夏野菜のナス、ピーマンを多年草に2025/03/03 09:59

以前、ナスは原産地では多年草であるという記事をどこかで見たことがあり、何度か試してみたが冬の寒さで枯れてしまっていた。
厚い草マルチで冬越しを再度試したナスとピーマン。
ナス
ナス
ピーマン
ピーマン
ナスもピーマンも地上部はすっかり枯れてしまっていたため、引き抜こうとすると根が生きているらしく簡単に抜けない。
ナスの茎の中心部
ナスとピーマンの根元近くを切ると中心部にわずかな青みが残っている。もし根が生きていれば発芽してくれるかもしれない。
亡国の種子法改悪で自家採取した種をうっかり他に都合したりすると違法になるおそれがある。
しかし、夏野菜の多年草化ができれば採種や播種の必要がなくなるし種本来の生育状態に近づける。

サトイモ畑
サトイモ畑に元肥
元肥に生ごみと草灰を散布し覆土。
サトイモ畑
サトイモ、昨年の出来が散々なもので大きな親芋が確保できなかった。そのため今年は小さな子芋を種イモに。
そのため畝幅はこれまでになく狭くして1mもない。
いつも2畝だったところを3畝にして、株間でショウガ栽培をすることにした。
リハビリの通院途上にある蜂蜜屋さんに無農薬栽培のショウガを依頼されたため予定になかったショウガを今年も作付けることになった。

夏野菜の苗床
夏野菜の苗床
左からトマト、スイカ、ナス、ズッキーニ。発芽が早かったズッキーニの発芽がまばらだ。トマトとナスは発芽率が高く間引きが欠かせなくなった。

天候:雨    気温 14.0℃  - 1.6℃
本当に久しぶりの雨。少し風が吹くだけで土埃が立つほど乾燥していて、厚く草マルチをしてなけれ水やりなしでは冬越しの野菜が枯れてしまいそうだった。

ダイズの脱穀終了2013/11/24 21:34

明日は雨の予報で脱穀を急いだ。残り半分は厚木の畑で収穫したものだ。収穫が遅れた分、乾燥していて脱穀しやすい。
厚木で収穫したダイズ
厚木で収穫したダイズ
丁寧に扱わないとマメがあちこちにはじけ飛んでしまう。束のままシートに叩きつけるだけで脱穀が済んでしまうが、1割程度は鞘の中に残る。
実の付いていない茎の部分を取り除いてから、足でよく踏む。
脱穀したダイズ
大きなゴミを取り除いて完了だが、一粒たりとも無駄にしたくないので時間がかかる。座間で収穫したものと合わせて15kgはありそうだ。これで昨年のほぼ倍50kgの味噌ができるが、問題は高価な米麹だ。すぐにカネで解決では知恵がない。今年は温床を利用して米麹や豆麹作りの予定。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:晴れ     気温:3℃-17℃

長期保存用タマネギ(ネオアース)の定植準備
炭素循環農法にならった畝作り
長期保存用タマネギの定植準備
一輪車3杯分のサツキの剪定枝と刈芝草を畝(幅1m、長さ8m)に鋤き込む。
炭素循環農法にならった畝作り
これで畝の土壌は空気を多く含むはずだが、凍結や霜柱の害を防ぐのに十分だろうか。

三田にもジャガイモ植え付け2011/02/08 21:51

余剰野菜販売をしながら、畑の必要経費を捻出するには、200坪ある耕地を余すところなく利用しないとその余裕はなさそうだ。日々の手入れが必要のない作物は、できるだけ三田で栽培しようと思う。
三田の畑は黒墨土で、軽い鍬でも刃先がさくさく土に入っていく。南北6mの畝を3本用意した。
三田のジャガイモ畝
溝を切り、牛ふん堆肥と米ぬか投入にかかった時間は1時間弱。2人で作業したこともあるが、溝切りは1人だ。昨日は同じ規模の畝1本で2時間近くかかった上に汗だくになっていた。三田の圃場は、田んぼから転用された座間の圃場とは違って、最初から畑として使われていたようで、深くまで団粒化した土壌は肥えていて軽い。畝の準備をしていても苦痛を感じることはまったくない。
ジャガイモの植え付け
今日も、自家採取というか、芽が出てしまったジャガイモを種芋にして植え付けた。発芽が遅れることを期待して覆土を厚くした。昨年と同様の遅霜を警戒する必要がある。

天候:曇り 気温:4℃-9℃
作業時間:10:00-12:00(三田)
ジャガイモの植え付け
勢いよく発芽している残り物のジャガイモだけでは心配なので、3月上旬に種芋2kgほど購入して植え付ける予定。一種の保険だ。食卓に長い期間ジャガイモがないのは寂しい。

昨日の続き2010/11/20 20:22

昔、神田の青果市場の果物屋のアルバイトをしていたことがある。オレンジやグレープフルーツの選別作業をしていると、店の若旦那に、よい果物の見分け方は、女性と同じで、姿形がよく、肌が滑らかで艶のあり、持った感じがずっしり重いものが味がよい、と教えられた。こんなことを女性が耳にしたら怒るだろうな、と思いながら、滑らかに丸くずっしり重いグレープフルーツを1つ選び試食してみると確かに甘みと酸味のバランスがよく美味しい。いびつで軽く身の締まっていないものと比べると、味に大きな差があった。
昨日から続けているタマネギの苗の選別でも同じことが通用するようだ。大きさ、形、色艶を観察して、分けつや抽苔せずに実を結んでくれる苗を選ぶことが大切なようだ。
苗の採取
直径5mm、長さ25cmくらいの苗が揃った。
しゃがんだままの苗採取と植え付けの作業をずっと続けていると、足腰が痛み出し、注意散漫になって機械的な作業になってしまう。

天候:晴れ 気温:9℃-16℃
作業時間:9:30-16:00
タマネギの定植
植え付け開始
タマネギ植え付け開始
昼食後1時間
タマネギ植え付け
日が傾き始めてきてもここまで。それでも500株以上・・・
タマネギの植え付け
中晩生の苗は来週に植え付けることに。今日も行き当たりばったりになった。
植え付けたタマネギには、この後、草木灰の散布と、雑草の抑制と霜柱除けの草マルチをする予定。

研修同期生のHさんがペットボトル一杯の「えびす草」の種を持ってきてくれた。
えびす草=ハブ茶
「えびす草」より『ハブ茶」と言った方が馴染みがある。煎じて飲めば生薬「決明子」になり健康維持によさそうだ。

春に備えて2010/10/16 20:22

来年の春から初夏にかけて収穫するニンニク、タマネギの準備は9月末には終えていたが、イチゴの植え付け、エンドウマメ、ソラマメの種蒔きがまだ終わっていない。
買っておいたイチゴ(宝交早生)苗の根がポット一杯になっているので、植え付けてしまうことにした。購入してから時間が経ちすぎているのか、1株は孫苗までつけている。まだ、気温が高いので切り取ることはせず、そのまま育ててみることにした。サトイモの脇に13株仮植えしておいた頂き物の苗は19株までに増えていた。
サトイモ畝脇のイチゴ苗
カタバミの勢いが増してイチゴの苗を覆うほどになっていたので、こちらも移植。
カタバミはマメ科のクローバーと似ているが、カタバミ科に属し種類がまったく異なる。したがって、根粒菌の働きは期待できない。それにしてもイチゴがよく育っている。

天候:晴れ 気温:18℃-25℃
作業時間:8:45-12:30
虫取り
キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーを3つの畝で栽培している。四阿(あずまや)に近い畝が一番ヨトウムシにる被害が多い。そのためか、この畝にだけアマガエルがあちこちにいる。おそらく多くのヨトウムシを捕食していると思われる。そのため、丹念に探さないとなかなかヨトウムシが見つからない。コシャリにはなるべくたくさんのヨトウムシがいた方が、その分多量の菌を培養できるので都合がよい。ダイコンを食害していたのもヨトウムシだった。

ダイコン(大蔵ダイコン)の間引きと土寄せ
ダイコンの間引きと土寄せ
そろそろ1本に間引いてもよいのだが、虫食いで穴だらけなので、もう少し様子を見て1本にするつもりだ。カタバミがここでも地表を覆い始めている。除草を兼ねて中耕しダイコンの根元に土を寄せた。

イチゴの畝作りと植え付け
畝作り。水はけがよくない粘土質の畑なので、少し高めの畝にしている。(右が東、左が西)
イチゴの畝
東側から買ってきた宝交早生を植える。
イチゴ(宝交早生)
子苗から孫苗を出しているものがあるが、そのまま植え付けて様子をみることにした。
サトイモ脇の苗は西側から植え付ける。
イチゴ苗の植え付け
こちらにも孫苗を付けた株があったが、同じようにランナーを切らずに植えてみた。根を切ってしまったものもあるので、しばらくの間、毎日水遣りなどの管理をしていく必要がありそうだ。

観察:
タマネギ苗の様子
タマネギ苗の様子
大きさをそろえることが大事なので、できるだけ等間隔になるように、密になっているところの苗を間引くことが必要になりそうだ。間引いたものはできるだけ移植を試みるつもりだ。

全面混播(畝全面に多種類の種を蒔く)のキャベツ畝
全面混播のキャベツ畝
こちらも間引きを兼ねた収穫で新鮮で贅沢なサラダを味わえる。葉菜類の若い苗は柔らかくてえぐ味がないので生で食べるサラダに最適だ。

元気を取り戻したルバーブ
元気を取り戻したルバーブ
たった1株生き残った貴重な存在。茎の部分がイチゴとともにジャムの材料になる。