ダウンシフター ― 2010/12/06 07:54
年収80万円で豊かな生活をめざす、なんて言っても、誰にも相手にされないだろう、と考えていたが、そうでもないらしい。
「減速して生きていく生活様式を追及する人」のことを「ダウンシフター」というらしい。今朝のテレビ番組で取り上げていた。英語の「ダウンシフト」は日本語の「減速」に当たる。人生を勝負と捉えず、金持ちは勝ち、貧乏は負け、という価値観に囚われず生きていくこととなれば、私の求める生き方そのままではないか。
もしかすると、現役を退き、社会の表舞台から遠ざかるばかりの残余の人生どころか、最先端の生活様式かもしれない。
周囲には、毎日の野良仕事に満足していることに不安を感じている人もいる。実態はともかく、老後の趣味としての野菜栽培をしているつもりはまったくない。「家庭菜園」と言われるのも受け入れがたい。いずれ衣食住を完結させる場として考えている。
天候:晴れ 気温:9℃-17℃
作業時間:9:00-12:30
冬越し野菜の畝作り
米ぬか、油かす、草木灰を散布
肥料らしいものはこれだけ。後は残渣などでマルチ。
マルチをしておくと、米ぬかにいる麹菌、酵母、乳酸菌などが紫外線によって死滅するのを防ぐことができる。10日もすれば、畝の表面が麹菌で白くなる。
観察:
挿し木をした苗の様子
ローレルとローズマリー
ローレルの挿し木が心配だが、今のところ無事の様子。
湿り気を帯びた畝の表面に手を触れると温かい。地中海沿岸が原産地、とあるので、この状態が保たれれば活着するかもしれない。
イチゴの風と虫除けのエンバク
買ったライ麦はほとんど発芽しなかったが、自家採種したエンバクは発芽も生育もよい。まだ30cmほどの丈だがイチゴをしっかり北風から守っている。
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