再出発2018/01/19 13:20

もうこれで野菜づくりは諦めることになるのかと半ば覚悟していたが、年が明けてみると意外な展開が待っていた。
新しい畑の測量と調査の結果を図にしてみた。
東西50m、南北32mで1500㎡以上あるし田んぼの用水路が脇に通っている。
新しい畑
大家のKさんに案内してもらいながら果樹の種類を教えてもらった。
梨、梅、栗、桃、柿、柚子、カボス、杏、スモモ、プルーン、キウィ、枇杷など多彩だ。しかし、長らく放置されていたため、今後の手入れが欠かせない。果樹栽培は初めてで簡単にはいかないだろう。除草剤、農薬の使用を強制されないか心配だったが、大家さんも同じ考えであることがわかりほっとする。その分、病害虫防除が大きな課題になりそうだ。それでもキウィ、栗、柚子、カボスの収穫は楽しめそうだ。
2月4日
ここが安住の地になるか不明だが、物置小屋を移築。
物置小屋の移築
友人のMさん、相棒のKさんが手慣れた様子で小屋の柱を立て、あっという間に屋根を載せ骨組みができあがった。
果樹の合間を畑にすれば400㎡は確保できそうだ。さらに座架依橋近くに300㎡弱の畑が使えるようになったので、ほぼ以前と同じ面積の畑が確保できた。

2月7日
田んぼに馬糞堆肥6トンを散布。
田んぼに馬糞堆肥散布
一輪車2台で30mほど離れた田んぼへ5トン。以前から田んぼの大家さんに土地が痩せているため施肥が欠かせないと言われていたが、通路に接していないのでそれができずにいた。
田んぼに馬糞堆肥散布
隣の新しく始めた田んぼに1トン。

6月に明け渡し予定の小麦(ユキチカラ)畑
麦畑
夏が終わる頃には堰堤が完成し、この光景は見られなくなる。小麦の収穫が間に合っただけでも幸いだった。
ここで800㎡の畑を失う。

3月7日
3年後に返却を迫られるかもしれない畑300㎡
ジャガイモ3種を植え付け
キタアカリ30株(種芋購入)
キタアカリ
アンデスレッド50株(自家採種)
アンデスレッド
ニシユタカ60株(自家採種)
ニシユタカ
ネギ坊主が目立ち始めた長ネギを抜いてジャガイモを植え付ける。こうすれば故障中の耕うん機がなくても鍬で簡単に耕すだけで済む。長ネギは移植。

春の訪れとともに怒涛の毎日が始まる。冬の間、田んぼの整備や果樹園の除草作業など重労働が続き疲れがたまっていた。相棒のKさんは後期高齢者ながら水泳仲間で強靭な身体の持ち主だったが、ここへ来て体調を崩してしまった。

天候:雨のち曇  気温:15.9℃-9.1℃

一昨年末から昨年にかけて4ヶ月続いた体調不良が転機になり体質が変化してしまったらしい。かかりつけ医に勧められて再開し20年以上続いた水泳を止めることにした。耕うん機や刈払機なしの農作業に3000m弱の水泳は70歳を前に限界を超え始めたらしい。
水泳の代わりにアシュタンガヨガに本格的に取り組むことにした。西洋文明を象徴するいわゆるスポーツとは縁を切ることにした。あまりに商業化されたオリンピックの報道にはうんざりした。先進国を自認するこの日本で6人に1人の子どもが飢えてると聞く、世界に目を向けたら一体どんなことになっているのやら…
アシュタンガヨガの日本の第一人者ケン・ハラクマ氏の推奨する「インテグラル・ヨーガ」スワミ・サッチダーナンダ著を読んだ。古来、戦争の火種になってきた宗教には興味はないが、この書を読んで信仰心の何たるかが少し理解できる自分がいる。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
畑の場所は何市

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://climaxgarden.asablo.jp/blog/2018/01/19/8772504/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。