ドイツが原発を止める理由2011/07/28 06:26

日本人でECRR(欧州議会に設置されている「ヨーロッパ放射線リスク委員会」)の存在を知る人は少ないだろう。マスコミがその存在を強調するのは不都合なのだろう。読者や視聴者よりもスポンサーが気になるのだ。
フリージャーナリスト・田中龍作氏は、ECRRの報告書に基づき以下のような危険性を指摘している。
『原発労働者の白血病の労災認定基準は年間5mSv・・・福島第一原発から100km圏内では今後10年間に10万人以上がガンを発症する。100~200km圏内では12万人以上となる(この地域の方が住民の人口が多いため)。ドイツのメルケル首相はこの報告書を読んで原発全廃に政策転換したという』
誤りを犯した者の自己弁護は自然だろうが、事実を広く伝える報道機関は中立でなければならない。まさか、日本の報道機関はECRRの報告書の重大性を把握していないわけではなかろう。マスコミが無能なのか、悪意ある無責任によるものなのか。

天候:曇り、ときどき小雨  気温:24℃-29℃
作業時間:10:00-14:30
カリフラワーの播種
カリフラワーの種
一昨日に播種したブロッコリーの隣に27株分、株間10cmで点蒔き。こんな時は天候不順がありがたい。水遣り不要だ。

明日はニンジンの播種
ニンジンの畝
ニンジン用の畝南半分は前作のキュウリを撤去しただけだったので、完熟牛フン堆肥と米ヌカを投入し深さ10cmほどにすき込む。ぐずつき気味の天候で適度な湿り気があるので、良好な発芽が期待できそうだ。

24日に播種した地這いキュウリが発芽
地這キュウリの発芽
気温が高いので発芽も早い。

熟したイタリアントマト(ローマ)
熟したイタリアントマト・ローマ
熟したばかりなのに、なぜかシワだらけだ。
イタリアントマトの切り口
切ってみると中に異常は見られない。食べてみると、水気は少ないが甘みがあって味は悪くない。種を取り除いて天日に干せば簡単にドライトマトになりそうだ。

ニジュウヤホシテントウムシの卵
ニジュウヤホシテントウムシの卵?
圃場南側の秋ナス用に植え付けたナスに害虫たちの強力な天敵・カマキリムシを見つけた。
孵化して間もないカマキリムシ
もしやと思い、周囲をよく観察すると、ニジュウヤホシテントウムシがナス1株に数匹ずつ。葉の裏にはすでに卵が植え付けられていた。見逃すと大変なことになる。

蔓なしインゲンに収穫第2波を期待
再び花をつけ始めた蔓なしインゲン
6月下旬から収穫が始まり7月中旬には盛りが過ぎた。蔓なしインゲンの収穫期は短いとあるので、そろそろ撤去かと思っていると、次々と花をつけ始めた。若葉も増えて再び盛りを迎えそうだ。

圃場南側の土手の草刈
土手の草刈
サツキの剪定枝で厚くマルチした土手の斜面には草はほとんど生えていないが、それ以外の場所は雑草が勢いを増し、彩りに植えたコスモスやミントなどの生育を脅かし始めた。刈草のマルチで雑草の繁茂を抑制を期待。