地域自給2011/10/17 20:51

今日の「クローズアップ現代」(NHK)で「地域自給」を取り上げていた。食糧とエネルギーを地域で自給する「地域自給」が日本を変える、と期待されているらしい。経済学者の内橋克人氏は「FEC自給圏」を提唱してる。FはFOOD、EはENERGY、CはCARE、FとEに介護・医療(CARE)や社会の繋がり(COMMUNITY)?が加わっている。
生産物を一定の地域内で適正な価格で取引する。利潤追求を目標とせず、再生可能な食糧とエネルギーの自給を目指すものだ。
100㎡から始まった農地が3000㎡に達しようとしている。周囲に、何を考えているのかと不審に思われても仕方ないほど手を広げ始めているが、その理由を説明する言葉が見つからなかった。
現在、余剰野菜を露店販売の他に中華料理屋さんに卸している。行きつけのパン屋さんにも卸す計画が進んでいる。地産地消が第一歩だと考えていたが、さらにもう一歩前進するための方向性が見えてきた。

天候:晴れ     気温:15℃-24℃
作業時間:9:30-13:30
隣のNさんの畑の片付け
隣のNさんの畑
ご家族に不幸があり、Nさんは畑を止めることになった。台風で傷んでしまった用具置き場のテントの撤収を頼まれていた。資材や道具をすべて譲っていただける、ということで片付けを始めた。親しくしていた人が去っていくのは寂しい。

サツマイモの収穫
サツマイモの収穫
スーパで買ってきた紅マサリ、ベニアズマ、パープル・スイート3種を種芋にした。
育苗温度が低すぎて植え付けは7月中旬になってしまい、収穫量は少ない。三田の畑のベニアズマを合わせれば自給には十分だ。
収穫したサツマイモ
育苗温度の確保が来年の課題になった。

タマネギ苗床の中耕
タマネギ苗床の中耕
条間を三角ホーで軽く耕し、不安定な苗の根元に土を寄せた。発芽は思ったほどでなく、1200株程度の苗が育ってくれれば上出来かもしれない。