稲作の第一歩、苗床の準備2018/04/09 12:52

先日、野口種苗から餅米の種籾「ハッピーヒル」が届いた。種袋に播種適期は地域差もあると思われるが4月10日~14日らしい、でそれに従う。
餅米「ハッピーヒル」の種籾
餅米の種籾
餅米の種を選ぶに当たって他にも選択肢はいくつかあったが、これを選んだのは、自然農法の先駆者・福岡正信氏が戦後間もなくビルマから持ち帰られた外来種と在来種をかけ合わせて固定したもので、多収量、美味かつ直蒔きにも向くとあったためだ。いずれ田んぼの土作りができてきたと判断できたら直蒔き・不耕起栽培を試みたい。

ウルチ米「キヌヒカリ」の種籾
ウルチ米の種籾
この「キヌヒカリ」は地元・神奈川県の農業試験場が開発したものだと聞いた。5年前から栽培しながら採種を続けている。今年は塩水選なしにして低温消毒(60℃5分間)のみに。F1種・一代交配種ではないため塩水選をしたところで発芽・生育は揃わない。少し大目に播種して良い苗を選ぶことで済ませたい。あとは昨年通りに。これで厳しい温度管理などせずとも3日もあれば発芽させられる。

田んぼの一画を耕うんして苗床に。
苗床の準備
田面がいつの間にか雑草で覆われ始めていた。このまま播種してしまうと、発芽した稲とイネ科の雑草との区別がつかず収拾がつかなくなる。
2月中旬にトラクターで耕うんしたばかりの田んぼ。
トラクターで耕うんしたばかりの田んぼ
播種直前にもう一度耕うんして雑草の繁茂をできるだけ抑えたい。

天候晴れ    気温:5.8℃-18.6℃