液肥作りから始まった2011/01/06 21:26

米ぬかを乳酸発酵させて肥料にしている、という記事にコメントがあった。何気なく書いている記事だが、コメントなどの反応があると張りが出てくる。ありがたい。
簡単な自家製液肥として、油カスを水に漬けて発酵させたものを希釈して施肥するものがある。最初は、そうしていたのだが、20kgで2,000円ちかくする菜種油カスは高価なので、無料で手に入る米ぬかで代用していた。油カスに比べると窒素成分は少ないが、リン酸分が豊富で、有用菌の麹菌、乳酸菌、酵母の活躍による効果が期待できると、始めたことだ。この程度の内容なので、不用意にブログに載せるべきでなかったのかもしれない。
1年前くらいだったか、時期は曖昧だが、(晴耕)雨読は図書館で、ということで「現代農業」のバックナンバーを拾い読みをしていると、米ぬかを乳酸発酵させたものが有効である、という記事が目に入った。科学的に検証されたものではなく、農家の経験談が取り上げられていた。確たる根拠はないもののプロの農家が効果あり、としているので、一定の効果は期待できるとして、この後は安心して続けている。

heiさん、以上のように、液肥作りが発端ですので、水分が圧倒的に多い配合になっています。午後に畑に行って様子を見てきましたので、画像をご覧んになり参考にしてください。
液肥作り
2月の追肥に使うつもりなので、発酵が遅れるよう、日陰に容器を置いていました。
液肥の発酵状態
気温が低い上に、日陰に置いているので、まったく発酵している気配がありませんでした。ニンニクとタマネギの追肥にする予定なので、米ぬかと油かすを2対1の割合にして、窒素とリン酸の割合を1対1に近づくようにしました。
明日からは、容器を南側の陽だまりになっている場所に置いて温める予定です。古い毛布などを使って保温する必要があるかもしれません。

天候:晴れ 気温:2℃ー11℃
作業時間:14:45-15:15
水遣りと観察
挿し木したローレル、ローズマリー、ラベンダーに水遣り
水や利した挿し木のローレル
活着の希望はまだありそうだ。

小さなタマネギ苗の新芽
枯れかけたタマネギ苗の新芽
ほぼ諦めかけていた苗にも新芽。昨年は畑の移動があってタマネギの作付けをしていない。タマネギを買わずに長ネギで代用しているが、今年はしっかりタマネギを味わいたい。
それにしても、なければないで何とかやっていけるものだ。