また人が去っていく2025/05/22 12:36

米作りを始めて10年以上が経過した。一緒にこれまでのことを振り返りたい2人がいるが世を去って久しい。米を福岡式の自然農法で栽培し稲作を教えてくれたOさん、田んぼ農家を紹介してくれたMさん。
畑を始めて間もない頃、剪定枝の受け入れを求めてきた造園業のTから引退するとの連絡があった。今年から新たな剪定枝の搬入は期待できなくなった。
       持ち込まれた剪定枝の山
剪定枝の山
毎年多量の剪定枝が持ち込まれていた。背丈ほどの高さまで積まれるが、高温多湿の夏の間に急速に腐食が進むため3年分でもこの程度、そしてほぼ腐葉土になりかけている。
        腐葉土で土壌改良
腐葉土で土壌改良
腐葉土化したものを厚さ20㎝ほど積んだ箇所の土の上を歩くとフカフカしていくら踏んでも固くならない。とはいえ、野菜栽培に適した土なのか疑わしい。イチゴやアスパラガスは姿を消してしまった。

腐葉土と馬糞堆肥による土壌改良だけでは野菜作りには不十分だと気付きフーゲルカルチャー農法を取り入れた。しかし、それでもまだ不十分らしいと途方に暮れていると、昨年から畑の仲間になったKさんが「菌ちゃん農法」を紹介してくれて活路が開けてきた。
     菌ちゃん農法のキャベツ₍3月定植)
菌ちゃん農法のキャベツ
 腐葉土と馬糞堆肥による土壌改良のみのキャベツ
フーゲルカルチャー農法のキャベツ
生育が進まないキャベツは昨秋11月に苗を定植。同じ苗床から採取した苗でなぜこれほど差が出るのか。

       折れたプラムの大枝
折れたプラムの大枝
不自然なプラムの大枝、よく見ると傷んでいる。ノコ
菌ちゃん農法の材料
リで切り取り、菌ちゃん農法の材料にする。

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