日向ぼっこには早すぎる ― 2019/11/01 12:56
鉄剤服用が終わり貧血が解消するまでは、2日間畑に出たら1日休養日を入れることを復活させた。
とはいえ、じっとばかりしているのは退屈だし身体に悪い。南面のベランダで日向ぼっこをしながらラッカセイの殻をむきピーナツバター作りがよさそうだ。
もう11月、初冬とは思えない日差しに急きょコンバイン
袋で日よけを作る。2重にしてやっと暑さをしのげる。日向ぼっこどころではない。日よけがなければ背中がじりじり焼けるように熱くなる。
単調な作業が続くためラジオも持ち出した。
ほぼ未使用の防災用ラジオが使いものになるか確かめておくのも悪くない。スイッチを入れたが、やはり何も反応しない。乾電池を入れて使うこともできるが、入れていない。上面の太陽電池に日を当ててもすぐには十分な電力を賄えないようだ。発電用のハンドルを数回勢いよく回すと音声が流れ始めた。AM、FMが数局受信できる。愛車サンバーバンのラジオより感度がずっとよく電源がなくても実用に耐られそうだ。
台風の季節が去ったからといって油断はできない。東南海地震だけでなく直下型地震だっていつあるかわからない。もっとも恐れているのは富士山や箱根山の噴火だ。
富士山は300年ほど前の「宝永噴火」以来、それまでほぼ100年間隔で噴火していたのがぴたりと止まってしまっている。「宝永噴火」と同等の噴火があれば、神奈川県中央部のこの辺りで火山灰が30㎝ほど積もるとある。そうなれば家の倒壊、水道、電気、ガスなどのライフラインは完全に機能を失うだろう。もちろん生命線の道路全面不通も例外ではない。
一方の箱根山は富士山の陰に隠れて軽視されがちだが、6万年前の大噴火では火山灰や噴石だけでなく火砕流が東京都まで達したらしい。地質の分析から箱根山は、かつて30万年に4回大噴火をしていることがわかっている。事実だとすれば7万年に1度、こちらの大噴火もいつ起きても不思議ではない。備えることはいくらでもある・・・なんて思いにふけりながら殻むきが続く。
殻の硬いものは自作の殻割器でひびを入れて。
一部は種用に確保。
殻をむいたばかりの豆は湿ったものが多くローストした後も皮をむきにくくなりそうなので天日で少し乾燥させてみる。
ベランダ栽培の様子
中玉トマト・レッドオーレ6段目
レッドオーレ10段目。この暖かさが続けば収穫までこぎつけられそうだ。
トマトと混植のカレープラント。やがて3年目の冬を迎える。これまで2回の冬越しでは温室内にもかかわらず葉がすべて枯れ落てしまったが、復活してくれた。
うっすら黄色みづいたレモン。収穫が1個だけだった昨年より小ぶりだが5個なっている。これ以上の収穫を望むならば地植えが必要なようだが、寒さに弱いため決めかねている。
鉢植えの唐辛子、鷹の爪ではない韓国赤唐辛子・コリアンレッド、非常に辛いが風味がある。
天候:晴れ 気温:11.5℃-23.1℃
タマネギの畝立て準備 ― 2019/11/02 12:56
キクイモが花をつけなくなり、代わりに部屋を彩ってく
れる花を探すが見つからない。
この時期、唯一花を咲かせ始めているのはビワだが、活けるには華やかさがない。
青リンゴとブルーベリーの挿し木
リンゴを挿し木にするにはやはり台木が必要らしい。すべて枯れてしまいそうだ。手前9鉢のブルーベリーは枯れる様子はない。
桑の木、どういうわけか実をつけたことがない。調べてみると、一部の品種に自家受粉のものもあるがほとんどが他家受粉とある。一番近い時期の挿し木の適期は2,3月とある。気の長い話だが、数本の苗を用意し花をつけさせないと桑の実=マルベリーは味わえないようだ。
生育順調なキャベツ
防虫ネット無しのキャベツ栽培は初めてだ。始めのうちは青虫の食害に遭い穴だらけだったが、モンシロチョウの飛来もすくなくなり結球部にヨトウムシの虫食いも見当たらない。冬取りのキャベツにネット掛けは必要なさそうだ。
苗床の様子
左から泉州黄玉葱、ネオアース、右手前がサニーレタス、奥がタアサイ。タマネギは最終的に泉州黄玉葱が250株、ネオアースが100株程度の苗が確保できそうだ。まだ鉛筆の芯ほどの太さしかない。よく調べてみると中晩生のタマネギは9月下旬に播種して11月下旬にやっと鉛筆ほどの太さになるらしい。
野球場近くの圃場に移動してタマネギの畝立て準備
馬糞の山
ポニー牧場の依頼で馬糞を引き受けているためふんだんに馬糞堆肥を使うことが出来る。
これから作付け可能な場所を馬糞でマルチ。
ニンニクの畝にも馬糞マルチ。
ジャンボニンニク36株と無臭ニンニク132株を播種し、発芽が確認できないのはそれぞれ2株ずつ。
ニンニク畝の東側にタマネギ畝を立てられるよう馬糞堆肥を軽く鋤き込んみ、2週間後に酸度調整に再度木灰を散布。その2週間後にタマネギの定植で間に合いそうだ。
天候:晴れ 気温:11.0℃-20.1℃
ゴボウ畝にトンネル掛け ― 2019/11/04 13:33
やっと秋らしい気候かと思っていたが、すでに11月。10時をすぎるとシャツ1枚でも汗ばむほど暖かい。
先日播種したゴボウの発芽適温と生育適温はともに20℃ー25℃。11月に入って最低気温が10℃前後、このまま気温が下がっていけば発芽しないかもしれない。とはいえ、地温が急に下がることはないが少しでも高くしておきたい。
トンネル掛けする前にサニーレタスを混植
換気口付きビニールシートでトンネル掛けする前に、露地栽培より生長が速いことを期待してサニーレタスを定植。
換気口付きとはいえ、晴天であれば地表面の温度は40℃を超えそうだが、明け方には外気温と変わらなくなる。地温が平均して20℃を超えるくらいならば発芽してくれるだろう。
自家採種のソラマメ播種
春先からアブラムシが大発生したソラマメ、ほとんど収穫できず放置していた。それでも夏前に小さめで黒ずんだソラマメの鞘を見つけ乾燥させておいた。
サニーレタス苗栽培跡にソラマメ播種
虫食いがあるが、胚芽部分が傷んでいないものを播種してみた、どうなるか・・・
サニーレタス定植
ナスを撤去したキャベツの株間に。
タアサイ定植
オクラも撤去してその跡に。
しかし、場所が足りず冬枯れのアスパラガスの畝にも。
これでレタス苗のすべてとタアサイ苗の半分を定植し終え一段落がついた。
ビート発芽
発芽が揃ったホウレンソウ
コリアンダー=パクチー発芽
まだ発芽したばかりらしくバラツキが目立つ。
今年中に残された作業はコムギの脱穀と播種、サツマイモ、サトイモ、近江ショウガの収穫とタマネギ苗の定植。1か月あれば何とかなりそうだ。
天候:晴れ 気温:12.5℃-19.0℃
ピーナッツバター作りその1 ― 2019/11/05 18:14
明日を休養日にするつもりだったが相棒のkさんが復帰するようなので、急きょ今日を休養日に。
先週金曜日に殻剥きしたラッカセイでピーナッツバター作りに取り掛かることに。
4日間天日乾燥させたラッカセイ
すっかり湿っぽさが抜けている。
160℃で40分ロースト
この間にピーナッツペースト作りの準備ための殻剥き
こちらはピーナッツ豆腐の材料としても使えるようにするため、砂糖や油脂は加えないつもり。
ローストしたラッカセイ
温度が160℃と低めだったせいか、薄皮がパリッとせず剥きにくい。
そこで再度ローストすることに。210℃で10分に設定したが、8分ほどで中断。
薄皮を剥いたラッカセイ
4日間の天日乾燥とローストで水気が飛んでしまった。
フードプロセッサーに掛ける前に一旦沸騰させて1晩水につけたままにして吸水させてみる。
リンゴジャム作りで余ったザラメも加えておく。あともう一度温めてからバターを加えフードプロセッサーにかければ出来上がりだ。
天候:晴れ 気温:6.5℃-19.5℃
作業開始した頃、日だまりは暖かくて快適だったが、日が高く昇り始めると日除けが必要になった。
冬らしさは朝の中だけ ― 2019/11/06 15:07
この数日、朝の最低気温が10℃を下回るようになった。さすがに家を出るときはシャツ1枚では寒い。そろそろ冬支度を始める頃だ。
畑南側に芭蕉を植え防風林にしているが、これを見てい
ると南国的な雰囲気に11月に入ったことが信じられなくなる。10時を回る頃の気温は20℃近くに。
とはいえ、朝の最低気温が4℃を下回れば霜が降りる。あと2週間はその心配がなさそうとはいえ、霜が降りればせっかく発芽したパクチーなどは枯れてしまうおそれがある。
パクチー=コリアンダーとビートの畝
霜よけに防虫ネットをトンネル掛け
保温にはほぼ役に立たないが、これで葉などに霜が直接当たることはない。
青リンゴの根元
接ぎ木の跡=継ぎ目をさがすがよくわからない。この青リンゴの台木の部分から新しい枝が出ていれば、それを使って自前の台木を用意できるらしい。
長ネギに土寄せ
長ネギの両側の土や草を削りながら土寄せしていく。土
寄せは力仕事になる。三角ホーで軽く浅くを心掛け身体の負担にならないよう努めたがぐったりしてくる。無理せず全体の1/3にとどめる。
今日の収穫
ヤツガシラの赤い茎が枯れてしまわない中に切り取り芋がらに。表面の筋を取り除き乾燥させれば長期保存が効く。この芋がらと油揚げの味噌汁はなつかしい子供のころの大好物だ。
天候:晴れ 気温:8.0℃-21.0℃
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