ベト病対策2012/02/21 20:22

秦野の畑はネギ類ばかり。
秦野の畑
ニンニク1000株、タマネギ1000株前後を栽培している。畝間には小麦(農林61号)を障壁代わりに栽培している。
昨年、秋ジャガイモに疫病が発生しあっと言う間にジャガイモすべてに感染した。疫病は水カビの一種の卵菌によるものだ。同じ卵菌でネギ類にはベト病がある。
水カビ目に分類される卵菌類の繁殖を避けるために、畝の排水性を高めておくことが予防になりそうだ。間作の小麦が生長してくれれば障壁となって病気の伝染を多少でも防いでくれそうだ。

天候:晴れ     気温:-1℃-10℃
作業時間:10:30-14:00
除草と溝切り
緑の絨毯に覆われたニンニク畑
ニンニク畑
オオイヌフグリ、ホトケノザ、ハコベに覆われた畑を見て、すぐに除草しなければとは思わない。緑の絨毯に覆われ、春のうららかさを感じる。とはいえ、草勢が強く小麦の生長が阻害されてしまっている。草で覆われたニンニク畝は排水性にも問題がありそうだ。
除草を終えたニンニク畝
2条植えのニンニクの条間に10cmほどの深さの溝を切りながら除草し排水性を高めた。畝間の小麦の生長を促すため、周囲の草を堀上げると絨毯のように剥れるので、そのままニンニク畝のマルチ材にする。