にジャガイモを栽培する予定にしている。カボチャはゆっくり生長し広い面積と麦の敷き藁が必要なので都合がよさそうだ。

作業時間:11:30-12:30(座間)
液肥の攪拌
イチゴの摘花
イチゴの摘花
株の中心部を見ると、たくさんの花芽がついている。
イチゴの花芽
寒さの厳しい今、いくら花が咲いても露地では実が大きくならない。花などをつけずに体力を温存してもらいたいのだが・・・

収穫した長ネギの根を切り取り植え直してみる。
収穫した長ネギの根
スナックエンドウの後にキュウリを栽培する予定なので、スナックエンドウの株間に植えてみた。
ネギの根を再利用
ネギがしっかり根を張ってくれれば、キュウリの蔓割れ病の防止が期待できる。キュウリが終わる頃に、長ネギの土寄せができるような成長をしてくれると、長ネギの秋蒔きの必要がなくなるかもしれない。生産者と消費者が一体だからこそ、できる試みだ。

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