懲りないのは傲慢な性格のせいか・・・2022/02/10 10:45

この数年、死や寝たきりに至りかねない病気や故障に何度も繰り返し悩まされてきた。原因は自らを省みない傲慢さだと最近になって気づいた。本物の愚か者らしい。

脊柱管狭窄症がほぼ解消したと言いながらリハビリには週に1回ほど通っているにもかかわらず、畑で土木作業を始めてしまった。そして間もなくギックリ腰に。さすがにこれには傲慢さが顔を引っ込まされたようだが、1週間もすると喉元を過ぎたか、再び土木作業を始めている。しかし、理学療法士の的確なアドバイスが効いているいるようだ。老化した身体に謙虚に注意を払いながらというのが以前とは違う。

根菜類の作付準備
1月14日から始めたサトイモ作付けのための溝切り
サトイモ畝の準備
大きな親芋を種イモにするため、溝の深さは30㎝程度が
サトイモ作付け準備
必要になる。10m長で幅30㎝、深さ30㎝の溝が計4本。うち1本は子ども食堂用に。これで完了のつもりだったが、さらにもう1本増やそうかと場所を確保している。子ども食堂には畝2本を準備したいのだが。

ジャガイモ作付準備
ジャガイモ作付準備
ジャガイモの畝は雑草の根を残したまま馬糞堆肥でマルチ。ここでジャガイモの連作をして3年。その3年目昨年の出来が一番よく、そうか病も出ていない。多様な植物種の根が連作障害をもたらす病原菌の繁殖を妨げているのか。このため安易に耕うんなどはできない。

ゴボウ用に畝作り開始
ゴボウの畝作り
細長く地中に根を張るゴボウ、収穫物はその根っこなので収穫には苦労する。乱暴に扱えば途中で千切れてします。収穫を楽に行おうとすれば、土作りで大変な手間がかかる上に、地面を1mも掘り下げることも必要になる。
そこで人工的な斜面を作り、根っこが重力に引かれ真下に伸びないよう厚手のプラスチック製板で斜面を覆い、培土を20㎝ほどさらに覆いそこでゴボウを栽培することにした。

この3ヵ月散々な目に遭いながら老体を労わることを忘れがちだ。とはいえ、毎日無為に過ごしていれば心身ともに害毒に侵される。毎日土木作業が続いてさすがに疲労がたまり始めているようだ。今日は1日中みぞれの予報、完全休養日に。

天候:みぞれ  気温:4.5℃-1.2℃
スクワット60回4セット。
17時00分~「まいにちスペイン語」2017年6-9月号中級本文の暗唱。

竹の利用を工夫して環境負荷軽減2022/02/15 19:21

インターネットで自宅に居ながら様々ことを学べるようになって久しい。5年前に始めたスペイン語と中国語だが、体調不良などで中国語は中断したままだがスペイン語は続いている。おかげで活舌はよくなるしボケ防止にもなっているようだ。最近ではピアノ演奏でもお世話になっている。この番組では鍵盤での指使い、ペダルなどの操作も視認できる。こんなことは教室に行ってもなかなか実現できない。インターネットのおかげだ。
これまで現場に行かなければ決して学べないことがYouTubeの動画で見ることができて大いに参考になる上に何度でも繰り返し見ることができる。
ベトナムの若者、それも女性1人が独力で竹を使って小屋や垣根などをノコギリとナタだけで作り上げてしまう。この番組には驚いた。
竹を割って利用するだけなら熟練など要しないが、竹へぎは難しい。これができれば竹でザルやでカゴを作ることもできそうだが、いざ竹割ナタを手に始めるとすぐに
竹で結束
切れてしまう。それでも数日、練習を続けると竹をへい(削いで)でほぼ表皮だけにすることができるようになった。
YouTube番組では、これで結束しながら竹製の小屋まで完成させている。釘などは一切使っていないようだ。
竹で杭を結束
試してみる・・・ねじりながら竹を撚り合わせ先端を隙間に挟み込むだけでしっかり結束ができる。
ゴボウ畝の土留め
竹へぎにはまだまだ熟練が必要で時間ばかりがかかってしまう。このゴボウ畝の土留めの杭の補強だけに使ってみようと思う。

サトイモ畑の手入れ
サトイモ畑
昨年、硬盤層を掘り上げ、その土でトマト・サンマルツアーノを栽培したところすべて途中で枯れてしまった。
サトイモ栽培では問題なかったが念のため土壌改良に掘り上げた土にも馬糞堆肥と草木灰を散布。
溝施肥
さらにハクサイの残渣などを溝に投入。肥料らしきものはこれだけ。それでも土壌改良が効いているのかサトイモの収量は年々上がっている。

天候:曇りのち晴れ  気温:1.0℃-12.0℃
スクワット60回4セット。
17時00分~「まいにちスペイン語」2017年4-9月号中級本文の暗唱。

春キャベツ苗植え付け2022/02/16 19:33

以前に比べると作業時間は半減したが、畑の広さは変わらない。畑を使い切るには工夫が必要だ。もう体力勝負の年ではないのだから。
まずは畑を見回りながら、作業の優先順位を考えることが大事なようだ。つい目についた作業に取りかかろうとしてしまう。

春キャベツの畝
春キャベツの畝
苗が育っていればこれからか・・・

それともサトイモ作付け用の溝切りか・・・
サトイモ作付け用の溝切り
すでに10m長の溝を4本切ってあるが、子ども食堂用にさらに1畝を増やしたい。しかし、種イモの植え付けは4月、まだ時間的に十分余裕がある。

ゴボウの畝作りか・・・
ゴボウの畝作り
これは1日か2日で作業は完了しそうだし急ぐことはなさそうだ。

春キャベツ・富士早生の苗が育ち過ぎている。端境期の
春キャベツ定植
4月下旬くらいには収穫したい。時期的にはちょうどよさそうだ。株間30㎝、条間30㎝で2条チドリで苗を43
春キャベツ定植
植え付けた。まだ目立たないが菜の花が咲き始めている。間もなくモンシロチョウが飛び交うようになりそうだ。念のため防虫ネットをトンネル掛け。

天候:晴れ   気温:0.5℃-11.0℃
スクワット60回4セット。
17時00分~「まいにちスペイン語」2017年6-9月号中級本文の暗唱。

硬盤層の土塊2022/02/17 18:46

一昨日、4日ぶりに畑に出たが倦怠感が強く軽い農作業が辛い感じだった。ひょっとしたらコロナに無症状感染していて後遺症が出たのかと思うほどだった。それが昨日まで続いたが、今日は何ともないというより、ここ数年感じたことのないほど快調さだ。
ちょっとした用事や天候などで4日間も身体を動かさずにいたため体液の循環が滞っていたのか、そんな感じもあった。
昨日、東京で無農薬野菜販売業を始めた友人が野菜を求めてやってきた。しかし、キャベツくらいしかない。
キャベツ
10個くらいは出せるかと思っていたが、売り物になるのは3個しかなかった。寒さや過湿で表面が傷んでしまったのかもしれない。過湿を避けるため排水性改善に硬盤層を掘り抜き溝をいくつも切ってあるがそれでは追いつかないのかもしれない。
サトイモ作付け用の溝5本目
サトイモ作付け用溝切り
わずか30分ほどで溝切りの作業が終了してしまった。準備運動のつもりだったが、額から汗がしたるほど身体が暖まった。
硬盤層を一度掘り抜いていため、土質が改良されたのか
硬盤層の土塊
カフカで労力がかからない。それでも時々硬い岩のようなものに突き当たる。硬盤層の土塊だ。スコップでも思い切り叩かないと砕けない。おまけにこれが層をなして広がっていると大雨で辺り一面が池のようになってしまう。

次は予定通りゴボウ畝の準備。
ゴボウ畝
ゴボウ栽培の畝は深さを求めなければ、それなりの高さが必要になる。さすがに1mの高さの畝にするのでは労力がかかりすぎるため45度ほど傾斜をつけたものに。それだと70cmの高さが必要か・・・
果樹の剪定枝
果樹の剪定枝を使って柴垣のような土留を。
ゴボウ畝の土留
材料は自然由来のものばかり、環境負荷もかからず、役を終えれば土壌改良材になる。午後一番で雑排水配管洗浄の立ち会いがあるため今日はここまで。

天候:晴れ   気温:0.5℃-8.5℃
スクワット60回4セット。
17時00分~「まいにちスペイン語」2017年4-9月号中級本文の暗唱。

身近にあった有用植物2022/02/18 19:11

子ども食堂用に野菜を出すようになって人とのつながりが一気に広がった。畑といえば耕作者は老人ばかりが目立っていたが、周囲では若返りの兆しが見え始めている。それも女性が多い。
子ども食堂用運営の中心は座間市議会議員になったばかりの若い女性でいつも笑顔が絶えない。
環境負荷軽減にも熱心で、これまで独り相撲ばかりで今一つ力が入っていなかったが、ここへ来てやっと私にもスイッチが入ったようだ。
隣の畑で耕作している私より少し年配の老婦人はビニールマルチや防虫ネットなどの石油由来製品を一切使っていない。見習うべきだと、防虫ネットなどなしに挑んでみたがキャベツなどは虫食いだらけになってしまってうまくいかない。

トマトなどを支える棚を作るときは結束用に麻ヒモを使っているが購入しなけらばならない。自前で何かないかと本気になって探してみると目の前にあった。
芭蕉
風除けに日除けになっている芭蕉だ。温帯性の植物で英名はバナナ。どうして気が付かなかったのか・・・芭蕉布はこの植物の繊維を使っていて高級和服の材料にもなっている。
芭蕉から繊維を取り出すために水浸して3日
芭蕉の繊維取り出し
衣服の材料にできるような繊維は取れそうもないが、結束用の紐替わりにはなりそうだ。

トマト・サンマルツアーノの採種
トマトの採種
長い間水に浸けたままにしておいたトマトを解すとたくさんの種が出てきた。傷んではいないようだ。

夏野菜の苗床
夏野菜の苗床
ピーマンなどは発芽に25℃の温度維持が必要なため、加温が必要だ。いつも育苗が遅れているピーマン、ナス、トマト2種は自家採種のものがあるので早いところ播種を済ませたい。
竹製の名札
竹で名札
竹を薄く削ぐ竹へぎの練習を兼ねて名札作り。厚さ1㎜まで竹割なたで削いでみる。長さ10㎝ほどで節がなければそれほど難しくなくなってきた。

天候:晴れ   気温:-2.0℃-11.0℃
スクワット60回4セット。
17時00分~「まいにちスペイン語」2017年6-9月号中級本文の暗唱。