切迫感がない・・・2011/05/01 21:23

この期に及んでも切迫感や緊張感が感じられない。ただ慌てふためいて騒いでいるのは政治家たちだけ、という感じだ。チェルノブイリ事故でさえ、放射性物質の飛散期間は10日間だったというのに、事態の収束に全力が注がれているとは思えない。放射性物質の総累計飛散量はどれほどになっているのだろうか。
前政権が長らく原発推進をしながら事故防止に万全の備えをしなかったことに今回の事故の原因がある。それを棚にあげて現政権を批判しても、事態の改善は望めない。今何が起きているのか、事故の実態をすべて明らかにし、広く知見を集め、原発事故の収束に全力を傾けるべきだ。特に、原発事故を恐れこのような事態を予測し備えていた反対派の学者や技術者の意見を多く取り入れ対策に取り組むべきだろう。一刻の猶予も許されない。推進派の御用学者は即刻退場してもらいたい。

天候:曇り、ときどき雨  気温:20℃-16℃
作業時間:8:45-9:45
ピタパンとナン作り
ピタパンとナン作り
農業高校の部活動の見学・試食をさせてもらう。農業高校の中には直営レストランを運営しているとこもある。それくらいだから、手つきも出来上りも上々だ。ピタパンもナンも専門店に劣らないほど美味しい。
持参するつもりだったイチゴ
色づき始めたイチゴ
まだ色付きが足りず熟していない。
代わりに持参したニンニク
皮をむいたニンニク
他に持参した野菜と一緒に調理してピタパンに挟む。

今日の昼食2011/05/02 21:11

昨日、お土産にいただいたナンとピタパンで昼食の弁当を作った。上がチーズを挟んだナン、下のピタパンはバターとルバーブ・ジャムが入っている。
ナンとピタパン
ナンを切り開き、そのままオーブントースターで温めてからレッド・チェダーチーズの薄切りを挟む。そのままチーズが溶けるまで温める。お昼に食べたが、毎日でも飽きのこない味だった。

天候:晴れ  気温:13℃-23℃
作業時間:9:30-14:45
四阿(あずまや)北側の縦樋の取り付け
北側の縦樋
これで下の水槽に水が落ちる。

ダイコン(大師)7株分の播種
ダイコンの播種
ダイコンが残すところ2本だけになってしまった。九条太葱がトウ立ちして軟白部分も硬く筋張り食べられない。そのため予定していた余地がなくなり7株分だけの播種になってしまった。

通路の草刈り
通路の雑草と草刈鎌
通路はすでに草に覆われてしまっている。これらの草は有機マルチの大事な材料だ。手作業でも苦にならない。
除草した通路
すっきり広く歩きやすくなった。
刈り取った草
30分ほどの草刈り作業でこれだけ。手前は種取り用にのこしてあるルッコラ。種が取れる前に刈草が搬入されてしまうかもしれない。

トマト・ナスの雨避け作り
トマト・ナスの雨避け
竹と竹をどう繋ぎ止めるか悩んだ。シュロ縄にするか針金にするか。シュロ縄は出っ張りが被覆のビニールを傷めそうだし、針金は錆びる。面倒なので木ねじで止めてしまった。1人でも作業ができるし早くしっかり固定できる。明日は南北方向に割り竹を張る。南側から見た様子。
雨避けを南側から見た様子
東西方向に篠竹を渡しただけでグラつきが少なくなった。

ラッカセイ(ナカテユタカ=自家採種)の播種
ラッカセイの播種
この畝には昨年のジャガイモを植え付けたが、深植えしたためかキタアカリは湿気で腐ってしまった。右側のメークインの生育は順調だ。キタアカリを諦めてラッカセイにする。殻ごと2cmほどの深さに株間30cmで播種。

実生の赤シソ
実生の赤シソ
昨年は買った種を蒔いたが、畑のあちこちに実生の赤シソが芽を出している。育苗の手間がかからずいくらでも手に入る。
夏の暑い盛りに重宝するシソ・ジュースの材料だ。他の野菜栽培の邪魔にならない畝(ニンニク→オクラ)の北側に移植。

報復は報復を呼ぶ2011/05/03 20:55

今朝の新聞を読んで驚いた。オバマ米大統領が、パキスタン国内でビンラディン容疑者を殺害した、と発表したとある。主権の及ばない他国で、しかも裁判なしで死刑を執行したことになる。
この国家による法に則らない権力の行使は、単なる報復目的と受け取られても仕方がない。敵対勢力は自らの正義を貫こうと報復に出ることが予想される。報復が報復を呼び、さらなる悲劇が繰り返されることをおそれる。演劇の悲劇には心の浄化作用(カタルシス)があると言われているが、現実の悲劇にはそんなものは期待できない、もう沢山だ。

天候:曇り、夕方から雨  気温:14℃-18℃
作業時間:9:00-14:15
余剰野菜の販売を始めるようになって、余剰野菜を廃棄することがなくなり野菜作りにさらに力が入るようになった。丹精した野菜を褒められると子どものように嬉しくなる。
トマトの定植
トマトの定植
ホームセンターで1株68円で買ってきたものを3株。米ぬか散布後に朝一番で刈った草でマルチ。

ピーマンの定植
ピーマンの定植
これもホームセンターで購入したもの。ニンニクを収穫した畝に3株定植。

チンゲン菜の播種
チンゲン菜の播種
リーフレタスの収穫・除草直後の播種。雑草が勢いよく生育しているので、肥料分は十分だろう。

バナナの様子
その後のバナナ
この数日吹き続いた強風で開きかけた葉が飛ばされてしまった。これから暖かな日には毎日のように強風が吹く。

第3圃場2011/05/04 20:41

友人の好意で広大な畑を使わせてもらえるようになった。
第3圃場
50m×30mはありそうだ。週末だけではとても手が回らず、圃場全体の2割程度だけに作付けがされていた。
今年の秋に小麦(農林61号)を作付け、翌年には大豆、パン小麦にもち米(陸稲)も考えている。牧場の一角を借りているので、十分すぎるほどの牛フン堆肥が入れられているそうだ。その分、放置しされている区域の草勢が強い。雑草の制圧ができないと陸稲のもち米は難しそうだ。
この圃場の畑作や管理が十分ならば、さらに広い圃場を貸してもらえるかもしれない。問題は片道30km近い距離だ。しばらくの間、土曜日に通ってみようと思う。

天候:晴れ  気温:13℃-20℃
作業時間:9:00-9:30
赤く熟し始めたイチゴが食べられてしまった。
食害に遭ったイチゴ
周囲でもイチゴが栽培されているが、まだ食害を受けたという話がなかったため油断していた。
釣り糸で食害対策
古い釣り用のリールを持ち出しイチゴの畝を覆うように釣り糸を張った。

15:00-17:30
草マルチ
昨日チンゲン菜を播種した畝。
草マルチしたチンゲン菜の畝
イチゴの畝、マルチの前に米ぬか散布。
イチゴの畝に米ぬか
草マルチしてから食害対策のネットを掛ける。
イチゴに草マルチとネット
この2日間で刈った草をほぼすべて使ってしまった。

定植したトマト苗の風除け
トマトの風除け
壊れかけたヨシズを補修し長さを半分の1.2mに切り風除けにした。幅が1.3mほどなので手前のバナナには効果が及ばないようだ。

風聞がパニックを招く2011/05/05 21:18

福島原発3号機の爆発は1号機とは根本的に異なり核燃料のウランやプルトニウムが原発周囲に飛散している、という話がネットに広がっている。真実が伝わらずに誇張された風聞(噂に聞く話)が爆発的に広がればパニックになる。
アメリカの専門家によると爆発には2種類あるという。爆発の衝撃波の速さが音速のもの=爆燃(defragration)と、音速を越えるもの=爆発(detonation)に分類されるようだ。
1号機は爆燃(defragration)で、3号機は爆発(detonation)だという。爆発による噴煙の上がるスピードと高さを比較しながらビデオ映像と共に説明している。
1号機は水素爆発だが、3号機は水素爆発だけでは説明がつかないようだ。3号機の爆発で燃料棒の破片が原発から3km以上離れた場所で発見されているとも報告している。初めて聞く話だ。ハワイとアメリカ西海岸ではウランの粒子が、原発周辺では粉末状のプルトニウムが検出され、燃料棒が揮発した結果だと考えられるらしい。原因は即発臨界(⇔遅発臨界)による核反応の可能性があるという。
京都大学の先生によると、高崎にある核実験監視観測所で3号機の爆発直後に核実験の際に検出される物質が多量検出されたようだ。
恐ろしい話だが、科学的で冷静な解説をしているのでパニックに陥るようなことはない。

天候:曇り、肌寒い  気温:17℃-13℃
作業時間:9:30-14:00
ナスとバナナの風除け
ナスとバナナの風除け
昨日、トマトの風除けに使ったヨシズは修理したもの、今日の材料の簾(スダレ)は粗大ごみ。自然素材を使ったものなので、やがて土に帰る。広がり始めた葉が吹き飛ばされてしまったバナナに新芽が出ている。夏が終わるまで強い南風が吹き続ける。風除けは必須だ。

ナス3株を定植
ナスの定植
朝一番で刈った草でマルチ。