田んぼをどうするか・・・2019/10/07 10:55

8月の入院で畑作はともかく、稲作は諦めていた。出血が止まると症状が落ち着き暇を持て余すようになった。病室のベッドに1日中横たわっているのが苦痛になった頃、担当医から身体をできるだけ動かすようにとの指示もあり、病院内のあちこちを探索し始めた。
結局、落ち着いたのは南側に大きな窓があるロビーだった。椅子に腰掛け暇つぶしに本などを読んでいたが、目の前に広がる青々とした田んぼにしばし目を奪われることになった。
4月に憩室出血で入院したときは退院後の経過が悪く、田んぼは放りっぱなしの状態が続いた。ただでさえ雑草の抑制が難しい稲の直播栽培、7月なると稲は草にすっかり埋もれてしまっていた。そしてどうすることもできないまま再度の出血による入院、諦めるしかないか・・・
そんな気持のままでいると、田んぼの大家さんから雑草だらけの田んぼをどうするかを問う電話があった。口についたのは「病状の今後にもよるが、できれば来年も続けたいので除草は自分でします」だった。
すっかり雑草に覆われた田んぼ
雑草に覆われた田んぼ
もっと早くに除草しておけばよかったのだが、早朝の5時ころからエンジン刈払機の騒音を立てるのははばかられる。ここに来てやっと朝の最低気温が20℃を下回るようになってきた。9時前の数時間だけ除草作業をしてみることに。
密生する雑草
雑草の背丈がある上に密生していて刈払機のエンジンを全開にしても刃先が跳ね返され体力の消耗が激しい。
稲穂
ほんの時たま雑草に埋もれるようにして穂をつけた稲が姿を見せる。
除草後の田んぼ
除草後の田んぼ、といってもまだ半分しか除草が済んでいない。残りは明日に。
除草の後は落ち穂拾い
種用に確保した稲穂
これが来年の種籾、といっても量が十分であるかも、体調が稲作に耐えられるほどに回復しているのかも不明だが・・・病院のロビーで見た青々とした田んぼの広がりが忘れられない。とにかく準備だけしておけば後悔はないだろう。

天候:晴れ       気温18.0℃-23.3

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