自前の種麹で米麹作り2016/03/18 15:55

自前の種麹と言っても、昨年3月に作った麹の残りで、種麹として使えるか心配だ。
自前の種麹
見かけはどうみても怪しいが、白い胞子が出ていてアルコール臭がする。何とか使えそうと判断した。
いつもならMさんと麹作りなのだが、天候が安定せず予定が組めない。米作りの準備も迫っている上に失敗の可能性がある。今年は単独で麹作りになった。
3月17日、麹作り1日目。米を洗い水に浸ける。
米を洗い水に漬ける
米5kgは一昨年の半分、昨年の2/3の量だが台所の流しでは狭すぎる。水浸しになっても心配ない風呂桶内で濁りが取れるまで洗う。
3月18日、麹作り2日目。水切り。
米の水切り
米を蒸すのは昼前、10時間水に浸けた米も4時間あればしっかり水が切れる。
メタルマッチで着火
着火にはマグネシウムのメタルマッチを使う。強い南風が吹いていても、ライターやマッチのように簡単に火が消えたりしない。
着火
火口(ほくち)にススキの穂を使うと簡単に着火させることができる。
釜に水を入れる
火が安定したところで釜に水10リットルほどを入れる。
米を蒸す
15分ほどで蒸気がフタのすき間から勢いよく吹き出す。
蒸しあがった米
30分ほどで蒸しあがる。米粒の表面は乾いていて生米のようだが、口に入れるとおこわになっている。家庭用のガスではこの仕上がりは期待できない。
種付け
蒸し米の温度が人肌になったところから種麹を均等に混ぜていく。心配な自前の種麹を使ったが、麹特有のよい香り広がり、少しだけ安堵する。
畑から保温材で包み自宅に持ち帰る。
種付け3時間後の温度
3時間後の午後3時過ぎに温度を計ると30℃を超えている。発酵は順調に進んでいるようだ。

本日の運動:朝食前にヨガ(太陽礼拝AB3セットずつ)

天候:晴れのち曇り   気温:5.8℃-18.4

仕込み11日目のボカシ肥と温床
仕込み11日目のボカシ肥
ボカシ肥の温度は45℃前後で安定している。急激な温度上昇はなさそうだ。明日は雨なので切り返しはなし。

温床の温度は47℃。
温床の温度
昨日、一気に5℃以上も温度を下げた温床。
乾燥した温床
水を補給していなかったため、すっかり乾燥していた。発酵には50%前後の水分が適量とある。バケツ8杯分の水を補給した。