歴史の影に官僚支配・・・2011/07/29 21:25

これまで読んできた書物の中で記憶に残るものの1つに、高校生の頃に読んだ貝塚茂樹の「中国の歴史」がある。王朝の盛衰が何度も繰り返される歴史にうんざりしながらも、人間はこれからも愚かさを改めることができず同じような歴史を繰り返していくのだろうと、暗澹たる想いに囚われた。
傾城の美女という言葉があるが、国を傾けるのは、女性ではなく行政を司る官僚たちの権限拡大とそれに伴う腐敗であるようだ。古代王朝から現代に至る中国、20世紀初頭イギリスも同じ問題に直面していたようだ。「基本的人権」(東大出版会)に詳しい。近くは崩壊直前のソビエト連邦がある。そして現在の日本だ。行政権はもとより立法、司法の実権を握り、官僚による国家の実質支配に至っている。責任の所在を明らかにしない官僚組織に権力が集中すれば自然に背後で実権を牛耳る者たちの腐敗が極まる。「やらせ」なんていいう生やさしいものではない。

天候:曇り、ときどき小雨   気温:24℃-30℃
作業時間:13:00-19:00
スイートコーンを撤去
スイートコーン撤去
先日、二十四節気の大暑が過ぎた。季節の節目ごとに畑の様相は大きく変化する。初夏までの強い南西風を遮る役目と、スイートコーンの収穫がほぼ終わった。風通しをよくするため目印の1株を除いてすべて刈り取ってしまった。

余剰野菜販売
余剰野菜
販売予定の余剰野菜
中長ナス、ニラ、ズッキーニ、ゴーヤ、イタリアン・トマト、バジル、エンサイ、ピーマン
余剰野菜販売
目玉商品なし、宣伝チラシ配布なしで今ひとつの売れ行き。

調理したイタリアン・トマト(ローマ)
イタリアン・トマトを調理
19時過ぎに帰宅し、イタリアン・トマトを作り置きのラタトゥイユ(夏野菜の炒め煮)にレッドチェダー・チーズとともに載せオーブンで温めただけの簡単料理。生食用のトマトに比べると水分と酸味が少なく、熱を通すと甘みが強くなるようでこうした調理に向いている。