麦刈りとホタル2010/06/13 20:15

今日は「望地の田んぼとゲンジボタルを守る会」の麦刈り。先週の日曜日の予定だったが、低温続きで実りが遅れたらしい。
「田んぼとゲンジボタルを守る」ため、この田んぼでは、農薬も化学肥料も使われていない。それどころか肥料らしきものは刈った草のみだ。それでも米と麦の二毛作が成り立つ。
慣行農法では考えられないのは手法だけでなく景観もまったく異なっている。
望地の田んぼ
この草ぼうぼうの田んぼには麦だけでなく、稲の苗も生長している。隣の田植えはどこでも見られる・・・でもない・・・多くの人たちの手による、かつての田植えの風景が見られた。
秋の稲刈りの時の昼食は、春に収穫した小麦の粉で作ったスイトンだった。スイトンの昼食か・・・と侮っていたが、野外の空気も手伝ってとても美味しかった。12月には秋に収穫したもち米で餅つき。労働とそれに見合う収穫と味わいがここにはある。

無心に麦を刈る。仲間がいれば辛さより楽しさが上回る。
麦を刈る

昼食は豪華なバーベキュー、たった500円の年会費でよいのだろうか・・・
バーベキュー
午後からも頑張らねば・・・

刈った麦は、一抱えほどにして紐で束ねる。
束ねた麦
午後から参加したKMさん、束ねた麦わらから雑草を引き抜いています。初めての麦刈りはいかがでしたか。
麦束の点検
最初はおぼつかなかった鎌を握る手つきも慣れてきましたね。
今日はこの後、1千匹以上のホタルの乱舞が待っています。果たして見ることは出来たでしょうか。
相模原市には、この望地キャンプ場だけでなく道保川周辺、八景の棚下、田名塩田、相陽中裏など、何ヶ所かホタルが見られる場所があるようですが、せいぜい数十匹ほどで、1千匹以上のホタルを一度に見られるのはここだけだそうです。
私は一足先に帰りましたので、KMさん、感激するほどのホタルの乱舞の様子を後ほどお知らせください。