炭素循環 ― 2011/02/28 20:45
有機農法とか自然農法といっても多種多様で、発想や出発点が大きく異なり、どんな事柄をどう導入したらよいのか判断に迷っていた。
今日は1日雨の予報が出ていたので、自分にとって有機農法あるいは自然農法とは何かを考えることにした。有機農法については注特に意が必要なようだ。これから美味しくなるイチゴ栽培用の有機肥料が販売されているが、下水汚泥を使ったものもあるようで、環境ホルモンや重金属などの混入に不安を感じる。
「炭素循環による有機農法」というものがあるのを雑誌などで何度か目にしたことがあったが、注意を払ってこなかった。今日偶然行き当たったサイト「炭素循環農法」が大変参考になった。土壌内微生物群の働きが重要だと説いている。経験の浅い私など、到底比較の対象にならないが、幅広い知識と経験に裏打ちされた内容には頷くことばかりだった。1日かかっても読みきれないほど充実している。
これから年3,4回造園業者が運び込んでくれる多量の刈り草の活用方法に重大なヒントを提供してもらった。
積み込んで完熟堆肥にすべきか迷いが生じていた、が止めにした。従来から実施していた方法、米ぬかを振った上から草マルチをして表層土壌の微生物群を豊かにする方針を守ることにした。
この方法を徹底して栽培したブロッコリーとニンニク
2週間前の生育状態だが今も変わらず、たくさんの側花蕾をつけている。こぶし大になったものを毎日10個くらいの収穫ができている。
ニンニクは寒かった冬の間も生長し一回り大きくなった。投入した肥料分らしきものは米ぬかと少量の油かすだけだ。微生物が植物の生育を支える働きは侮れないようだ。
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