ナス科に生理障害2010/07/06 20:51

トマトもナスも順調・・・だと安心していたが、久しぶりに姿を見せたAさんにトマトの尻腐れを指摘された。改めてトマトの果実を確認すると1つだけではなかった。
尻腐れのトマト
カルシウム不足が原因とあるが、畝立てのときに苦土石灰を十分散布してあるので、不足しているとは思えない。窒素過多もないはずなので、水分過多ぐらいしか原因が思い当たらない。とりあえず、牡蠣殻=有機石灰を根元に散布しておいた。来年は「雨よけ」の導入を考えるべきか・・・
加茂ナスの1株はまだそれほど大きく生育していないものの、収穫間近のもの2つを含めて5つも実をつけていた。
加茂ナス
さぞかし負担がかかっているのでは、と確認してみると、3番目に大きくなっていた実の尻が割れていた。こちらは水不足が原因とある。この梅雨時に水不足か・・・実が大きく多すぎるので、まだ若くて茎の細い株では十分水が実まで達しないのだろう。
トマトの「尻腐れ」もナスの「尻割れ」も病気ではなく,生理障害だそうで、対処すれば株全体に影響が及ぶことはなさそうだ。
収穫量をあまり期待できない小玉スイカは、果実を保護するためエンバクの上を這わせているが、まもなくエンバクが途切れるところまで達しそうだ。果実を棚に吊るせるよう、ネットを張った。工作物はAさんの専門分野なのでお任せする。きれいに仕上がった。スイカの出来によっては補強が必要かもしれない。
スイカの棚
Aさんの作業の間に生い茂った雑草を刈り、ナス等の畝に盛り、有機マルチとした。これで保湿と地温の上昇し過ぎを防ぐことができる。
今日のような曇天でも、少し体を動かすだけで汗が滴る。水分補給を怠ると熱中症になりそうだ。南国育ちのAさんはあまり汗をかいていない。育つ環境で身体の造りまで違ってくるのは植物だけではないようだ。

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