考える時間がたっぷりできた2021/11/16 12:39

天候が安定せず手作業の脱穀作業ができずにいたが、12日金曜日にやっと終わった。これまでにない豊作だったようで、スバルサンバーバンの荷室がモミを入れたコンバイン袋で一杯になっていた。コンバイン袋17つ半。
しかし、この作業には参加できなかった。
1週間前の火曜日に脊柱管狭窄症で立っているのも歩くのもできなくなった。幸いいつものメンバーと新たに加わった子ども食堂運営メンバーですべて済ませてくれた。
2014年に1人で始めた稲作で初めてのことだ。子ども食堂運営メンバーの若い人たちに引き継ぐ準備を始める時期がきたらしい。
家でじっと静養している以外何もできないが、考える時間はたっぷりある。
いつもはじっくり見ないYouTubeでは知りたくない事実にも出会ってしまった。
1970年代といば私の20代、500ドルを手に世界を巡る旅に出かけた時だ。出国時1ドル360円だったのが半年もすると300円になっていた。もともと世界を巡るにはとても足りない額だったため、デンマークのコペンハーゲンにあるオスターポートホテルで違法だが働いた。時給単価が日本よりはるかに高く、当面の旅行資金は確保できた。夏の終わり、日本製の70㏄のバイクを100ドルで購入し旅を再開させた。
驚いたことに、2,021年11月のドル円レートが1ドル115円前後であるはずだが、実質実効為替レートでは私が世界を巡る旅に出たあの頃に戻ってしまっているらしい。
そう遠くない近い中に日本のだれもがこのことを思い知らされことになりそうだ。当時、日本比べて物価が高かったヨーロッパではレストランで食事をすることも、ホテルなどの宿泊施設に泊まることはほとんどなかった。ほぼホームレスに近い状態の生活が毎日続いたことを覚えている。
老いを迎え体調不良にも悩まされるようになった今、当時の様に安穏とはしていられない。年金生活の破綻も視野に入ってきた。
自給自足を目指す農業というか百姓見習いを始めて10年以上が経つ。いよいよその成果が問われる時が来ているのかもしれない。

天候:曇りのち晴れ 気温:10.5℃-18.1℃
脊柱管狭窄症によいと言われるストレッチを少々、意外なことにピアノ演奏は症状軽減に大変効果があるようだ。
「どんな本でも大量に読める『速読』の本」宇都出雅巳著を買った。You Tubeの「一月万冊」の清水さんのお勧めだ。積んだままになっていた本を読んでしまいこともあるが、本当にこれでそんなこが可能なのか試してみないという好奇心が一番の理由だ。