予想外の雨、急きょ芋掘りに変更2018/11/04 11:58

午前中いっぱいは天候が悪化してもせいぜい曇りの予報だったが、外に出ると雨がぱらついている。空を見上げると黒っぽい雲が広がっていた。
先日の家族連れとともに天日干しをした米の脱穀作業が今日の予定だった。好転を期待して田んぼへ。しかし天候は回復の兆しを見せないどころか雨脚が時々強まる。せっかく足を運んでくれた家族連をこのまま帰すのは申し訳ない。代わりに1週間後に予定していた芋掘りを勧める。芋掘りならば多少の雨降りでも何とかなる。
芋掘り
子どもたちは雨などものともしない。
豊作だが、虫食いが多い。慣れない畑は勝手がわからない。以前はよくラッカセイを栽培していたらしい。窒素分が豊富なのかもしれない。
芋掘り
11時を回る頃になると雨は本降りになってくる。芋の分配も丁度終わり解散。

天候:雨、時々曇り   気温:10.0℃-17.6℃

来年は稲の不耕起栽培2018/11/07 14:17

図書館でたまたま手にとった本に福岡正信氏の稲作について詳しく述べられているのを見つけた。
友人の田んぼでも福岡正信氏直伝だという種籾を練り込んだ粘土団子を稲の切り株に置いてくのを手伝ったことがある。しかし、雑草の勢いに稲が負けてしまい収量が驚くほど少なかった。そのため自分で稲作を始めた時は苗代で稲苗を育てる伝統的な方法を採用した。
しかし、70歳を超えてから腰痛など体調不良が続き体力の限界を意識せざるをえなくなった。
福岡正信氏の粘土団子には種籾だけでなくクローバの種も仕込まれ雑草の繁茂を抑える工夫があった。11月にこの粘土団子を稲の切り株の間に1つずつ置いておけば、寒さに強いクローバが芽を出し、春を迎えると雑田んぼを覆って草の生育を抑えてくれるらしい。雑草の発生は抑えても稲の発芽の邪魔にはならないというのが不思議だ。
クローバ100mlを田んぼ1/4=250㎡に播種
クローバ播種
1袋50mlで50㎡分とある。バラ撒きはせず、切り株に点蒔き。手が掛かるが経済的だ。あと6袋必要だ。
先日の雨で脱穀ができていず、種籾を確保できていない。粘土団子を作るにも時間がかかる。今月中にはクローバの播種を済ませたいため、種籾を仕込んだ粘土団子作りは後回しにした。

天候:晴れ     気温:15.9℃-19.0℃

アズキ・大納言収穫2018/11/08 15:32

アズキ・大納言
アズキ・大納言
昨年まで隣同士で耕作していたIさんが自家採種した大納言。収穫期に入っても珍しく虫喰いが少ない。倒伏して鞘が地面に触れないように柵などを用意したのも効果があったようだ。
しかし、鞘のまま乾燥させておくと虫喰だらけになってしまう。
防虫対策にドライアイス
収穫したアズキの防虫対策
フタ付きのバケツにアズキを入れ、その上にスーパーで仕入れてきたドライアイスを豆に触れないように載せる。ドライアイスが溶ければバケツ内は二酸化炭素で満たされる。二酸化炭素は空気より重いため、このまま放っておけば虫の卵はともかく幼虫などは駆除できるはずだ。

春キャベツ・富士早生を定植
春キャベツ定植
ベランダで栽培しているキャベツ苗120株の中、本葉が4~6枚になったもの60株ほどを株間30cmで定植、ちょっと狭いか…

サトイモの畝の準備
サトイモの畝
畑の移転などがあって例年になく悪いサトイモの出来。来年のサトイモ栽培に満を持して備える。溝を深めに切り、野菜くずや魚のアラなどの生ゴミを元肥として投入し土を10cmほどの厚さで被せていく。

そろそろ収穫できそうな葉物野菜
ミズナ
ミズナ
ターサイ
ターサイ

採取したエンドウマメの種
自家採種のエンドウマメ
キヌサヤ(右)とスナップエンドウ

ソラマメ・一寸空豆
ソラマメ
自家採種したもののネットに入れ乾燥させておいたものをポットに播種。しかし、殺虫剤などを使用しての防虫処理を施していない種は虫喰いだらけで発芽は危ぶまれた。しかし、それでも4,5株が発芽し始めている。

育苗中の玉レタス
玉レタスの苗
定植するにはまだ小さすぎるかもしれない。

天候:晴れ     気温:12.5℃-19.6℃
季節外れの暖かさは今週末までらしい。ベランダで採種作業をしていてヤブ蚊に刺された。

侮れない「孫の手」2018/11/11 16:11

先週予定していた稲の脱穀作業が雨に祟られ今日になった。家族連れの応援があるものの、孫の様な歳の子どもが多い。どこまでできるか多少の不安があった。
エンジン付きの脱穀機・ハーベスターがあれば簡単に終わる作業も、足踏み脱穀機と唐箕を使った手作業で手間がかかる。
稲の脱穀作業
いざ作業を始めるとそんな不安はすぐに消えた。「孫の手」と言っても背中を掻く棒ではなく、まさに孫のような幼い子どもたちの手伝いのことだが、彼らの活躍は予想を遥かに超えていた。周囲の大人たちの様子を見ながら、必要な仕事は何か探しては着々とこなしていく。
唐箕掛け
足踏み脱穀機の操作を除くすべての作業に関わってくれた。おかげで夕方まで掛かると思われた作業を3時前に終了することができた。ハーベスター袋9袋になった。昨年の1.5倍の収量だ。
残るはモチ米と人気のウルチ米・ハルミ
脱穀を待つモチ米
こちらの脱穀は19日、月曜日を予定。

11月10日
エンドウマメ2種を畑に直播き
エンドウマメ2種を直播き
スナップエンドウ40株、キヌサヤ60株。4粒ずつ点蒔き。株間25cm、条間50cmで2条。自宅のベランダでスナップエンドウ40株分をポットで育苗中。自家採種なので発芽率がやや心配なため予備とした。

葉物野菜・ホウレン草とシュンギクの畝の除草
葉物野菜畝の除草
そろそろ11月半ばを迎えるというのに暖かい日が続く。小春日和と言えるような穏やかさはない。少し身体を動かすだけで汗ばむ。それもあってか雑草の勢いに衰えが見えない。

天候:晴れ     気温:11.4℃-19.2℃

クローバー発芽2018/11/15 14:50

福岡正信氏の不耕起栽培について何かで詳しく知ったわけではないが、とにかく見よう見まねでやるしかない。
不耕起であれば雑草を一定程度に抑える方策が欠かせない。福岡式不耕起栽培では粘土団子に種籾と一緒にクローバーの種を練り込むらしいが、まだ種籾の用意もできていないためそれができない。
11月14日の昨日、再び田んぼにクローバー(シロツメクサ)の種を蒔いた。
クローバーを播種した田んぼ
これで田んぼ全体の半分。隣の田んぼには脱穀に来た家族連れの子どもたち数人がレンゲの種を蒔いていくれたが1/4ほどだけなのであと1日かけて種まきが必要だ。
とは言え、1週間前に稲の切り株に指先ひとつまみずつ蒔いた種が発芽してくれなければ何も始まらない。
発芽したクローバー
株元を見ると何か発芽している。雑草ならば様々な形態の双葉がでているはずだが、どれも一様だ。葉の形状から判断してクローバーに間違いない。これで第一歩が踏み出せた。
次は粘土団子をどう作るか、あるいは別の方法を考えるか…他にも残ったサトイモの収穫とその跡に麦の種蒔き。タマネギ、キャベツ、ソラマメレタスなどの苗の定植が待っている。

プランターで栽培しているタマネギの苗
プランター栽培のタマネギ苗
畑に直蒔きしたタマネギ3種
畑に直蒔きしたタマネギ
直蒔きの一番奥は泉州黄玉葱はまばらだが、プランター栽培のタマネギが同じ泉州黄玉葱なのでこれで補える。

予備にポットで栽培しているスナップエンドウ。
発芽したスナップエンドウ
昨年は自家採種したスナップエンドウを直播きしたところ発芽が悪かったためポットに3粒ずつ点まきしておいた。

ソラマメ
発芽したソラマメ
自家採種で虫喰いがあったが50株近く発芽している。これで高価な種を買わずに済む。

長年耕作放棄されていた農地の開梱は手がかかる。
開梱作業
雑草が繁茂し放題だった場所ではいきなり耕運機をかけられない。すぐにロータリーに根が絡んで動かなくなる。スコップでこまめに掘り起こし根を切ったり掘り上げたり。久しぶりに手に豆ができた。

天候:晴れ     気温:8.2℃-16.7℃

ようやくしつこい腰痛から解放された。原因は猫背だったらしい。椅子の背もたれの形状が猫背を強いていた。仙腸関節の痛みや違和感も消えたが、老いは無視できない。