米と麦の二毛作の準備2022/11/02 19:16

ロシアの大統領プーチンは再びウクライナの穀物輸出の邪魔を始めたらしい。過酷な状況にある国々だけでなく食糧自給実が40%にも満たない日本にも大きな影響が及びそうだ。
日本の食料自給率が40%近くあるというのは間違いだろう。米を中心とする穀類などの生産にはトラクターやコンバインなどの利用が当たり前で、ほぼ自給が不可能なガソリンなど石油製品が不可欠だ。それに肥料の多くはロシアやウクライナからの輸入に頼っているという。これらの供給が止まれば食料自給率はどこまで下がるのか。
定年退職後に始めた野菜や米作りの目的は素人がどこまで自給自足を求められるかだった。この目的はほぼ達することができているが、肉、卵、魚、乳製品などは実現の見通しが立っていない。
さらに追い打ちをかけるのが老化とそれに伴う体力の低下や体調不良だ。昨年は脊柱管狭窄で1か月間歩行困難になり米作りも諦めかけていた。
国民全体の奉仕者であるはずの人たちが「自己責任」を持ち出して責任放棄しているこの国では苦境を嘆いてばかりいられない。といことで麦作を再開させることにした。
麦作の準備
乗馬クラブでは厄介ものらしい馬糞堆肥を2トン田んぼに運んでもらった。もちろん有料だが格安だ。麦作を続けると土地がやせてしまうため、何らかの対策が必要だ。北ヨーロッパに伝わる三圃式農業を真似て馬糞堆肥を入れて土壌改良していくことくらいしか考えつかない
麦作準備
いざ始めようと田んぼを見渡すと結構広い。
馬糞退避散布
一輪車で30往復
馬糞堆肥散布
1週間で1万m近く泳いでいた水泳から遠のいてほぼ5年、さらに昨年末に歩行困難になって以来あまり歩き回らなくなり足腰の衰えが激しい。無理のないところで終
馬糞堆肥散布
了にした。この調子だとあと3日ほどかかりそうだ。
中古のハーベスター導入すれば手のかかる脱穀作業も単独でこなせそうだ。

天候:晴れ 気温:10.5℃-23.5℃
やっと秋らしい晴天が続くようになった。それにしても暑い。
語学学習:6時45分~7時半  睡眠時間を8時間確保しようとすると開始時間がどうしても遅くなる。とはいえ、体調維持には8時間の睡眠が必要なようだ。
17時00分~「まいにちスペイン語」2017年4-9月号中級本文の暗唱。
20時からNHKの2022年版「まいにちスペイン語」と「まいにち中国語」

稲の脱穀作業2022/11/06 19:13

機械化していない稲作は単独では難しくどうしても人手がかかる。昨年来幸い子ども食堂運営のメンバーが参加してくれることになり継続の見通しが立つようになった。
9時過ぎに家を出てると10分ほどで田んぼに到着。脱穀
田んぼ
作業は9時半開始ということで田んぼにはまだ誰の姿も見えない。
昨年は脊柱管狭窄症による坐骨神経麻痺で来られなかったため、作業手順を思い出しながら準備を進める。
脱穀開始
予定通り9時半頃からメンバーが集まり始め作業開始。昨年は夕方までに作業を終えることができたらしいが、今年は余裕を見て明日までの2日間を予定している。
脱穀
足踏み脱穀機で穂からモミを外したら唐箕でまだ混ざっているゴミを風力で飛ばす。
昼食を済ませ脱穀作業再開
脱穀作業
この頃には今日中に脱穀を終えられそうな見通しに。
脱穀作業終了
予想以上に作業が順調に進み3時過ぎには後片付けが終わり帰り支度。この光景を見てやっと一息がつけた。あとは精米所に運び籾摺りを依頼するだけだ。
4月に始めた育苗から半年、野菜栽培よりはるかに手のかかる稲作がようやく終わった。

麦作準備2022/11/11 19:23

予定通り米作次は麦作だが、やり過ぎには要注意だ。油断するとケガや病気に再び悩まされ今の生活が難しくな
麦作準備
る。土作りのための馬糞堆肥散布が放ったままになって
稲ワラ
いる。今日から再開だが体力の限界を見極めながらゆっくり。堆肥を散布したついでに農業資材として有用な稲ワラを積んで戻る。
馬糞堆肥散布を早めて耕うんを済ませ小麦の種蒔きを急ぎたいが体力が追い付かない。タマネギ苗の植え付けも残っている。
稲作に加えて麦作を始めることにしたことで、中古農機具販売屋に向かいガソリンエンジン駆動の脱穀機・ハーベスターを手配してもらった。いつ手に入るかまだ不明だが、置き場所の確保も必要になってさらに忙しさが増してきた。
田んぼの農機具置き場の柱
農機具置き場の柱
ということで先日から少しずつ材料の準備を始めた。
農機具置き場の材料
柱にする竹の先端は逆V字に切り落とすとU字型の凹みができる。屋根の幅は3mで細い竹では心もとないため稲架掛け用のパイプを流用。パイプはU字型の凹みにちょうど良い具合におさまりそうだ。

昨日10日にスナップエンドウ播種
スナップエンドウ播種
キュウリ栽培のネットをそのまま利用することに。風除けに張っていた防虫ネットは霜除けに。とにかく無駄を省かないと、午前中の作業だけでは時間が足りない。

畑にも馬糞堆肥散布
馬糞堆肥散布
畝間の通路という通路に馬糞を厚くマルチしながら。
馬糞堆肥散布
基本的にいわゆる肥料はなしにしてもっぱら土作りのみ

天候:晴れ 気温:10.5℃-20.5℃
今年初めて半袖で作業。蚊の襲来もなく心地よい暖かさの秋は短くなった。
20時からNHKの「まいにちスペイン語と中国語」
7月中旬からピアノに向かう時間が2時間強から1時間半に、先月からは1時間弱がやっとなってしまった。最初は右小指の古い骨折跡が腫れて痛みが悪化するばかりで、10月ころから左薬指がバネ指で曲げにくくなってしまった。いずれも指の酷使が原因で安静が必要らしい。何もかも欲張り過ぎが良くないようだ。一日が短すぎるといって睡眠時間8時間は健康維持に欠かせない。

タマネギ苗植え付け準備2022/11/13 19:05

今月中に残された作業は麦蒔き、タマネギ苗植え付け、サツマイモやサトイモの収穫でそれぞれ作業量が多い。
昨年は脊柱管狭窄による右下肢麻痺が1ヶ月続いてどれも12月中旬以降になってしまった。
特にタマネギ苗植え付けが12月後半になった影響でピンポン玉大前後のものしか収穫できなかった。
ということでタマネギ苗植え付けを最優先にすることにした。おまけに今朝から体調が優れず、体力を使う馬糞堆肥散布などの作業はもともと無理だった。
とはいえ、まずはタマネギの畝立てから。
タマネギの畝
先日から少しずつ準備を始めていたのでそれほど手はかからない。普段はほとんど施肥などをしないが、今春タマネギの出来が散々だったので米ヌカと油カスのボカシ肥を少し散布し畝面をと整えて畝立て完了。
採取したタマネギの苗
採取したタマネギの苗
左が長期保存用のネオアース、右は泉州中高黄玉葱。泉州中高黄玉葱はまだ苗が半分残ったまま。この時点で正午、怠さがまだ残っているため植え付けは明日に。

天候:晴れ、夕方から雨 気温:11.5℃-22.5℃
体調が今一つらしく、昨晩10時前に床に就いたものの目覚めたのは7時過ぎ。
17時00分~「まいにちスペイン語」2017年4-9月号中級本文の暗唱。

金胡麻収穫2022/11/16 19:16

昨日の中に乾燥中のゴマの収穫作業を終えるつもりだったが、あいにくの雨で今日に延期した。
あまりの手持ち無沙汰に耐えられず、真ん中辺りがへこんでしまった砥石を面直し用の砥石で平らに均す作業にとりかかることにした。
面直し用砥石
面直し用砥石
面直し前の砥石
面直し前の砥石
面直し後の砥石
面直し後の砥石
粗目の120番で研ぐこと5分ほどほぼ平らに。
さっそく戸井田刃物
切れない刃物ほど危険ということで使用頻度の高いナタや包丁を研いでみた。ぶら下げたティッシュペーパーには滑らかに刃が入っていかないが、広告紙などならば引っかりなく簡単に刃が入る。これだけ研いでおくとよく切れるが注意していないと、ちょっと触れただけで手などを切ってしまう。この直後皮肉なことに指先に少し触れただけだったが切っ先が指先に刺り、しばらくの間小さな傷口からの出血が止まらないほどだった。

乾燥中のゴマ
乾燥中のゴマ
収穫して2週間ばかりは少し触れるだけでゴマの実がザっと落ちてきたが、もう落ちてくるゴマはほとんどな
掃除前のゴマ
い。鞘や茎などのゴミのほとんどは思惑通り上の目の粗
ふるい分けられたゴマの鞘
い網にとどまっているようだ。
収穫した金胡麻
2種類の網でこしとったゴマだが、このままではまた口に入れられない。明日にでも水を張った容器に入れ表面の汚れを落とし浮いたゴミを取り除いて乾燥後に焙煎すれば市販の煎り胡麻と同じになる。

語学学習:6時半~7時半  
途中2年半の空白期間があったとはいえ、中国語のピンインの抑揚になかなかついていけなかったが、最近、少しずつコツが掴めてきたようだ。何事も絶望して諦めてしまうのが一番いけないようだ。
17時00分~「まいにちスペイン語」2017年4-9月号中級本文の暗唱。
もう8時、NHKの2022年版「まいにちスペイン語」と「まいにち中国語」の時間だ。