0.12マイクロシーベルト2011/06/25 19:53

友人が線量計をもって畑にやってきた。地上50cmほどの高さで計測した平均値は0.12マイクロシーベルトだった。平常時の値は0.05マイクロシーベルト前後になり、簡易線量計では計測不能になるとのこと。福島第一原発から200km以上離れた神奈川県中央部のこの場所でも平常の線量の倍以上の数値だ。放射線量が少ないから健康に不安はないというが、ごまかしだ。
原発から放射性物質が飛来し、それを吸引している可能性が高いのだ。外部被曝と内部被曝をごちゃ混ぜにして、健康への深刻な影響をひた隠しにしているとしか思えない。
今回の東北地方太平洋沖地震の発生時に発表された地震規模はマグニチュード9ではなく気象庁マグニチュードで8.8(Mj)だった。原発事故発生後になってモーメントマグニチュード9.0(Mw)が急に採用された。原発事故が未曽有の大地震による災害だということを強調したかったのだろう。
こんなまやかしが見過ごされている限り、原発事故の収束は望めないだろう。まずは事故の責任の所在を明確にすることだ。復旧が望めず消滅していく多くの市町村がある。

天候:晴れのち曇り  気温:26℃-31℃
作業時間:9:30-12:30
エビス草(生薬名:決明子)の芽
エビス草の発芽
畑の南側、竹柴垣の外側に種を蒔いた。昨日の強風で積んでおいた剪定枝が垣根に吹き寄せられ、発芽したばかりのエビス草が埋もれてしまっていた。