半減期が短いから安心?2011/05/24 21:27

放射性ヨウ素やセシウムは半減期が短いから、体内に入っても心配ないという専門家がいる。バカを言ってはいけない。あまりにデタラメで無責任ではないか。半減期と単位時間あたりの放射線量は反比例する。半減期の短い放射性物質を吸引すると短期間に大量の放射線に体内被曝することになる。
1954年、マーシャル諸島近海で操業中の第五福竜丸はビキニ環礁で実施された水爆実験に遭遇した。降下した放射性物質によって船員全員が被曝した。水爆からの放射線に直接被曝したわけではなく、延縄の引き上げに時間がかかり、その間に大量の放射性物質を吸引したことがその後の重篤な病状を招く原因になった。23名の船員のうち12名がこの時の体内被曝が原因で死亡した。当時、水爆実験を行ったアメリカ政府は、死亡原因は放射性物質ではないので、アメリカに法的責任はない、と表明したそうだ。
ウラニウム爆弾(広島)、プルトニウム爆弾(長崎)、水素爆弾(ビキニ環礁)、そして原発事故(福島)による被曝。これに高速増殖炉による事故が続けば、あらゆる種類の被曝を経験することになる。今後も日本人は放射線被曝の人体実験の検体となるのを自ら望むのか。

天候:午前中、雨。午後から晴れ 気温:12℃-18℃
作業時間:14:00-15:45
スイカ(ブラックボンバー)8株の定植
スイカ(ブラックボンバー)の苗
畝の作付履歴:ジャガイモ⇒カリフラワー⇒ニンジン⇒スイカ
スイカにビニール・トンネル
保温して生長を促進するためビニール・トンネルで被覆。東(左)側の裾は少し開けて蔓が這い出せるようにしてある。昨年のスイカは不作だったので念を入れる。

小麦(農林61号)
収穫間近の小麦
小麦の穂が色づいてきた。実入りがよく期待しているのだが、一部倒伏し始めているのが気がかりだ。