キウイの棚の修復まであと少し2019/02/02 13:50

棚を支える柱を垂直に立てることが課題で、これがなかなか難しい。
キウイの棚
こうしてざっと見ても垂直でないことがわかる。それぞれの支柱上部間と支柱下部間の距離を測り、等間隔になるよう調節していく。今日は相棒のKさんがいないため少し工夫が要る。
ロープワークで滑車の効果
ロープワークで滑車の効果を活かせるが、滑りやすいポリエチレン製ロープでは「南京結び」は使えないため、少し変形させてみる。
ロープワーク・変形の南京
これでほぼ滑車1つを使ったのと同じで倍の力が働くし、そのまま固定してしまえる。
キウイの棚の柱
四苦八苦しながら支柱をなんとか垂直に近い状態にすることができた。あとはKさんと微調整するだけで済みそうだ。
支柱は全部で12本。そのうちの直径5cm弱の単管パイプ8本が直交クランプを介して棚を直接支えることになる。直径8cm弱の支柱は基礎部分をアンカーボルトで固定し立て管バンドを使い単管パイプの柱を支えるようにした。さらに筋交いを入れ補強すれば十分な強度をえられそうだ。棚の下に物置小屋があるので下敷きの心配はなかったがこれで安心だ。

なお、基礎部分にはサビ止めを。
基礎部分にはサビ止め
フランジやアンカーボルトなど錆易い部分を放って置くと強度に問題が出るため入念にサビ止めを吹き付けた。

天候:晴れ       気温:-2℃-12.9

キウイの棚修復一段落2019/02/04 12:56

そろそろ夏野菜のナス・トマトなどの育苗を始める時期だ。それに稲の直播きにまったく手がついていない。いつまでもキウイの棚の修復ばかりにかかわっていられない。
修復を一応終えたキウイの棚
一応修復を終えたキウイの棚
4ヶ所それぞれ3本ずつある支柱を立て管バンドで固定し、筋交いを入れたことで斜めに傾いていつ倒壊するかわからなかった棚もこれで補強十分だろう。

南高梅が開花
南高梅開花
梅の開花の時期は早いが、まだ2月に入ったばかりだ。ぐずぐずしていられない。果樹栽培の経験がほとんどないため参考書片手の剪定作業になるが明日から始めたい。とりあえず南高梅3本、プラム、スモモの計5本。1週間はかかりそう。

天候:晴れ       気温:18.5℃-4.6
まだ冬だということを忘れさせる暖かさ、今朝の最低気温は10℃。

今冬の剪定作業終了2019/02/05 14:58

1週間はかかると思われた剪定作業があっさり終了。整枝しながら樹形を整えることを優先したため、花芽がついている枝の多くを切り落としてしまった。収穫しにくい場所でもある程度の数の果実を付けさせたいので、剪定は枯れ枝や徒長枝を切り取るだけに。
足元が軟弱で脚立が安定しない。脚立の最上段に立ち剪定していると、危なっかしいと思ったのか相棒のKさんが脚立2台と足場板で作業台を用意してくれた。
脚立2台と足場板の作業台
作業台の上は想像していた以上に安定していて高い場所の枝の剪定も不安なくできた。
整枝・剪定を終えた果樹
少々さっぱりしすぎかもしれないが、これで日差しの届かない枝はなくなっただろう。

開花期のビワも剪定
開花期のビワ
ビワの剪定時期は9月頃らしい。昨年は1つも実をつけなかった。おそらく茂りすぎで各花芽に栄養が行き渡らなかったためだろう。時期外れの剪定で摘果も兼ねた。

天候:曇り       気温:4.5℃-9.0

再びキウイの棚の補強2019/02/07 14:12

昨年まで田んぼの脇の小屋で焼き物をしていたTさんが引退することになった。そこで出てきた廃材に単管パイプ用の筋交いが4本。
筋交い
これで東西方向に筋交いを入れられる。
相棒のKさんの奥様が目の手術をすることになり今日は畑を休むということもあり、一人できるところまやってみることに。
この筋交いを固定するために単クランプ8つとボルト・ナット8組。
単クランプとボルト・ナット
さらに直交クランプを4つを新たに購入してきた。
単クランプ2つを直角に繋げた直交クランプの単価は160円。しかし単クランプは169円もする。単クランプだけでは筋交いを固定でなきないため、単クランプにボルト・ナットが付いたものを探したが1つ400円以上もした。とても買う気になれず単クランプの穴に合うボルト・ナットを探すと、1組25円でちょうどよいものを見つけた。
単クランプにボルト・ナットをセット
単クランプにボルト・ナット
あとはこれを使って単管パイプに繋げば筋交いが入る。
4方向に筋交い
前回は南北方向の筋交いだけだったが、東西方向にも加わりかなりの補強になったはずだ。
さらに不必要かと思っていた箇所にも直交クランプ
すべての交差箇所にクランプ
を施す。これで交差箇所すべてを直交クランプで固定。
すべての交差箇所にクランプ
グラつきはまったくなくなった。
棚が倒壊寸前であったため天井面のキウイの剪定ができずにいた。できる補強すべてが終わり、天井面にハシゴを載せ剪定作業ができるようになった。他の果樹の剪定が意外に早く終わったため、春になる前にキウイの剪定を始めることができる。

天候:晴れ       気温:1.5℃-17.9

雪が降る前に2019/02/08 13:16

キウイの棚の下の物置小屋には扉がない。
扉のない物置小屋
雨ならば繁茂するキウイのおかげで中が水浸しになることはないが、吹き込んでくる雪は防ぎようがない。
物置小屋に扉
Tさんの焼き物小屋の廃材から扉によさそうなものを見つけた。入り口に立てかけただけだが、これで雪の吹込みを防げる。

ついでにキウイの棚の基礎部分にも補強のモルタル
主柱のフランジ部と基礎に隙間
元々養豚所の水槽を支えていた柱はフランジとの接合部が斜めになっている。4本の柱が円錐状に裾広がりになるようフランジが取り付けられているためだ。水平な基礎に垂直に立てるとどうしても隙間が開いてしまう。
モルタルを練る
隙間を埋めるためのモルタルの正しい配合は知らないがコンクリートの配分を参考にセメントと砂を1:4にして少量の水で硬めに練る。
モルタルを隙間に詰める
基礎とフランジの隙間にモルタルを詰めていく。数日してモルタルが固まればアンカーボルトを締める。

天候:晴れのち曇り     気温:7.0℃-1.7