土作り3年2011/07/06 08:38

昨年秋から、米ヌカと草マルチだけで野菜栽培を始めた。無農薬、無施肥で安定した栽培をするには、土作りに3年はかかる、と言われる。
米ヌカやマルチした草を栄養素にして土壌微生物の安定群落(クライマックス)が地中一定の深さ(20-30cm)に達するのに最低3年はかかるということなのだろう。土作りが順調そうな畑に指を突き立てるとスッと入っていく深さはまだ10cmほどだ。
放射性物質による汚染は土壌がむき出しになっている田畑、山林原野の方が市街地より深刻らしい。除染しようとすれば肥沃な表土を数センチ以上剥ぎ取る必要がある。土作りがよくできている畑ほど土の団粒化が進み汚染は土壌深くまで達している可能性が高い。汚染土壌をただ剥ぎ取れば済むということにはなるまい。

天候:晴れ   気温:25℃-33℃
作業時間:9:30-12:15
サトイモに草マルチ
サトイモに草マルチ
土寄せの代わりに厚目に草マルチ。昨日の中にか刈った芝が搬入されていた。積まれた刈草の奥は発酵して熱く、手を入れていられないほどだ。熱い刈草の塊は除草を兼ねて雑草の上に、表面の刈草はサツマイモの周囲を厚く覆った。

定植したサツマイモの様子
定植したサツマイモ
定植した後毎日少しずつ降雨があり、適度な水分の補給があったためか、植え付けた苗はすべて活着しているようだ。自家育苗のものなので採取してから植え付けまで時間がかからず活着率がよいのかもしれない。

トウモロコシ・チャーハンの材料
スイートコーン
今年初のトウモロコシは畑で採りたてを生で味わおう。次はチャーハン。テレビの料理番組でトウモロコシとご飯だけのチャーハンを紹介していた。