今日の「ためしてガッテン」 ― 2011/11/02 21:09
根菜類を栄養豊かに美味しくいただくコツがテーマだった。興味深い内容で、思わずメモを取った。
ニンジン:
同じ太さのものならば、茎の付け根の径が細いものがよい。理由は光合成によって得られた栄養分は茎の径より外側に蓄積されるため。皮の内側に栄養分が多く含まれているのは根菜類に共通することのようだ。皮はできるだけむかない方がよいようだ。
ゴボウ:
ゴボウは旨味成分も栄養分も皮から内部に向かって薄くなっていく。したがって皮はむかない。アク抜きで抜けているのはアクではなく抗酸化作用をもつポリフェノール。栄養分や味よりも見栄えが大事なら皮をむいてアク抜きすれば白く綺麗に仕上がる。
ジャガイモ:
0℃ー2℃で2週間ほど保存すれば、凍結防止作用でジャガイモ内の炭水化物が糖に変化する。そのため甘みが増す。掘り上げたばかりのものならば、雪室などで長期保存も可能なようだ。
ダイコン:
皮を厚めにむくダイコンは根菜類の中で例外的なものらしい。といっても、皮はキンピラのようにすれば美味しい。ダイコンに火を通すと甘くなるのは、50℃ー70℃で酵素が働き出すため。
サトイモ:
サトイモは外側の厚い皮だけをむく。内側の薄皮をむくと栄養分も旨味成分も流れ出さない。外側の厚い皮は、圧力鍋で15分間ほど蒸すと、温かいうちならば薄皮を傷めずにむける。清流と芋車があればその必要もない。
天候:晴れ 気温:10℃-20℃
作業時間(昨日):10:00-12:30
チンゲン菜と水菜の定植
隣のNさんの畑を借りられるので、スペースに余裕がある。育苗したものを定植した方が、株の揃いがよく大きく育つのを見て真似てみた。半分は不織布でベタ掛け。遮光と虫よけしながら軟弱に育ててみる。
タイム、オレガノ、セージ
歌の文句に「パセリ、セージ、ローズマリー、and タイムというのがあった。これで4種すべて揃った。
今日の昼食、肉天丼
肉だけでは栄養が偏るので、野菜たっぷりの天丼になった。ニンジンの葉の天ぷらは、娘にシュンギク?と間違われた。これも捨てていはいけない。
ジャガイモ、疫病か ― 2011/11/03 21:48
秦野の畑でニンニクの除草をしていると、友人からジャガイモ、病気ではないか言われ、少し離れた場所から目を凝らすと、何か様子がおかしい。
5日前の様子
遠目にも明らかに生育の勢いに差がある。この時、よく観察していれば、葉に出た病斑に気づき、病株撤去などの適切な対応ができたかもしれない。
近づいてみると、枯れ始めた株がいくつもある。
元気な株の葉に病斑らしきものを見つけて、いやな予感がした。気温が高めに推移して、降雨量も少ない。まさか疫病ではないだろうと思いながら、芋を掘ってみる。
芋の生育は順調だ。
すべての株の葉に病斑らしきものが見られる。枯れ始めた株をえらび収穫することにした。40グラムの種芋に平均130グラムほどの芋が4,5個ついている。残りも早めに収穫してしまった方がよいかもしれない。
天候:曇り 気温:13℃-20℃
作業時間:10:20-14:10
ニンニクの除草
前回、除草しきれなかった2畝。今日中に除草と草マルチと考えていたが、ジャガイモの異変で、1畝を除草するのがやっとだった。
ジャガイモの異変で意気消沈していたが、今年最後のスイカの甘みに癒される。
国防は国民の健康から ― 2011/11/04 21:29
火事があれば消防車が出動する。当たり前のことだ。誰も騒いだり、消防士の活動をいちいち褒め称えたりしない。東日本大震災では、自衛隊が出動し、国民の生命財産を衛るという本来の責務を果たした。
マスコミは自衛隊が本来の任務外での活躍かのように褒め称えているが、違和感を覚える。かつて関東軍は一般人を中国に置き去りにした。軍隊が民衆を衞(まも)ったという史実はほとんど見かけない。震災で自衛隊は軍隊との違いを示してくれた。このまま活動を続けて欲しい。撤収が早過ぎる。
戦車、戦闘機、戦艦よりもがれき撤去の重機や、医療面に防衛予算を回すべきだろう。彼らが対処すべき対象は、いつ襲来するかわからない仮想敵国ではなく、自然災害、病苦など今ある危機だ。
TPPに参加すれば、医療もアメリカ並みになり、貧乏人は医療の恩恵に預かれなくなる。世界的な経済困難に喘ぐ今の時代、軍隊の存在しない経済大国の美点を失うことなく、国際社会でリーダーシップを発揮してもらいたいものだ。誰かの顔色をうかがってばかりいるのは情けない。
天候:晴れ 気温:13℃-20℃
作業時間:13:00-17:00
スナックエンドウ播種
株間20cm、4,5粒ずつ点蒔き。
ワケギと冬取りタマネギの様子
植え付けが10月中旬となり遅れ気味のワケギだが、生育は順調だ。左側のタマネギは、6月に収穫したタマネギのうち極小のものが発芽していたので一緒に植えつけてみた。冬取りが無理ならば、極早生タマネギとして収穫できればありがたい。
収穫したサトイモ
逆さにして地面に落とすと・・・
米ヌカ散布だけで1株からこれだけ収穫できた。
余剰野菜販売
カボチャ、ナス、ピーマン、コマツナ、ニラ、九条太ネギ、長ネギ、ニンジン、サツマイモ、サトイモ、ジャガイモ、冬瓜におまけの花。
日曜朝市 ― 2011/11/06 21:06
余剰野菜販売の第二段階が始まった。朝市といっても10人に満たない小規模なものだ。
いつものメンバーに2人加わっただけで、余剰野菜とはいえ種類が増え、品揃えが豊かになった。日曜の朝ゆっくり起きた人たちが三々五々目の前のコンビニに買い物にやってくる。金曜日の午後より売れ行きがよい。何でもやってみることだ。やらない理由探しをしていると、何も出来ない。
天候:小雨 気温:17℃-19℃
作業時間:8:15-10:30
収穫間近の大豆の様子
大豆の脱穀の前に小麦の脱穀を済ませる必要がある。
小麦の穂はカラカラに乾いている。手の平で揉むと簡単に脱穀ができる。それでもあと丸1日分の作業が必要だ。小麦の種蒔きが迫っている。
秦野のジャガイモが疫病の蔓延より壊滅寸前のようだ。栽培中のニンニクやこれから植え付けるタマネギ栽培に不安が生じた。小麦を間作し、病気の蔓延を防がねばならない。病原菌抑制のため土壌微生物群のバランスを取る必要もある。
明日は立冬 ― 2011/11/07 21:48
気象予報では、明日から気温が急に下がるとのこと。11月(霜月)になっても暖かい日が続いていた。明日は二十四節気の立冬。ピタリと当たっている。最低気温が4℃を下回ると霜が降りる。いよいよ冬野菜栽培の季節だ。
天候:午前中、晴れ。午後から曇り 気温:15℃-22℃
作業時間:9:30-12:15
播種用の小麦(農林61号)の種
麦の穂を手で揉んで脱穀したものをミで煽り殻を風で吹き飛ばした。まだゴミや殻が混じっているが、種用にはこれで十分だろう。これで全体の5%ほどだ。来年は足踏み式の脱穀機が必要になりそうだ。
タマネギ(中晩生種ノンクーラー)苗の様子
先月末に液肥を与えた効果か、遅れていた生育が昨年を追い越すほどになっている。
ソラマメが発芽
先月27日播種したものがやっと発芽を始めた。ホームセンターで買ってきた種子は薬剤処理がされている。今年は自家採種するほど出来の良いソラマメが採れなかった。来年は自家採取の種を確保できるようにしたい。農薬類は畑に持ち込みたくない。






















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