まず保証でなく補償ではないのか2011/07/01 20:43

経済産業大臣は玄海原発再開に際して、原発の安全性を保証すると佐賀県知事に約束した。福島原発事故の収束の兆しがまったく見えていない段階で、保証なんて言葉がよく出てくるものだ。やはり政治家は信用ならない。
まずは、福島原発事故で生活を奪われた人たちに対して現状復帰の保証と補償だろう。最初に税金ありきでは困る。責任の所在を明確にし、補償のための財源を明確にしてもらいたい。
福島市在住の子どもたちの内部被曝が報道されている。調査をしたのは国内機関ではなく、フランスのNGO(アクロ)が依頼を受けて尿検査をした結果だ。避難区域でない地域で尿からセシウムが検出された。外部被曝で一定線量以下であれば一過性のものとしてそれほど深刻に受け止める必要はないかもしれないが、内部被曝では体内の放射性セシウムのベータ線被曝によりDNA損傷は免れない。今後長い期間にわたって、細胞分裂の活発な子どもたちへの影響が懸念される。現在よりもかなり広範囲の地域で子どもたちの避難を考えねばならない段階に達しているようだ。その保証と補償が早急に実施されなければならない。

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サツマイモの定植
定植したサツマイモ
少々遅くなってしまったが株間40cmで自家育苗した18株を植え付けた。苗を買ってしまえば早いのだが、自給自足を原則にしたい。できればエネルギーもそうしたいのだが。お金を出せばなんでも手に入るという生活は、実現したことはないが、欲望ばかりが膨らみ充実感は望めないだろう。