・・・火もまた涼し2020/08/15 12:34

今日も最高気温が35℃以上、気象庁の気象データを見ると、神奈川県中央部では1週間酷暑日が続いている。そのため9月下旬までは早朝の農作業を考えているが、涼しい時間はせいぜい6時前までだ。
とはいえ、4時半前は暗くて灯りがなければできることはほとんどない。1時間半ほどしてサトイモ畑の除草が
収穫した夏野菜
一段落し収穫物をもって帰宅。
帰宅するとまだ6時半過ぎ。風呂で汗を流した後にストレッチをしてからプラーナヤーマ。これでまた汗をかくことになるが、その後の清々しさを思うと気にならない。
プラーナヤーマ=呼吸法ではパドマアーサナ=結跏趺坐の姿勢をとっている。これが安定した姿勢を一番保てるからだ。姿勢が保たれていると呼吸に集中できる。
5年ほど前だったかパドマアーサナを始めたことろは苦痛で1分も続けていられなかったのが、今では30分は続けられるようになった。
ヨガの目的は瞑想により三昧の境地(解脱)に至ることらしい。座禅とよく似ていそうだ。実際「禅」はインドの古語であるサンスクリット語の「ディアーナ=瞑想」の中国語訳とある。
「インテグラルヨーガ」の著者サッチダーナンダの解説によれば「心の作用を止滅することが、ヨーガである」とあるのを知って最初は違和感があった。巷で話題になっているヨガとはあまりにかけ離れている。それに何か宗教臭がする。
ヨガの八支則=アシュタンガにはヤマ(禁戒)、ニヤマ(勧戒)、アーサナ(坐法)、プラーナヤーマ(呼吸法)、プラティヤハーラ(感覚の制御)、ダーラナ(集中)、ディアーナ(瞑想)、サマディ(三昧)があることを知ったのはつい数年前、ヤマやニヤマを守ることが難しい私でもプラーナヤーマまでならば不完全ながら取り組めると始めてみると、いつの間にか毎日の生活に欠かせない習慣となっていた。
今日も冷房を入れていない部屋でプラーナヤーマを始めると汗が身体を伝って流れ始めるが、この間は暑さからすっかり解放され涼しさが感じられるほどだ。不思議なことに冬の寒い時期は身体が温まる。「心頭滅却」などとてもできないが、姿勢を正して意識を呼吸に集中するだけで酷暑が涼しさに変わる。とはいえ、今の段階ではこれができるのはせいぜい30分、凡人には1時間のディアーナ=瞑想で上出来だろう。これを目標にしよう。

天候:晴れ      気温:26.5-35.5
7時前から朝食前までの40分間、ストレッチとプラーナヤーマなど。
18時30分~「まいにちスペイン語」2017年4-9月号中級本文暗唱