サトイモとヤツガシラの植え付け2018/04/05 14:19

昨年秋から借りられるようになった座架依橋近くの畑。
サトイモとヤツガシラの植え付け
丹沢山塊が一望でき景観はすばらしいが、雨が降るとぬかるんで膝まで沈んでしまう。畑としては扱いが難しい。
修理が済んだ耕うん機の試運転を兼ねてサトイモ2畝とヤツガシラの1畝にフードバンク用の1畝を準備。ロータリーを正転で1往復し硬くしまっている土をほぐしてからロータリーを逆転させてながらの1往復で溝切り。
サトイモは親芋を株間70cmで50株、ヤツガシラは子芋を株間50cmで30株を植え付け。
フードバンク用にはサトイモ13株とヤツガシラ25株。

草マルチの効果を実感
草マルチの効果
昨秋、造園屋さんが運び込んだ刈り草が山積みになっていた場所。刈り草をどけると水分を含んだ土は黒っぽい。この保湿効果だけでなく、上を歩くとここだけ明らかに土が柔らかい、これなら耕うん機に頼らずに済む。試しに鍬を使うと刃先がサクッと入っていく。

4月2日
オクラの採種
丸オクラの採種
鞘から外した種を水に浸けて発芽を促す。
オクラ種を水に浸す
これで種子についている発芽阻止因子アブシジンも排除できる。

4月4日
夏野菜を再度播種
夏野菜を再度播種
左からトマト・麗夏、ナス・ローザビアンカ、トマト・愛知ファースト、ピーマン。

3月29日播種のキュウリが発芽
キュウリ発芽

ブドウ・シャインマスカットに施肥
シャインマスカット
草に埋もれ始めたブドウの周囲を掘り返し元肥に馬糞堆肥と米ヌカと油粕のボカシ肥。

芽吹き始めたキウィ
芽吹き始めたキウィ
放っておけば実をつけすぎているので剪定が必要だ。このままでは小さな実しかつかない。

天候:曇り時々晴れ      気温:11.2℃-16.1℃

芭蕉で緑のカーテン2018/04/06 21:14

一昨日、気象庁の記録によると神奈川県中央部のこの辺りも夏日を記録したようだ。しかし、南からの強風の中での種の蒔き直しなどの軽作業だったせいか、そんな暑さは感じられなかった。
6月に撤収予定の畑は相模川沿いにあり風の通り道であったにもかかわらず強風に悩まされることはあまりなかった。南側には自動車部品メーカーの巨大な建屋や川沿いにはケヤキの森があったおかげだろう。
この果樹園も鳩川沿いにあり風の通り道になっているが、南側には遮るものが何もなく果樹の枝が北側になびいたまま傾いている。
芭蕉で緑のカーテン
先日までに移植した分を含めて30株近くの芭蕉を果樹園南側に通路部分を除いて1mおき間隔で植え付けた。これで順調に生長してくれれば来春には防風林として機能してくれるだろう。

ここ数年、姿を消していた真紅のチューリップ。
この数年姿を見せなかった真紅のチューリップ
もう二度とお目にかかれないと思っていたチューリップが復活。後日、球根を回収できるよう目印を立てておいた。いずれ堰堤工事が始まれば重機が入って根こそぎにされる。

天候:晴れ時々曇り    気温:14.2℃-21.3℃

稲作の第一歩、苗床の準備2018/04/09 12:52

先日、野口種苗から餅米の種籾「ハッピーヒル」が届いた。種袋に播種適期は地域差もあると思われるが4月10日~14日らしい、でそれに従う。
餅米「ハッピーヒル」の種籾
餅米の種籾
餅米の種を選ぶに当たって他にも選択肢はいくつかあったが、これを選んだのは、自然農法の先駆者・福岡正信氏が戦後間もなくビルマから持ち帰られた外来種と在来種をかけ合わせて固定したもので、多収量、美味かつ直蒔きにも向くとあったためだ。いずれ田んぼの土作りができてきたと判断できたら直蒔き・不耕起栽培を試みたい。

ウルチ米「キヌヒカリ」の種籾
ウルチ米の種籾
この「キヌヒカリ」は地元・神奈川県の農業試験場が開発したものだと聞いた。5年前から栽培しながら採種を続けている。今年は塩水選なしにして低温消毒(60℃5分間)のみに。F1種・一代交配種ではないため塩水選をしたところで発芽・生育は揃わない。少し大目に播種して良い苗を選ぶことで済ませたい。あとは昨年通りに。これで厳しい温度管理などせずとも3日もあれば発芽させられる。

田んぼの一画を耕うんして苗床に。
苗床の準備
田面がいつの間にか雑草で覆われ始めていた。このまま播種してしまうと、発芽した稲とイネ科の雑草との区別がつかず収拾がつかなくなる。
2月中旬にトラクターで耕うんしたばかりの田んぼ。
トラクターで耕うんしたばかりの田んぼ
播種直前にもう一度耕うんして雑草の繁茂をできるだけ抑えたい。

天候晴れ    気温:5.8℃-18.6℃

意外に土質がよさそうな畑2018/04/10 13:06

長らく麦畑として使われてきた畑。
圃場I
悪くすると3年後には返却してもらうかもしれないという条件で使わせてもらっている。ということでどこか投げやりな気持ちが反映して、手のかからない野菜ばかりを作付けている。長ネギ、ジャガイモ、イチゴ。これからは落花生とサツマイモを予定している。

相棒のKさん、屈強な後期高齢者でありながら先月に体調を崩したこともあり、耕うん機で耕うんが分担のはずだったが、いつの間にかイチゴ畝の除草を始めていた。

多機能だがどこか繊細な耕うん機
耕うん作業
ロータリーを逆転させて長ネギの畝間を耕うん。ロータリーがロックしてしまったり、ロータリー軸からのミッションオイル漏れ、エンジンの焼付きなど…無理な使い方はできない。ロータリーを正転させて土をほぐしてから逆転で耕うんすると長ネギの土寄せが簡単にできてしまう。多機能が売り物の機種の面目躍如だ。

耕うんと除草を終えた畑
耕うんと除草を終えた畑
先日、サトイモを植え付けた畑では、土が固く締まりロータリの刃が土に食い込まず走り出すことが度々あった。ここではそんなこともなく、しばらく使い込めばよい畑になりそうな感じがした。落花生の畝も用意できた。明日は再び田んぼの耕うん。

天候晴れ    気温:6.5℃-17.9℃

雨の中、田んぼの整備2018/04/11 13:22

出かける前に天気予報を確認するのはいつものこと。一日中曇りで雨の予報はなかったはずだが…田んぼに出てみると雨雲が広がり雨がぱらつき始めた。
雨の中の耕うん
雨の中の耕うん
相棒のKさんの「雨はすぐに止みますよ」で、雨がぱらつく中耕うん機を車から降ろして草で覆われ始めた田んぼの耕うんを始めた。途中、雨脚が強くなり車中で雨宿り。

周囲の田んぼでは除草剤を散布する。コンクリート製の畦のひび割れからその除草剤の混入した水が流れ込むこともあって畦板を張ることにした。除草剤は「沈黙の春」を招くほど毒性が強い。
畦板張り
1時間もあれば作業は終るだろうとの目論見は外れた
畦際に埋まっていた石
田んぼに埋まっていた石
大きなものが3つ。最大のものは15cm☓15cm☓40cmほどもあって、これ1つを掘り出すのに30分近くかかった。
張り終えた畦板
コンクリート製畦と同じ高さになるよう幅25cmの畦板を張るのはなかなか労力がいる。畦に沿って深さ25cm溝を均等に切っていかねばならない。

耕うんを終えた田んぼ
耕うんを終えた田んぼ
明日は右斜め奥にある田んぼの耕うんが待っている。

天候:雨、午後から曇り  気温:10.0℃-19.6℃