アースオーブン作り2日目 ― 2011/11/26 21:42
先週に続いてアースオーブン作りワークショップに参加してきた。実際には土台作りの初日に参加していないので、ワークショップそのものは3日目になる。
今日は1層目の上に切り藁を練り込んだ土で2層目を塗り重ね、焚き口を開けるところまでが予定されている。
アースオーブン作りには粘土や砂などの運搬、土コネなどでかなりの体力を使う。製作時に人手があると楽しみながら作業を進めることができる。製作終了後は参加人たちとアースオーブンがある間はずっと畑で採れた野菜や麦等を材料にしてパンやピザ作りが楽しめる。老若男女、懐具合を気にすることなく新しい交友の輪が期待できる。
天候:晴れ、時々曇り 2℃-14℃
作業時間:10:00-15:30
アースオーブン作り
オーブン本体に大きなひび割れ
予想していたより大きなヒビが入っている。原因は片側だけに日が当たり乾燥の度合いに差が生じたことらしい。
補修を始める前に、窯本体を水で湿らせる。
練った土をひび割れに空洞ができないよう棒切れなどでしっかり詰めていく。
すべてのひび割れが埋まったら、再び湿らせて板切れで叩き固める。
表面に2層目が乗りやすいように筋をつける。
押切でワラを切る。
ひび割れの補修作業の合間に、2層目の土作り。2層目の土には粘土、砂の他に切りワラが入る。
かなりの量のワラが入った。ワラがつなぎ役になり窯の強度を高める。ワラが偏らないようよく練る。
時間があれば、ワラが発酵し繊維分だけになるまで待った方がよいようだ。
1層目と同じ要領で2層目を塗る。
2層目が塗り終わると、再び板切れで叩き固める。
焚き口を開ける。
焚き口の大きさ:横幅は内径の1/2から2/3。高さは窯の内側の高さの63%。
焚き口は中央部から少しずつ穴を開けていく。ワラが入っているので包丁など刃の付いているものが適している。
鋳型にした砂の表面に張った新聞紙が出てくれば窯本体は一応完成となる。乾燥が済んだところで内部の砂をかき出せば火を入れてパンやピザが焼ける。
仕上げに地元の小学生が授業の一環で装飾を施す。どんな出来栄えのものになるのか楽しみだ。
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