始動2012/01/02 17:35

昨日は久しぶりにケーブルテレビ三昧だった。お金を出さないとまともなテレビ番組にお目にかかれない。
午後ずっと「科学は歴史をどう変えてきたか」ディスカバリーチャンネルを見ていた。興味深く飽きることはなかったが、ガスストーブをつけっ放しにしていても寒くて仕方なかった。これでは暖房費がかかって仕方がない。
今日も朝から「地球・46億年の大変動」に見とれていて出発が遅れてしまった。
11時に出発。今日の予定は座間の新しい畑の測量とアースオーブン作りに欠かせない川砂探し。
座間の畑の広さは、歩幅約80cmで東西67歩(50m)、南北55歩(45m)、2,250㎡ほどか。荻野の畑と合わせると3,000㎡を超えそうだ。
圃場西側から相模川左岸段丘を望む。
座間の新しい畑
畑は枯れた葛で覆われ、あちこちに太い蔓が這っているのが見える。冬の間にできるだけ準備作業しておきたい。
蕎麦畑
北隣は蕎麦畑。建設重機は味気ないが、周囲はのどかな風景が広がっている。
相模川、中津川、荻野川を川砂探しの候補にして出発。
水確保の工夫
雨水集めの工夫
斜面をうまく利用している。
ワラを使った霜除け、来年は真似させてもらおう。
霜除け
犬も歩けば・・・散歩していると思いがけないものに出会う。
座架依橋から相模川上流を望む
座架依橋上流
時折の突風に車道に吹き飛ばされる恐怖を覚える。この辺りの河原には大きな石ころばかりしか見えない。砂がたまっていそうな場所はかなり上流か。
中津大橋上流
中津大橋上流
中津川が一番有望そうだ。中津大橋から上流へ4,5kmまでの距離で砂州が見つからなければ、1トン4,5千円くらいで購入するしかなさそうだ。
荻野川
荻野川
荻野から荻野川沿いを厚木市内まで下る。どこも護岸工事がされていて砂を採取できそうな場所はない。
近いうちに自転車で中津川沿いの探索に出かけよう。
今日の運動:徒歩22km、4時間。骨盤周辺と身体背面の大きな筋肉を使うようにして歩く。丹田に意識を集中する。脹脛や大腿四頭筋に負荷がかからず疲労が少い。

天候:晴れ、時々曇り  気温:3℃-12℃
作業時間:11:00-15:30
厚木(荻野)の畑で麦踏
麦踏
条間60cmは広すぎたか・・・土壌がどれほど肥えているかわからないこともあったが贅沢すぎるか。半分の30cmでよかったかもしれない。
次の麦踏はおよそ2週間後の20日前後。

仕事はじめ2012/01/03 18:19

安心で新鮮な野菜を待っている人がいる。今日から野菜の宅配開始。
9時になっても気温は低いままだ。水槽の氷を割りサトイモの泥を洗い落とす。
収穫したサトイモ
サトイモの他にサツマイモ、キャベツ、ブロッコリー、カボチャ、リーフ・レタス、ホウレンソウ、カラシナ、ルッコラ、コカブ、時無しダイコン、九条ネギ、ニンニクに畑に残っていた小さなニンジン1つをカゴに入れる。
宅配野菜
これだけあれば喜んでもらえそうだが、1つ懸念がある。農薬や化成肥料を使っていないので毒性や過剰な硝酸態窒素の心配はない(EUでは野菜に含まれる硝酸態窒素=硝酸イオン濃度が一定値以下に規定されている。発がん性等があるらしい)。9月に放射線量計測をしたとき地上1mで0.10~0.15μSv/hの数値が出ていた。それが元に戻ったとは思えない。原発事故以前の数値は神奈川県中央部で0.04~0.05μSv/h程度だったようだ。この辺りでも野菜は確実に汚染されている。
SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)が算出した放射性物質飛散状況に応じて適切な内部被曝回避の方策がとられるべきだった。原発から同心円状に避難区域を設けたり、放射能汚染を想定したりする愚は止めるべきだ。役に立たないシステムに税金を使うべきではない。高速増殖炉文殊とともに即刻廃止してもらおう。

天候:曇り、のち晴れ   気温:-2℃-11℃
作業時間:9:45-13:00
野菜の収穫と宅配

捨てない2012/01/04 21:16

野菜を自給するようになると、食費のうち調味料等の出費の割合が大きくなる。
お節の数の子の漬け汁をたっぷり作ってしまったので、捨てるにはもったいないほど余ってしまった。
ソフト身欠きにしんの甘露煮
身欠きニシンの甘露煮
漬け汁にダシ昆布を入れ骨まで食べられるようじっくり煮る。煮汁がまた余る。
サトイモ料理
(左)サトイモの皮で天ぷら、(中央)残った煮汁でサトイモを炊く、(右)サトイモとホウレンソウの味噌汁。
昼食の弁当
お昼はニシンの甘露煮とサトイモの煮付けの弁当。
サトイモの天ぷら
サトイモの皮の天ぷらは酒の肴に。サトイモの皮むきが楽しくなるほど美味。
コキアのホウキ
コキアのホウキ
枯れたホウキ草(コキア)を支柱の竹に巻き付けホウキを作ってみた。針金で巻き絞めないと実用にならないかもしれない。

天候:晴れ    気温:-1℃-10℃
作業時間:10:30-15:30
ダイズの脱穀
ダイズの脱穀
畑への通路にブルーシートを広げ、こぼれ落ちるダイズを1粒ずつ拾っていく。形がよくても小さな穴が開いたものばかり。カメムシが汁を吸った跡だ。
ダイズ
種用のダイズを除いて2リッター。1升(1.8リッター)のダイズで6kgの味噌ができる。

サトイモの保存
サトイモの保存
50株のサトイモ作付けを予定している。保存している種芋を凍らせてはいけない。降雨があっても水が大量に流れ込まないよう周囲に土を盛り、保温効果を期待して透明の波板で蓋をした。

増税の前に2012/01/07 19:44

一昨日、野菜販売仲間5人と新しい畑の測量に出かけた。南北50m、東西60mで3000㎡あることが判明した。
中央やや右側の樹木(大きい方)の手前から向こう側に新たな耕作地が広がる。
新しい畑
土手のすぐ内側にあるこの辺りでは砂利採掘されず、長らく畑として使われてきたため土壌は肥沃で石ころが混ざっていない。南隣(樹木手前)の畑を見るとそれがよくわかる。その畑の所有者からとんでもない話を聞かされた。
土手の上から川面まで20m以上の標高差がある。
一級河川相模川
この土手の内側にさらに新たな土手を築くために土地の収用が始まっているが、どう考えてもその必要性が感じられないと畑の所有者は繰り返し語っていた。よく手入れされた畑も3月一杯で県に収用され使えなくなってしまうとのこと。背後に河川管理を所轄している国土交通省だろう。
下流2、3kmにある三川公園。
三川公園
GPSで土手の標高を確認すると28mある。1/2万5千の地形図ともほぼ符合する。
土手の標高
この土手の内側は住宅街で新たな土手を築く余地はまったくない。
三川公園よりも上流にあって土手の標高がやや高いはずの振興策地周辺だけに、新たに2重の土手を築く根拠は見当たらない。東日本大震災の復興がままならない現在、不要不急の土木事業は即刻中止すべきだろう。ただでさえ不足する予算を復興に回すため、無駄を省き不正を糾すのが当然だ。予算不足を盾に即増税という暴挙は許されない。

天候:晴れ    気温:1℃-8℃
作業時間:12:00-15:00
サトイモの収穫
収穫したサトイモ
1株で平均6kgほど。
サトイモ
茎を切り凍結を防ぐためにビニールを掛けておいた7株すべてを掘り上げ数日前に用意しておいた穴に入れて保存。

隣のNさんの牛ふん堆肥の搬入
牛ふん堆肥の搬入
数日前に始めた作業がやっと終わり、堆肥を覆っていたブルーシートが平らになった。これで農業資材提供へのお礼としての後片付けはほぼ完了した。

明日は日曜朝市。長ネギ、九条ネギ、サトイモを販売。

税の無駄遣い2012/01/10 22:17

ゴミの不法投棄、野菜泥棒が頻繁に出没するという忠告を受け対策に乗り出すことにした。
道路に面した圃場東側に竹で柵を設けた。その作業が終わった頃、地元の人がやってきて土手拡張工事について詳しく説明してくれた。
川沿いの土手にはすでに散歩に十分な道がついている
土手の上の道路
にもかかわらず、土手を拡張して新たに遊歩道を整備するらしい。ダンプが通行できるほどの広さがある。これ以上拡張する意味があるのだろうか。よくある川沿いのサイクリング道路を併設するにしても、道幅はこれ以上必要ないだろう。
今日の運動:水泳2800m

天候:晴れ   気温:-1℃-9℃
作業時間:9:30-14:30
竹取
竹取
厚木の畑の南側には日差しを遮るようにして竹が生えている。その竹を片端から伐採する。野菜栽培には一定の日光が必要だ。春になれば筍が姿を見せ、夏場には強い日差しを遮るほどに生長しているだろう。
竹の搬入
枝を払った竹を座間の新しい畑に搬入。
竹柵
竹とシュロ縄だけの簡単な柵。さらに笹を使って竹芝垣にすれば景観もよく、ゴミの不法投棄、盗難防止になるだろう。
50mの長さがあるので労力はかかるが、経費はシュロ縄代の500円弱。仲間との共同作業は楽しい。徒労でない労働は本来楽しいものなのだろう。
駐車スペースのゲート
駐車スペースのゲートもSさんのアイデアで何とか完成。