風聞がパニックを招く2011/05/05 21:18

福島原発3号機の爆発は1号機とは根本的に異なり核燃料のウランやプルトニウムが原発周囲に飛散している、という話がネットに広がっている。真実が伝わらずに誇張された風聞(噂に聞く話)が爆発的に広がればパニックになる。
アメリカの専門家によると爆発には2種類あるという。爆発の衝撃波の速さが音速のもの=爆燃(defragration)と、音速を越えるもの=爆発(detonation)に分類されるようだ。
1号機は爆燃(defragration)で、3号機は爆発(detonation)だという。爆発による噴煙の上がるスピードと高さを比較しながらビデオ映像と共に説明している。
1号機は水素爆発だが、3号機は水素爆発だけでは説明がつかないようだ。3号機の爆発で燃料棒の破片が原発から3km以上離れた場所で発見されているとも報告している。初めて聞く話だ。ハワイとアメリカ西海岸ではウランの粒子が、原発周辺では粉末状のプルトニウムが検出され、燃料棒が揮発した結果だと考えられるらしい。原因は即発臨界(⇔遅発臨界)による核反応の可能性があるという。
京都大学の先生によると、高崎にある核実験監視観測所で3号機の爆発直後に核実験の際に検出される物質が多量検出されたようだ。
恐ろしい話だが、科学的で冷静な解説をしているのでパニックに陥るようなことはない。

天候:曇り、肌寒い  気温:17℃-13℃
作業時間:9:30-14:00
ナスとバナナの風除け
ナスとバナナの風除け
昨日、トマトの風除けに使ったヨシズは修理したもの、今日の材料の簾(スダレ)は粗大ごみ。自然素材を使ったものなので、やがて土に帰る。広がり始めた葉が吹き飛ばされてしまったバナナに新芽が出ている。夏が終わるまで強い南風が吹き続ける。風除けは必須だ。

ナス3株を定植
ナスの定植
朝一番で刈った草でマルチ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
畑の場所は何市

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://climaxgarden.asablo.jp/blog/2011/05/05/5847888/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。