大地のリンゴ2012/06/13 14:34

フランス語ではジャガイモを「大地のリンゴ」ポムドテール(pomme de terre)と呼ぶ。リンゴ=果実といっても芋は地中になる。果実のような味わいを求めても適わない。度重なる飢饉で多くの人々の命を救ったことで、最初は不評だった味が見直され、食材になくてはならない存在になった。
ジャガイモの果実は一見トマトのよう。
ジャガイモの果実
これまで1株に1房で1個でもついていれば珍しいくらいだったが、今年はそうでもない。1房に4,5個ついている株が少なくない。芋に頼らない種の保存本能が働かねばならない変化がどこかに起きているのだろうか。
ジャガイモ
とはいえ、ジャガイモの生育は順調。
トウ立ちしたセロリ
トウ立ちしたセロリ
こちらは、発芽した2月の気温の低さが早めのトウ立ち=生殖生長を促したのか。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
                 Jog 45分 6km

天候:曇り、時々晴れ  気温:15℃-23℃
作業時間:10:00-14:00
カラシナの採種
カラシナの種
鞘が開いてしまったものがある。採種が遅れ時期を少し逸してしまったようだ。
カラシナの種
カラシナの種
わずかな量だが、これで練り辛子を作ってみたい。
キノコ採りの名人、福島県二本松の農家出身のSさんは、百姓になるための知識の宝庫でもある。麦刈りの手伝いの際、カラシナの種から練り辛子の作る方法を教えていただいた。
すり鉢ですったものを水で湿らせた和紙で覆い、和紙が乾燥するまで上に燠火(おきび)になった炭を置いておけば完成・・・すり鉢で当たるときに水を加えるのだったか、メモを取っておくべきだった。

播種:
キュウリ(ときわ地這)10株分
播種:キュウリ(ときわ地這)
株間1m、畝間1mで4粒ずつ点蒔き。タマネギを収穫した畝にはサツキの剪定枝で厚くマルチしてある。敷き藁の代わりだ。
セロリ
播種:セロリ
1月末に播種したセロリの1部がトウ立ちを始めた。寒さの厳しい時期の栽培にはハウスが必要なようだ。
72穴セルトレイに数粒ずつ点蒔き。
ズッキーニ(ブラックビューティ20株分、ゴールドラッシュ15株分)とドイツ土産のキュウリ5株分
播種:ズッキーニとキュウリ

ハウスのスイカ畝をサツキの剪定枝でマルチ
サツキの剪定枝でマルチ
懇意にしている造園屋さんが近くの団地でサツキの植え込みの手入れをしている。そこで大量に出る剪定枝を譲ってもらいスイカやメロンの敷き藁代わりにする。
これまで、この剪定枝は産廃として有料で処理を依頼していたとのこと。もったいない。