草木灰で酸度調整 ― 2015/04/01 21:14
立ち枯れの茅を燃やしてできた灰。
ドラム缶コンロ一杯の茅からとれた灰はバケツ1杯分だけ。
酸度調整には、安価な消石灰を使えば手がかからず簡単だが、コンクリートの材料でもあるためか、土が硬くなる。草木灰はその心配はない上にカリウムなどのミネラル分が補える。
コムギの生育がやや不良な場所に草木灰をたっぷり散布。
一度も酸度調整をしていない圃場南端の拡張部分にも。草木灰を散布しながら丹念に耕す。昨年まで雑草に覆われていたためか、土の中には一斉に芽生えようとしているおびただしい数の雑草が見える。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
天候:曇り、夜になって雨 気温:19.3℃-11.5℃
長ネギ苗の仮植え
雑草の防除シートでスギナ対策をした畝に900株分の苗を株間1cmで仮植え。株間が狭いため再度仮植えが必要になりそう。まだ苗が2000本分ほど残っている。
調理用トマト(サンマルツァーノ)を播種
暖かくなってきたが夜間は冷えるので温度管理が容易な恒温器で発芽させることにした。
スギナとクズ ― 2015/04/06 21:22
長ネギ苗の仮植え用畝を準備するのに3日間。長ネギの苗がまだ小さいためスギナ対策は必須だ。
幅1m弱で長さは3m。わずかな面積だがスギナの地下茎は50cm掘り下げても取り切れない。地に這いつくばる作業は辛いが、スギナの生態をじっくり観察できる良い機会だと思えば楽しめる。
クズの地下茎の周囲にスギナの地下茎が密生していることが多い。スギナの地下茎の密度が高い場所では少し深く掘り下げクズの地下茎もできるだけ取り除く。
黒く消し炭のような地下茎に生命力があるように見えないが、そこから芽を出しているのを見たことがある。そのため、見える範囲のスギナの地下茎を丁寧に取り除いていく。根気のいる作業だ。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
天候:晴れ後曇り 気温:9.1℃-21.9℃
今日の収穫:ニンニクの芽とツクシ
この冬、畑2ヶ所の明け渡しなどがあり収穫できる野菜は長ネギくらいしかない。とう立ちを始めたニンニクの芽やツクシも貴重な野菜だ。明日は「ツクシの卵とじ」がいいな。
4月2日に播種したキャベツとコールラビが発芽
ソラマメから不織布を外す
ソラマメを囲むコムギが育ってきたのでアブラムシ除けの不織布を外した。コムギにアブラムシ除けの効果があるのか、しばらく待てばわかる。
貴重な晴れ間に ― 2015/04/09 21:37
菜種梅雨なのか、なかなか晴れ間に恵まれない。明日、明後日も雨の予報。この貴重な晴れ間に長ネギ苗の仮植えを終えてしまいたい。
先日にスギナ対策をした区画
ここを小さな長ネギ苗を仮植えする畝にする。降雨後のため土が重い。
幅90cmで4m長の畝になった。
仮植えした長ネギ苗
今回は株間3cmで8条、800株ほどの苗を植えることができた。残り1mには下仁田ネギを予定。
長時間、屈んだ姿勢を続けたため腰が張り痛む。
まだ時間があるので背筋を伸ばした姿勢でコムギ畑の中耕。これで腰周辺の張りが少し和らぐ。全体の1/3、6条ほど三角ホーで畝間をV字に溝を切る。
製パン用コムギにとって重要なグルテンの生成量は収穫前1ヶ月の降雨量に左右されるらしい。天候はどうにもならないが、ムギ畑の排水性を高め降雨の影響をできるだけ少なくしておきたい。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
水泳 3000m
腰の張りと痛みは泳いでいる中にほぼ解消された。
天候:晴れ 気温:4.0℃-12.0℃
定まらない方針 ― 2015/04/10 16:53
基本方針は不耕起、稲作も不耕起を試してみようか、と昨年末まで考えていた。しかし、田んぼから水が引いて半年、土は踏み固められたように硬くなっている。このままでは人力による代かきは難しい。稲作の不耕起栽培では代かきを前提としないのだろう。だとすれば、その分手がかからず歓迎と言いたいところだが。
ここで問題になるのは田植えだ。田んぼの表土は硬く、何か先の尖った鉄棒のようなもので穴を開けそこに稲苗を差し込むことになる。今年は分けつを始めた大苗を植え付ける予定なので、余計に難しい。
結局、今年も代かき作業を前提に耕うんすることにした。幸い、友人のKさんが畑にトラクターでやってきたついでに田んぼを耕うんしてくれるという。
小型のトラクターが何度もエンストしてしまうほど土は粘っこく重い。
耕うんの深さは30cmほど、たっぷり空気を含んだ土壌は盛り上がり畦より高くなってしまった。5月下旬に田んぼに水が入れば、土壌中の空気が追い出され田んぼの地表面は下がり畦よりわずか数センチだが低くなる。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
天候:晴れ後曇り 気温:5.5℃-11.7℃
日差しがなく冷たい北風、気温が信じられないほど寒い。
柿酢の熟成具合(左側12月10日、右側11月27日仕込み)
田んぼの耕うんしてくれたKさんに謝礼を申し出ると、はっきり断られる。柿酢ならば可ということだったので、熟成状態を確認。完熟の柿を使った12月仕込みの方が熟成が進んでいたが、熟成不十分で酸味がまだ薄い。熟成が進み柿の実の形が完全に崩れ消えてしまうまでには夏を過ぎるのを待つことになりそうだ。
自前の種モミ ― 2015/04/14 21:35
昨年に収穫した米の半分をモミのまま残してある。モミのままにしておいた方が保存性が高いためだ。さらに、昨年は購入した種モミを今年は自分で用意するためでもあった。その種モミを昨年の1kgより少し減らして750gほど用意することにした。
塩水選の準備
充実した種モミの選別に3リッターの塩水を用意。生卵が浮くまで水に塩を加え撹拌していく。昼過ぎに始めたが、塩が足りず夕方になってやっと十分な濃度の塩水ができた。
塩水選
用意した塩水に稲モミを投入。購入した種モミに比べると浮遊物が圧倒的に多い。
塩水選後のモミ
浮遊物を取り除くと充実した稲モミだけが残る。
種モミの消毒
消毒はモミを60℃の湯に5分間浸けるだけだが、温度と時間は厳密に守らないといけないらしい。穴あきのオタマで撹拌しながら温度を均一に保つ。
この後は浸水させおくのだが、2日に1度水を換えながら播種までの10日間(昨年は2週間)。
本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)
水泳 3000m
天候:雨、時々曇り 気温:10.8℃-14.1℃
ナスがやっと発芽
友人のKさんに頂いた長ナス・ジャパニーズピクリングだけが発芽。徒長気味のため恒温器から出し3号ポリポットに鉢上げしてしまう。
自家採種のローザビアンカやリスターダデガンジアはまったく発芽してくれない。
トマト2種の苗の様子
右側4列が中玉のレッドオーレ、左側は大玉の麗夏。やっと本葉が出始める。
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