やりくり ― 2010/08/03 19:46
遅効性の有機肥料を使いながら、限られた広さの畑で計画した作物をすべて栽培しようとすると苦労が多い。植え付けや種蒔きの1ヶ月前には元肥の施肥をしたい。秋・冬の主たる作物はアブラナ科が多いので、春に葉菜類を栽培した畝だけではスペースが足りない。
ギシギシをバンカープランツにしてジャガイモの連作を考えていたが、秋・冬野菜の畝を準備できる場所が他にないので、秋ジャガイモを予定していたスペースに溝施肥(牛ふん堆肥+米ぬか)をし秋・冬野菜(キャベツ、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー)の畝の準備とした。
これだけでは足りないので、九条太ネギとスイスチャードを混植した畝も空けることにして、九条太ネギをサトイモの東側に移植した。
明日はスイスチャードを撤去して溝施肥をしておきたい。
今日はYSさんの手伝いがあったので、ニラも九条ネギの隣の空きスペースに移植してもらった。
ピーマンが病気でもないのに何となく元気がない様子なので、時間を掛けて観察すると、1株にカメムシらしき昆虫がびっしり付いている。隣の株の葉の裏には卵が植えつけられていた。調べてみると、成虫も卵もホオズキカメムシらしい。
ホオズキカメムシの卵
ピーマンの害虫、ホオズキカメムシが茎にびっしり
殺虫剤(サラダオイル1+水5+石鹸水=乳化剤)を散布した。毒性はないものの効果はある。
呼吸器官の気門がふさがれ窒息しているようだ。この殺虫剤には残留する毒素もないので、近い中に再び散布が必要かもしれない。オイル成分が多いので、洗い流さないとピーマンが枯れるおそれがあるので水をかけておかないといけない。
夏真っ盛りで陽射しは依然として強いが、吹く風と畑の光景に何となく「秋近し」を感じる。
YSさんの応援もあって、気温が高いにもかかわらず、農作業が予定より進んだ。
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