できることは限られる2019/10/30 11:57

ほとんど日照がなかった10月がそろそろ終わる。朝から日が差しいつもより1時間早めに家を出たが、できることは限られている。まずは見回りから。
榾木(ほだぎ)
ホダ木
キノコの姿はまったくない。いつまでも続いた暑さと梅雨時を思わせる10月の天候が原因なのか。とはいえ、春に仕込んだ榾木にキノコが発生するのは翌年の秋らしい、好条件が整えばこの秋の収穫も望めるらしいが、それどころではないようだ。
夏の盛り、ニュースで森や林で毒キノコが大発生したとあった。そして10月に入ると再び「夏に生える毒キノコが大発生」とニュースが流れた。その一方で秋の食用キノコの不作が伝えられた。
日本で現代的な気象観測が始まったのは150年ほど前の1871年のことだったらしい。地球規模の気候の温暖化をとやかく言うには、150年という期間は短すぎるかもしれない。とはいえ、農作業で自然に接する機会が多いと様々な変化に気づくことが多い。畑が変われば、土壌も変わる。それを考慮に入れても温暖な気候が去りつつあるのは確かなようだ。
黒田五寸ニンジン
黒田五寸ニンジン
アスパラガス
アスパラガス
茎は枯れてしまったため撤去した。また新芽が出ている、根は確かに生きているようだ。
ホウレンソウ
ホウレンソウ発芽
播種したのは24日、まだちらほらだが発芽している。
枯れ落ちてたオクラの鞘
オクラの鞘
乾燥させればよい種が採れそうだ。
播種したばかりのゴボウの畝
ゴボウの畝
種は昨日の雨で浮いたり流れ出したりしていないようだ
サツマイモ畑
サツマイモ畑
高盤層を掘り抜いてある場所の水はけは改善されているが過湿は避けられない。タマネギを植え付ける予定だが、高畝は必須だ。
サトイモ(土垂)
サトイモ(土垂)
畑が変わってからサトイモの不作が続いていた。田んぼのような湿地はサトイモ栽培に適しているようだ、適材適所。
棚の解体
棚の解体
せっかく硬盤層を掘り抜いた場所のぬかるみに入り踏み固めたくない。できることは後片付けくらい。ネットに絡んでいたゴーヤの弦も枯れてきて片付けやすい。
片づけを終えた畑
1時間半ほどで棚の片づけを終えた畑、長らく雑草を放置していたため根が深く張っていそうだ。耕うん機だけでは十分な耕うんはできないだろう。

天候:晴れ      気温:11.0-22.5