移築された四阿(あづまや)2014/04/01 21:30

ハウスでの水遣り、野菜の収穫・宅配で移築現場への到着が遅れてしまった。
四阿の再建
あらかじめ部材に符号がつけてある。それを確認しながら組み立てていく。簡単なホゾ組にボルトとナットによる接合なので作業は簡単で丈夫だ。
部材の防腐処理
風雨にさらされる部分にはクレオソートによる防腐処理。
ほぼ完成した四阿(あずまや)
四阿ほぼ完成
あとは屋根を載せ固定するだけだが、こちらの方が時間がかかりそう。風の強い日はさけなければならない。今週の金曜日に予定しているが、予報はあいにくの雨。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
      水泳 1000m

天候:晴れ      気温:9℃-18℃

水が来ない、困った2014/04/15 22:08

稲作は苗作りで半分、というようなことを聞いたことがある。苗作りがうまくいけば、半ば成功したようなものだと受け取っていた。
この数日、田んぼの様子を見に行くが、用水路は空っぽのまま。近所の農家の方に確認すると、水が来るのは5月半ばではないかとのこと。
では、苗作りはどうするのか確かめると、ほとんどの農家は農協に依頼するか、購入するかで苗作りはしていないという。そんなのでいいのか。
6月上旬に田植えを予定しているので、苗作りは4月末に始めるつもりでいた。これでは水のない苗代になってしまう。幸い、水持ちのよい田んぼなので、育苗は何とかなると腹をくくる。
田んぼの整備
田んぼの整備
コンクリート製の畦ぎわの土が高く盛り上がり、水が来ても田んぼ全体に行き渡りそうにない。周囲から水が回るように畔ぎわに溝を切った。
大きく波打っている田んぼの表面を眺めていると、草に覆われたままの田んぼにトラクターを入れて耕うんをするとこうなってしまう、と言われた。では手でやるしかない、というか、そのつもりでいた。25m☓17.5m、約400㎡の広さ、3,4日はかかりそうだ。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
      水泳 2800m

天候:晴れ     気温:6℃-21℃

4月1日 エダマメ播種
エダマメ播種
18m☓1mの畝に点蒔き、株間10cm、条間20cmで3条。
4月8日
エダマメにトンネル掛け
促成栽培のためエダマメにビニールシートでトンネル掛け。内側には保温と防虫を兼ねてネットを張っておいた。

4月9日 露地のスナップエンドウに支柱とネット
露地のスナップエンドウに支柱とネット
収穫量は多かったが、収穫期の短かったハウスのエンドウマメがそろそろ終わりになる。露地ものはもう少しゆるやかな生長をしてくれるとよいのだが。

4月11日 
スイートコーン(ピーターコーン)100株分播種
スイートコーン播種
2-3粒ずつ点蒔き。株間20cm、条間30cmで2条。

4月15日 四阿(あずまや)の屋根葺き
四阿の屋根葺き
川沿いで風が強い。屋根葺きは入念な作業が必要だ。初老の男たちに童心に戻る一時。完成まであと一息。

苗作り開始2014/04/16 21:07

米作りは手間がかかる。種蒔きの前に良質な種モミを選び、それを消毒し芽出しをしておく必要がある。
塩水選
塩水選の準備
水より比重の高い塩水を作り、浮き上がる種モミは廃棄し、沈むものだけを良質な種モミとして選別。
塩水選の溶液作り
卵が溶液中に少し浮く濃度の塩水を用意。
塩水選
浮いた種モミをザルですくい取る。
同じことをしても陸稲(夢のはるか)ではうまくいかない。
陸稲の塩水選
大半の種モミが浮いてしまう。塩の濃度を下げても状況に変化なし。塩水選は諦める。そもそも陸稲では塩水選などしないのだろうか。
種モミの消毒
種モミの消毒
温めのお湯(60℃)に5分間浸す。温度や消毒時間を間違えると発芽が悪くなるらしい。
あとは芽出し。(塩水選や温水消毒を含めて)参考にさせて頂いたブログよれば浸水させて2週間が目処になるらしい。種モミの説明書には、浸水中に酸素が十分供給されるよう2日毎に水を替えるとある。なかなか手がかかる。しかし、これだけで終わらない。収穫後には脱穀、籾摺りなど、それなりの用具が必要だが、まだ何も用意できていない。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:晴れ       気温:9℃-22℃

野菜の宅配:新タマネギ、レタス、キャベツ、シュンギク、グリーンピース、ソラマメ

苗代の準備2014/04/17 22:11

昨晩、田んぼを世話してくれたMさんとともに所有者のKさん宅を訪れ、田んぼのこと、使用についての注意、用水などの説明を受けた。
この辺りでは苗の受け取りが5月14日、その数日前に用水路に水が入るとのこと。
用水路
用水路
用水路はきれいに掃除されていた。ドロなどがたまっていると送水パイプなどがいずれ詰まってしまうからだろう。
取水口。50mほど先に田んぼがある。
取水口
幅広のコンクリート製畦には直径10cmくらいの送水用のパイプが通っている。
排水路(田んぼの東側)
排水路
最初はここから取水するのかと戸惑った。家庭雑排水が流れ込んでいて、あまりに汚い。
苗代の準備。取水口に近い西側は土がねっとりしていて水分が多そうだ。反対側は土が乾いているので苗代には向かない。
苗代
田んぼの土が畦より高く盛り上がっている場所があるが、水が入ると土が大きく沈むという。水が入ってから田植えまで時間があるので、その間に代かきをしながら平らに均すことができるが、苗代はそれまで待てない。
表面の枯れ草を取り除き、短冊型に整地。水持ちのよい田んぼらしく、湿った土を掘り起こしていると中からドジョウが出てくる。
課題は、田んぼに水が入ってきた時点で発芽した苗が水に沈んでしまわないよう苗代の高さを調整することだが、水位調節と播種後2週間の苗の大きさが不明だ。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
      水泳 2900m
老人にしては食べ過ぎとよく言われるが、体重は減少傾向。田んぼの作業が加わりカロリー不足になっているのか。

天候:晴れ    気温:13℃-21℃

もち米播種2014/04/26 20:06

浸水させて10日目の種モミ(もち米=ゆめのはたもち)
浸水10日目の種モミ
種モミの一部は発芽し始めている。
60℃のお湯に5分間浸けての消毒。60℃はお湯としては温めだが、手を入れられないほど熱い。種モミはこの熱に耐えられるのか、発芽まで心配だったが杞憂だった。
小麦(農林61号)の条間に条蒔き
もち米播種
種の説明書には、条蒔きで10a当たり4kgが目安とある。この陸稲の畑は20mx6mで1.2a分あるので0.5kgの種モミを蒔いた。種の密度は小麦とほぼ同じか。
陸稲とはいえ、麦と違って乾燥を嫌う。畝間を三角ホーで溝を切り、そこに種を蒔いていく。
もち米を播種した小麦畑
小麦の畝間の除草も兼ねての作業は一石二鳥だ。
種モミはまだ半分残っている。厚木の圃場でも小麦を栽培しているので、この2,3日のうちに除草と播種を終えてしまいたい。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
昼過ぎに歯周病で傷んだ奥歯を1本抜いた。歯科医によると5ヶ月前の状態があまりに悪かったので4本抜歯する必要があるかもしれなかったらしい。幸い1本だけで済むようだ。毎食後の入念な歯磨きが功を奏したのか。

4月18日保存食作り
グリーンピースのビン詰
収穫期が集中して食べきれないグリーンピースをビン詰めに。

4月19日 長ネギ(根深一本太ネギ)苗の仮植え
長ネギ苗の仮植え
1月に播種した長ネギ苗を2-3cm間隔でハウスに仮植え。この草丈では雑草の勢いに負けてしまう。

4月20日の昼食(弁当)
弁当
納豆作り用に買った経木の包みを開く。豆ご飯とう巻もどき。う巻もどきは高価なうなぎの蒲焼きの代わりにサンマの蒲焼き缶詰を使ったものがテレビで紹介されていた。試作してみるとなかなか美味。
グリーンピースの種取り
グリーンピースの採種
鞘が乾燥したグリーンピースはそのまま種として保存。緑が残るものは水煮ビン詰めで保存。

4月21日 マーマレード作り
マーマレード作り
宅配先でいただいた甘夏でボール一杯分のマーマレード。材料は甘夏の皮、果汁、グラニュー糖1kg。

4月22日 ショウガとウコンを播種
ショウガとウコンを播種
黄金ショウガ(右側)と秋ウコン。それぞれ株間25cm。

4月24日 サトイモの播種準備
サトイモの畝
10m長の畝に深さ25cm、幅25cmほどの溝を2本切り、野菜の生ゴミと置き場の土に米ぬかを投入してから5cmほど覆土。あとは芽出しの済んだ種芋を置いていくだけだが手が回らない。何とか4月中に。

長ネギ2,000本を仮植えする畝
長ネギ苗仮植え用畝
ハウス内にはこれだけの苗を仮植えする余地がない。畝長10m、幅1mの畝を準備。

小麦が出穂
小麦が出穂
今年はウドンだけでなくパウンドケーキとしても楽しみたい。

三州生姜を播種
三州生姜を播種
昨秋に収穫しサトイモとともに保存しておいたショウガを株間25cmで播種。

4月25日 あづまや移築完了
あずまや移築完了
最後の工程、屋根葺き。
屋根葺き
屋根は2.4mの高さ。
屋根葺き
日頃の農作業で鍛えられているのか身のこなしに危なげはない。