自然農法いろいろ ― 2010/07/07 19:36
今日は雨ばかり。時間が空いたので、かかりつけの医院に前回の検査の結果を聞きに行く。農作業で身体をよく動かし、畑で取れた野菜をおいしく頂く生活が功を奏したのか、結果は上々だった。
雨が上がっている中に畑に出かける。この後図書館に行くつもりなので、観察と収穫だけで済ませた。
加茂ナス2、トマト(麗夏1、レッドオーレ4)にキュウリとインゲン。キュウリは相武台駅前の弁当屋さんにもっていった。キュウリだけでは申し訳ないのでスイスチャード、バジル、レタスを少々を加えた。
ズッキーニが軟腐病でアウト。茎が途中から折れてしまった。収穫した傷口から菌が入ってしまったようだ。晴れ間を狙って収穫すればよいのだが、作物は待ってくれない。
梅雨明けに実がつき始めるような時期に種を蒔くべきか・・・
久しぶりに図書館へ行った。時間があまりないので雑誌コーナーで「現代農業8月号」(農文協)を手に取る。「自然農法」が特集されている。
「自然農法」特集というくらいだから無農薬、無肥料で野菜栽培がいかに可能なのか、様々な観点からレポートされている。
「循環農法」では、雑草の生え方で畑の状態を判断し、作付けを決めていくようだ。イネ科の雑草はやせた土地に生え、土を肥やす。ハコベ、ナズナは肥えた土地に生える。ハコベやナズナが生えていれば、そこで無肥料で野菜を栽培する。土地がやせてきたら、イネ科の草が生えるままにして土を肥やす。雑草の遷移が循環の原動力になっているということらしい。肥料分として窒素が過剰に供給されないので害虫や病原菌にも犯されにくい。
野菜の生育に必要な窒素分の供給についても、新たな発見が続いているようだ。これまで、空気中の窒素固定をするのは豆類の根につく根粒菌のみ、というのが従来の定説だったが、それが今くつがえされているようだ。
サツマイモにはアゾスピリアム、サトウキビにはハーバースピリアム、ハンノキやグミなどにはフランキュア(放線菌)など、窒素が様々なかたちで植物に取り込まれていることが例に挙げられていた
刈った草による有機マルチでも易分解性(⇔難分解性)有機物が窒素とミネラル供給するとある。
雑草を敵視しないどころか、野菜栽培の助けになっている、という視点は他にもあった。
金鉱山を見つけるのにムラサキシキブという植物を指標にしていたらしい。草の根の菌根菌が特定のミネラル分を岩石から取り出し、微量元素を植物に供給しているという。ズガスポーラは蛇紋岩からリン酸、グロムスは雲母岩からカリなど。人間が出現するずっと前に植物は地上に存在していた。必要なものは植物が自然界から取り込むシステムを備えているのは当然なのだ。工業のように、効率ばかりを求めて農業に取り組めば、必要成分の一部が枯渇してしまうだろう。
1時間ほどで以上のことをメモしたが、ここで認識を新たにしたことは、雑草が「害」草ではないということ・・・人間は謙虚さと無知であることを忘れてしまっていること・・・


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