クーラー無しの夏2011/05/15 21:10

子供の頃、どの家にもクーラーなど無かった。それで人が倒れた、という話も聞いたことがない。連日30℃を超していたが、それが当たり前だと思っていた。
その頃住んでいた横浜の磯子は東京湾に面した丘陵地帯で自然に恵まれていた。そためか、上はランニングシャツ、下は海水パンツが夏休み中の子どもの定番だった。海で遊ぶのに夢中で、暑くない夏は歓迎していなかった。少なくとも子どもたちの間ではそうだった。
家の構造が大きく変化した今、猛暑の夏に家でじっとしていては危険なほど暑い。夏の家庭電力消費の半分は冷房だと言われている。電力15%カットが求められるらしい。エアコンを使わなければ、それ以外の部分はほぼ今まで通りの生活ができそうだ。問題は暑い昼間の居場所だ。
幸いなことに、畑に風通しのよい四阿(あずまや)がある。そこにハンモックを吊り涼を取ろう。学生時代、すぐに読み始めるつもりで買った「古典世界文学全集」筑摩書房は未だに積まれたままだ。全部で30巻もある。老眼鏡を新調し、熱いコーヒーでもすすりながらゆっくり読もう。

天候:晴れ   気温:14℃-24℃
作業時間:10:00-11:30
イチゴ畝に刈草を敷く
イチゴ畝に刈草を敷く
造園業者が搬入した刈草
刈草置き場
刈草でほぼ満杯になっている。団地内の芝生にサツキが混じっている。友人から除草剤は農薬を指摘されたが、団地内では薬剤の使用が許されていなので、それはないという業者の言葉を信じた・・・が一昨日に刈草が発酵して熱を発しているのに気づくまでは疑念がなかったわけでもない。
今日は安心してイチゴの実が地面に直に接しないようたっぷり乾いた草を敷いた。自分で刈った草だけでは、とてもこれだけ賄えない。

定植したキュウリの穴だらけの葉
穴だらけキュウリの葉
ウリハムシの姿あちこちに見える。弱い株が狙われる。
定植前のキュウリ
同じ畑で栽培しているのだが、定植前のポット苗にはウリハムシの姿も食害跡もない。