「炭素循環農法」を真似る2013/08/13 22:16

無農薬・無化学肥料による野菜栽培を試行錯誤で続けてきた。今後はさらに無施肥、といっても今まで米ヌカくらいで、肥料らしきものはほとんど使っていない。
この数日、あまりの暑さで農作業は短時間で切り上げている。その分、余った時間を座学に回せる。
「炭素循環農法」に注目したのは、今までの試行錯誤の延長線上にこの農法があるように思えたからだ。無施肥に加えて無防除というのもいい。
農業に関わって以来「殺し」=防除に対して鈍感になっていった。ヨトウムシ、青虫、ネキリムシなど目に入れば躊躇なくすべて殺処分。自分の本性を思い知らされる気分は何とも言いがたい。
まず第一歩は土壌に炭素分をたっぷり補給することから。幸い、C/N比40以上あると思われる刈芝草が豊富にある。10日に用意したダイコン用の畝に投入してみる。
仮芝草の投入
除草作業の後なのでカメラのレンズが汗で濡れ一部がボヤけてしまっている。保湿のためとはいえ、雑草を放置したままにしておくと、県から(農業サポーターの)認定を受けていても秋に予定している農地を世話してもらえなくなりそうだ。刈った草はいずれ鋤き込み「炭素」の材料になると思うと除草が楽しくなる。除草といっても、手で簡単に引き抜けるので、三角ホーなどを使って草を削るより体力を温存できる。
畝全体を5cmほどの厚さで覆える量の刈芝草を、通気性のある10cmほどの深さまで鋤き込むだけ。緑肥など有機物を鋤き込むと、その分解過程で土壌中の無機態窒素不足すると言われる。この窒素飢餓を恐れマルチはしても積極的に鋤き込むことはしてこなかった。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
      水泳2400m
暑さ凌ぎのためかプールがひどく混雑している上に、マスターズ水泳の練習会の時間がずらされていて、いつものように泳げなかった。

天候:晴れ   気温:25℃-32℃
8月12日 ダイズに防虫ネット(厚木)
ダイズに防虫ネット
播種した後にネットをかぶせたまま放ったままになっていた厚木のダイズ。西側2畝の発芽は7割ほどだが、東側2畝は9割以上でだいぶ差がある。
ダイズに防虫ネット
除草しながらのネット掛け。この日も35℃超え。注意しないと熱中症にりそうなほどきつく感じた作業だったが、これでカメムシの被害に気をもまなくて済む。
帰宅後、あまりにのどが渇くので缶ビール小を1本。脱水状態に脱水を促すビールは身体によくない。しばらく動悸が止まらなかった。

8月13日 食品加工
トマトピューレ作り
トマトピューレ作り
露地栽培のトマト・サンマルツァーノはそろそろ終わりになりそうだ。乾燥した天気と暑さで糖度がかなり高くなっている。
自己流だが、鍋に刻んだトマトと残っていた調理用白ワイン少々とローリエを入れて煮て漉すだけ。今年は冷凍庫に余裕がないので、煮沸消毒をし瓶詰めで保存してみる。

梅干し2回目
梅干し2回目
前回の残りを天日干し。
残った梅酢に砂糖を加え水で薄めスポーツドリンクとして試してみた。美味しいし喉の渇きが止まる
先日、テレビで熱中症時に利用できる補水液の作り方をやっていた。水1リットルに塩3g、砂糖20-40gを加えるだけでいいようなので、これと同じような味になるよう加減すれば、夏のスポーツドリンク代わりになるだろう。

昨夜の降雨量1.5㎜?
水槽
底が見え始めていた水槽、40㎜以上の降雨がないと満杯にはならない。気象庁のデータによれば昨夜10時頃から12時までの降雨量は1.5㎜。しかし、あの雨脚の強さは弱雨の類ではない。局地的な雷雨などは場所によって降雨量のバラつきが大きいようだ。