ピーマンとナスの採種2019/03/09 15:02

秋に種用に収穫したピーマンとナス、乾燥してかちかちに固まっている。水に浸けて2日間、やっと解れるようになった。
採種の用のピーマン・品種不明(苗を購入したため)、雄性不稔だと発芽しないのだが…
採種の用のピーマン
完熟したピーマンの赤い色と種の白っぽさが際立つ。種はナスの倍以上の大きさ、ピンセットで簡単に採取できる。
採種の用のナス・ローザ・ビアンカ、こちらは自家採種2代目なので発芽してくれるだろう。
採種の用のナス
ナスは果肉も種も薄い褐色でなかなか見分けがつかない。おまけに種が小さく、指先の感触を頼りに見つけた方が早そうだ。
採取した種
採取したピーマンとナスの種
ピーマン(左)とナス。水に浮くものは取り除いた。稲は濃い塩水で優良な種を選別するが、これで十分だろう。

温床内の温度
温床内の温度
昼間の温度は春らしく暖かくなったが、今日の明け方の気温は0℃前後。それを反映して温室内の温度は10℃を下回り、熱源に近い地温が10℃を少し上回っているだけだった。
育苗マットの発熱量だけではまだ足りないようだ。
熱源追加
育苗マットの下に防水した電気アンカを追加。これで育苗マットが上面の育苗箱に近づき温度がさらに上がりやすくなるだろう。
育苗箱には腐葉土をふるったものを入れてあるが、さらに焼き土で覆う。播種後の覆土にもこの焼き土を使う。焼き土だけで厚さが1cmほどになりそうだ。
床土で焼き土で覆う
これで発芽した苗が食害で消えてしまうことなく、除草の手間も省ける。明日になれば発芽に必要な温度に達するだろう。
焼き土をわざわざ作るのは時間も手間もかかる。
焼き土採取
そこで、草木灰作りに使ったストーブの底で焼けた土を使うこと。スコップで浅く土を削るだけだ。

天候:晴れ     気温:0.0-16.5