不耕起栽培のために ― 2015/05/01 21:17
今年2月に明け渡した畑は、5年の歳月で指が簡単に刺さるほどのふかふかの土になった。そのため畝立てで鍬を振るうくらいで、ほぼ不耕起といってよいくらいだった。
しかし、河原沿いの畑はスギナの繁茂が激しく葉物野菜の栽培はほとんどできずにいたが、そうも言っていられない。
スギナが繁茂する畑(座間)
このままでは小さな苗の植え付けや直播きはできない。スギナの根や地下茎は深いところでは地下1mまで達している。そのため不十分だが50cmほど掘り下げて、丁寧に根や地下茎を取り除いていく。怠るとすぐにスギナがあちこちで芽を出す。
本郷(海老名市)の畑
こちらは野生化したフキにドクダミやヨモギ。地中は根や地下茎であふれ、それなりの対応に迫られる。20cmほど掘り下げて根や地下茎を取り除く必要があるが、12mx1.5mの畝を用意するのに2日ほどで済んだ。
不耕起栽培が可能な畑にするにはこうした作業を2,3年は繰り返す必要がありそうだ。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
天候:晴れ 気温:12.6℃-25.0℃
4月26日
スイートコーンとエダマメの混植
4月16日に播種したスイートコーンが発芽。スギナの地下茎の除去が不十分だったようで、ツクシがちらほら。
4月27日
近江生姜(左)と三州生姜の芽出し
トロ箱に芽が出てくる方を上に向け、ショウガが隠れるくらいまで土を入れる。ショウガが乾燥しないよう散水して温かい場所に。芽が出たらすぐに植え付け。
4月28日
金糸瓜(ソーメンカボチャ)定植
圃場西端に株間80cmで20株。
4月29日
コムギが開花
そろそろ防鳥ネットを張る必要がありそうだ。
4月30日
パプリカ、シシトウ、トウガラシを播種
トウガラシは一昨年に栽培したもの。種が古いため発芽は難しいかも。パプリカのみ購入したものから採種。トウガラシの採種は手袋が必須。トウガラシに触れた手でうっかり顔の汗をぬぐったりするとひどい目に合う。
5月1日
キャベツとコールラビを40株ずつ定植
4条、条間30cm、株間30cm。
セロリの様子
保温用トンネルを外し除草。西側の日当たりのよくない場所の方がセロリの生育が良好。
セロリの苗が消えた場所は落花生栽培に。
直播きのため、雑草の根を丹念に取り除く。5日、火曜日に雨の予報。その前日の4日に播種予定。
育苗10日目の稲 ― 2015/05/02 21:47
「苗半作」という言葉がある。苗作りがうまくいけば稲作に半ば成功したようなものという意味らしい。
4月22日に播種して10日目の稲苗
草丈が15cmに達しているものもある。焼土の効果か雑草の姿はほとんど見えない。生育順調だが晴天続きで水遣りに苦労しそうだ。近くに水場はない。
昨年5月22日の苗の様子
5月1日に播種して3週間が経過しても草丈が20cm弱しかない。おまけにヒエなど雑草が沢山混じっている。
手間がかかったが畑苗は正解だったようだ。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
水泳 2500m
天候:晴れ 気温:12.4℃-26.8℃
ベランダのレモン2株
2012年9月11日に挿し木したレモン
露地に植えつけた4株は枯れてしまった。寒さには本当に弱いようだ。
レモンに蕾が1つ。
ベランダで鉢植えにしたものは霜害を免れて1mほどにまで生長し蕾をつけるまでになった。
イチゴ初収穫
ベランダで栽培しているイチゴ。品種は「章姫」か、味は酸味と甘味のバランスがよい上に、口に含むと桃のような香りが広がる、素晴らしい。
実が土に触れないようアズキの豆がらでマルチ。
アスパラ苗、鉢上げか定植か ― 2015/05/04 20:37
3月2日に播種したアスパラガス
苗箱で生育させるには大きくなり過ぎた。鉢上げする予定でいたが、苗代にポット植えのレタス、トマト、セロリなど合計で400鉢以上、水遣りの水が足りない。
自宅に持ち帰りベランダで育苗するのが現実的だが…
数日中に十分な降雨があれば定植もと考えてアスパラガス用の畝を準備。
予定区画の草を削り、深さ50cmまで掘り下げスギナの根や地下茎を取り除く作業を今日も続ける。骨が折れるが、手は抜けない。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
天候:晴れ 気温:17.3℃-24.8℃
防鳥ネット(150坪用)18m☓27m
用意した防鳥ネットをコムギ畑に張るには風が強すぎて断念。
ラッカセイ播種(本郷)
2条、2粒ずつ点蒔き条間50cm、株間30cm。
余った種はポリポットに1粒ずつ播種して予備苗に。
セロリ鉢上げ
2号ポットが足りなくなり72株で中断。
トマト苗の様子
大玉トマトの麗夏(右)と中玉トマト・レッドオーレ
イタリアン・トマト。調理用のサンマルツァーノ。
製パン用コムギ(ユキチカラ)
このまま晴天が続けば良質の製パン用コムギが収穫できる。
育苗12日目の稲
スギナの生態メモ ― 2015/05/06 22:27
アスパラガス定植用の畝(1m☓5m)
その準備に延べ10時間を費やした。
取り除いたスギナとクズの地下茎
50cm以上の深さでスギナの地下茎が密集しているところには必ずクズの地下茎かその腐植がある。共生関係というよりスギナがクズの腐植を栄養源に寄生しているのかもしれない。
先日、本郷の畑で似たような作業をしていて気づいたことは、ヨモギの群落にはスギナの姿はまったく見えなかった一方で、ドクダミとは勢力が均衡していて共生しているように見えたことだ。ヨモギを移植すれば植生の遷移の引き金になるかもしれない。
生育場所を選ばないスギナ
他の野草が生育していなければどんな場所でも生育が可能なようだ。道路沿いの小さな流れの中にもスギナの群落。
スギナ対策として実験的にヨモギを移植してみる価値はありそうだ。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
天候:晴れ 気温:9.5℃-21.5℃
気温とは裏腹に真夏のような日差し
5月5日
アスパラガス44株を鉢上げ
期待した降雨はなく、鉢上げして定植の機会を待つことにした。
5月6日
3月18日に播種したズッキーニ
ほぼ同時期に播種・定植したキュウリに比べると生育は順調だ。キュウリの生育不良は水遣りが足りないためか。
台風に備える ― 2015/05/12 22:14
5月8日、雀が飛来し麦の穂をついばみ始めたので、コムギ畑に防鳥ネットを張った。
まさかこの時期に台風襲来があるとは予想していなかったため、ネットの上面がコムギに触れないよう少し高めの2mほどの高さに。その分、風の影響を受けやすい。
台風6号は寒冷前線を伴い突風のおそれありの予報。支柱に鋸を入れ高さ1.5mほどに。
朝から強い南風で波打っていた防鳥ネットの揺れが半減した。夜9時過ぎ頃から雨足が強まってきたが、風はそれほどでもない。このまま適度な降雨で終わってくれるとを願うばかりだ。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
水泳 3000m
天候:曇のち雨 気温:16.5℃-21.6℃
5月8日
一寸ソラマメ収穫
アブラムシ避けに麦畑の中央部で実験的に栽培したソラマメ。
効果があったのかアブラムシの姿はまったくない。播種が1ヶ月近く遅れたため収穫を期待していなかったが自家用に何とか間に合いそうだ。
ミョウガタケとニンニクの芽
ミョウガタケは厚木の畑で除草作業中に採取したもの。
5月9日
厚木の畑に自生する山椒を挿し木に
レモンのようにうまくいくだろうか。
5月10日
播種18日目の稲
実をつけ始めたズッキーニ
5月12日
レタス定植
アスパラガスの苗がまだ小さいため定植を延期して、代わりにレタス85株を定植。確実そうな降雨を期待して5条、条間25cm、株間30cmでちどりに植えつけた。
スギナ対策を入念に行ったのでしばらくの間はスギナに悩まされずに済みそうだ。
スギナ対策の効果
対策を施していない長ネギの育苗床の周囲はスギナが繁茂。
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